地球散歩

地球は広いようで狭い。言葉は違うようで似ている。人生は長いようで短い。一度しかない人生面白おかしく歩いてしまおう。

2009-11-29 00:00:00 | フランス語(フランス)

hiver(イヴェール)

写真:Miah

 唐突だが、イギリス人には旅好きが多い。出発の数時間前、半額まで値の下がったツアーに参加を決め、とっとと飛び立つ。そんな身軽さを携えて、どこへ行くのか。もちろんまさに地球の裏側まで、なのであるが、当然フランスにも飛んでゆく。“仲が悪い”わりには、結構行き来している。

 私も彼らの旅好きの趣向が身に付いたのか(元々だったのかもしれないが)、よくパリへ飛んだ。特に冬。暗くて、全体的に灰色で、寒くて、服装もシンプルでダークなイギリスから抜け出し、寒くてもきらびやかに輝いた、金色の光で染まる美しいパリに出かけた。
 
 今から何年前の冬になるだろう?私はその時も、フランスにいた。そんなつもりはなかったが、たまたま自分の誕生日だった。記念すべき日に、世界の都パリにいることができるなんて。というほど深くは考えなかったが、さて、せっかくなのだから、何か思い出に残るようなことをしようではないか。そう思って向かった先は、エッフェル塔だった。

 エッフェル塔は、つい数年前まで、私の中で最も美しい建造物だった。何を言っている、ビッグベンだって美しいではないか。それに比べたら、あんなの、ただの鉄塔だ。そういう輩もいたが、初めてエッフェル塔を訪れ、シャイヨ宮から広がるその完璧なまでに整えられた風景は、心に深く刻まれた。

 エッフェル塔を上ると、パリ中を見渡すことができる。寒い風が吹いていたが、夕暮れで、あちこちの光が美しかった。しかし、なぜだか、満たされた気分にはならなかった。

 自分は、ここに何をしに来ているんだろう…

 実は、当時も分かっていた。あれだけ情熱的に憧れたパリは、現実逃避の手段だったのだと。その頃の私は、イギリスと名の付くものは全て嫌いだった。そんな自分の気持ちを同情的に慰めてくれると思っていたのが、フランスだった。もし今、当時とは全く反転し、大好きになってしまったイギリスと共に、フランスを訪れることになったら、どんな感情を抱くのだろう?

 来年の冬、もしかしたら私はパリへ行く。今度は逃避ではなく、必要な旅として。その散歩では、きっと当時の、物悲しくてどこか切ない冬とは、また違った風景が広がるのかもしれない。[y]

 寒くても温かい。そんな旅ができるといいネ☆

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唐辛子

2009-11-25 00:00:00 | フランス語(チュニジア)

 piment(ピマン)

  チュニジアを語るのに、唐辛子なくしてどうする?と言うぐらい、チュニジアで唐辛子を食べない日はないであろうと思われる。
 総じて中近東では、唐辛子を良く食べるが、チュニジアの比ではない。
 チュニジアで良く食されている唐辛子はアリッサ(アラビア語ではハリッサだが、フランス語読みだと、最初のHがとれてアリッサになる)、韓国のコチュジャンや、中国の豆板醤のような感じである。
 レストランで注文すると、ねっとりとしたハリッサが、小鉢に入って出てくる。日本の小さな辛子入れぐらいの量があれば十分だと思うが、直径8センチぐらいの小鉢にテンコ盛りである。唐辛子に弱い人なら、見ただけで汗をかくだろう。
 たくさん食べる理由は、夏バテ予防と、寒さ対策も最近ではあるだろう。
 唐辛子単体で食べるよりも、とにかく何にでもアリッサをぶち込んでいるというイメージがある。
 アリッサは、蒸した唐辛子に塩を入れペースト状にする。好みでニンニク、コリアンダー、クミン、オリーブオイルなどで味付けし、お店や家庭の味をだす。
 チュニジアを旅しているとき、小鉢で出てくるのが当たり前かと思っていたら、外国人が利用する店では小鉢で出てくるが、地元の人々が多く
利用する店では、最初から「ぶち込んで」いる。
 写真はケチャップご飯に見えるが、アリッサ・クスクスである。注文するとき「魚のクスクスが食べたい」と言っただけで、アリッサについては何も触れなかった。
 まさかとは思ったが、食べてみればやっぱりアリッサ。チュニジアへ個人旅行される方で、唐辛子に弱い方は、注文の際に必ず「アリッサは入れないで!」と伝えるのをお忘れなく。[a]

 

アリッサ、アッリッサ、アリック、クリック

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2009-11-21 00:00:00 | トルコ語

kestane(ケスタネ)

吐く息も白く、散り行く街路樹の風景も寂しげな晩秋。かじかむ手をこすり合わせながら歩みを速める。何か暖かい食べ物を探し求め、無意識にも目線は店の軒先を追う。

トルコの街歩きでは、白い湯気を上げる「焼き栗(kestane kebabı)」の屋台に頻繁に出逢う。焼き栗はトルコの冬の風物詩。小さな車輪の付いたスタンドには鉄板が設置されていて、生の栗がその場で“ケバブ”され(焼かれ)、次々に「店頭に」並べられていく。栗の皮のはじける音が、澄んだ空気に静かに響く。

この焼き栗、とても淡白な味だが、素朴な味わいとホクホク感が意外と癖になり、トルコを訪れる度にその味が恋しくなってしまう。時に黒焦げの栗が混じっているのもご愛嬌。その苦味もきっと、憧憬の想いを含んだ旅の想い出のひとつとなるだろう。

イスラーム世界では、モスクの正面が長方形の広場になっていることが多いが、そういった場所のいくつかでは秋になると、焼き栗のスタンドが軒を連ね始める。中でも絵になるのは、イスタンブルの「鳩モスク」こと、イェニ・ジャーミィ正面広場の風景だろうか。この広場では焼き栗屋台だけでなく、焼きとうもろこしの屋台や、金ピカで煌びやかな台を横一列に並べた靴磨き、様々な催しの様子、モスクに群がる大群の鳩・・・など、いつ訪れても賑やかで雑然とした風景を眺めることが出来る。

新市街の賑やかなイスティクラル通りでは、路上ミュージシャンの奏でる楽器の音と共に、焼き栗屋の客寄せの声(「ブユルン、ブユルン(いらっしゃい、いらっしゃい!)」)が響き渡る。通りを走る、レトロで趣のある路面電車の姿もさることながら、焼き栗の屋台に置かれた古めかしい天秤も、どこかノスタルジックで旅情をそそるものだ
そのうちの一軒で好きなだけ焼き栗を買い込んで小さな袋に入れてもらい、一粒一粒頬張りながらそぞろ歩きを続けるのが、お気に入りのイスタンブルの過ごし方。さらさが、シャンゼリゼ通りの焼き栗屋台について以前
書いていたが、イスティクラルで焼き栗を頬張れば、まさに気分はイスタンブルっ子だ。

街角で気軽に量り売りされている焼き栗。道行く人々の多くが、屋台の前で足を止める。ひょっとしたらトルコ国民の間では、スナックを食べる感覚で日常的に消費されているのではないかと思う。
トルコの栗の生産量は世界の栗の生産量の約1割とのこと。そのうちのどれくらいが輸出に回されているのかは知らないが、かなりの量の栗が、この「焼き栗」用に出荷されているのではないかと想像する。
トルコにはマロングラッセのような味わいの栗の甘露煮(kestane şekeri)もあるが、この焼き栗屋台の在る光景が、私にはとてもトルコらしく思え、なんとも旅心をくすぐられるの
だ。(m)

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唐辛子

2009-11-17 00:00:00 | 日本語

唐辛子

 数え切れないほどの京名物の中で、軽くて日持ちがして土産としても最適なのが七味唐辛子である。まずは清水寺へ至る坂道と三年坂が交わるところに店を構えている「七味屋」。大勢の観光客や修学旅行の学生達が訪れて賑わっている界隈、いつも繁盛している。小袋から清水焼の小さな薬味入れに入ったもの、最近は七味を使ったドレッシングやチーズなども販売していて選ぶのが楽しい。

 明暦年間(1655-1659)に暖簾をかけた時の屋号は河内屋で、当時は茶店であった。清水詣りの参拝客や境内にある音羽の滝で修業する行者の体がぬくもるようにと無償でふるまっていた「からし湯」(白湯に唐辛子の粉をふりかけたもの)が評判を呼び、いつしか唐辛子に山椒、黒ゴマ、白ゴマ、紫蘇、青海苔、麻の実をブレンドした七味唐辛子を商いの中心とするようになったという。京料理に合う繊細な風味を持ち、浅草寺門前の「やげん掘」、長野善行寺門前「八幡屋磯五郎」と共に日本三大七味と言われているそうだ。

 もう一つが祇園にある「原了郭」の黒七味。こちらは創業元禄16年(1703年)、赤穂義士・原惣右衛門の一子が得度し、漢方名医の指導を仰いで作った香煎の店。香煎とは白湯に入れる香りの粉で、茶席の待合などによく用いられる。大葉と焼き塩を合わせた青紫蘇香煎が有名。香煎の技術を生かした黒七味は唐辛子、山椒粉、白ゴマ、黒ゴマ、麻の実、芥子の実、青海苔を炒った後に手でもみこんで香りを引き出しているのが特徴で、その名の通り普通よりも少し黒ずんだ色を持ち山椒と黒胡麻の香りが際立つ。どちらの七味も京都ならではの歴史と伝統を持つ老舗の味、うどんや蕎麦だけでなく、どんな料理にかけてもワンランクアップするような気がする。

 木枯らしの吹く寒い日が増えてきた。江戸時代に清水を参拝した人々が体をあたためた「からし湯」を飲みながら、凛とした冬の京に佇む寺の伽藍や静まり返った本堂の仏像に思いを馳せてみたい。(さ)

参考:七味家・原了郭HP・『京の老舗をたずねて』 松村茂 サンブライト出版

韓国北九州イラン沖縄の唐辛子の旅へもお出かけくださいね。

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唐辛子

2009-11-13 00:00:00 | ペルシャ語

فلفل (フェルフェル)

今回、ペルシャ語の「唐辛子」の記事を書くにあたって、どうにも困ったことがあった。イラン料理で唐辛子を使用することは稀だから、ネタが少ないのだ。確かに市場などに行けば、写真のように色鮮やかなグリーンの唐辛子を目にする時もある。しかし、イラン人の家庭にお呼ばれに預かった際、供される料理に唐辛子が使用されているケースは滅多にない。というのも、大多数のイラン人は辛味を苦手とするからだ。

様々なハーブや果物・羊肉を多用した、シチュー風の家庭料理(ホレシュト)に代表されるイラン料理を一言で表すとするならば、「酸っぱい」ということになる。その酸っぱさは主に、具材を乾燥レモンと共に煮込んだり、レモンの絞り汁をかけたりすることに因る。一方、辛味の調味料に関しては、イラン料理ではせいぜいブラックペッパーが使われるくらい。辛味を足すための香辛料は、イランでは嫌われ者である。イラン人にカレーなどのスパイシーな料理を作ってあげる際には要注意である。辛いものが好物の私は、つい鷹の爪やチリペッパーなどを多めに入れたくなるが、自分好みのカレーをイラン人に出そうものなら、食後こっそり胃薬を服用している友人の姿を目にすることになる。
また、日本で市販されているカレー・ルーは大変便利なので、イラン人へのお土産としても好評なのだが、以下のような但し書きが必要。カレー・ルーは「甘口」に限る。

では、市場で売られている唐辛子はいったいなんのため?という疑問を持つことになろう。
ここがイラン人の「七不思議」(?)なのだが、料理に使われている唐辛子を毛嫌いするはずが、なぜか唐辛子を丸かじるするという矛盾を、彼等は日常的に犯している。キャバーブ(ケバブ)肉のつけ合わせには、ししとうならぬグリーンペッパー。そして極めつけは、唐辛子のピクルスだろう。先にも述べたとおり、酸っぱいものが大好きなイラン人にとって、ピクルスはまさに日本人にとっての「漬物」のような存在。何でもかんでも酢漬けにしてしまうのだが、その中で珍品中の珍品が、唐辛子のピクルスではないだろうか。スーパーでは瓶詰めのピクルスが何種類も売られている。ピクルスにされる唐辛子には、赤いのも緑色のも含まれる。おそらく市場で売られているグリーン・ペッパーの多くは、家庭で手作りのピクルスに変化しているのだと思われる。
「あんなに辛い料理が苦手だと言っているのに、こんなの食べて大丈夫なの?」と尋ねると、「これはこれで別物だよ」と答えるイラン人。
そんな時、味覚も含め習慣とは結局思い込みから成り立っているんだよなと、再認識するのであった。(m)

 韓国 九州 沖縄 各地のスパイシー料理を味わった後は・・・
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唐辛子

2009-11-09 08:15:47 | 沖縄方言

コーレーグース(唐辛子)

 沖縄産には「島」がつく。島豆腐、島らっきょう、島バナナ、島人参。今回のテーマは小さな赤い島唐辛子を使った調味料だ。沖縄蕎麦の店で島唐辛子が入った見慣れない透明の調味料を見かけたら、それがコーレーグース。初めて見た時は何やらわからず、隣のテーブルで食べる人が蕎麦にかけているのを真似てみようと、箸の先にちょっとかけて味見。透き通った液体からは想像できない辛さにビックリした。少々たらしてみると確かに味が締まって美味しいが、入れすぎたら大変なことになりそう。

 店の人に尋ねると透明の液体は泡盛とのこと。いかにも沖縄らしいご当地調味料は、島唐辛子の名前そのものである。うちなーんちゅ(沖縄の人)は自家製にして蕎麦にチャンプルーに、刺身の醤油、カレーや味噌汁に一滴・・など色々に使うそうだ。

 調べていて疑問に思ったのはコーレーグースの漢字表記が「高麗胡椒」であること。はて、ここで何故、胡椒が出てくるのか?と思っていたところ、mitraの「九州北部で胡椒は唐辛子のこと」という記事を読んで大いに納得した。朝鮮半島から伝わった唐辛子が薩摩経由で沖縄に入ったそうであるが、唐辛子がどのように伝わったのかは未だ謎が多い。碧は「韓国の唐辛子」で今年の新聞に掲載された新しい説をとりあげている。

 さて、もう一つのおススメは石垣島のドラゴンペッパー。赤唐辛子と島唐辛子に胡椒、バジル、ガーリック、ローリエ、ミント、いずれもドライしたものを大きめに砕いてミックスしてある。唐辛子とハーブの出会いはなかなかに魅力的。辛さを感じると同時に様々な香りが味わえる。ちょうど日本の七味唐辛子を洋風に仕立てたような雰囲気。シンプルに焼いた肉やドライカレーなど洋風料理にピッタリである。

 他、「スパイシー島のラー油」なるものも発見。こちらはラー油の中に炒りゴマ、すりゴマ、黒砂糖、ニンニク、ピーナツ、ウコンが入っていて、本土のラー油とは一味違う風味と辛さである。ご当地調味料は、どれも独特の個性を放って、沖縄の暑い夏を吹き飛ばしてくれそうだ。(さ)

参考 オキナワなんでも事典 池澤夏樹編 新潮文庫

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唐辛子

2009-11-05 00:00:00 | 日本語

唐辛子

近年、全国のスーパーでも販売されるようになった大分の特産品(発祥は福岡という説も)柚子胡椒。地元では鍋料理の汁や味噌汁に加えて使用されるが、広く出回るにつれ、他にも様々な使われ方をするようになってきた。私自身もサラダのドレッシングや牛肉のアスパラ巻きなどで少量用いている。柚子の薫りもさることながら、ピリッとした辛味とたっぷりの塩分で、とても美味しいソースが出来る。
その辛味の成分についてだが、「柚子胡椒の原材料にコショウは含まれないのに、なぜ『胡椒』という名称なの?」と、疑問に思われた方がいらっしゃるのではないだろうか。
柚子胡椒で言う「胡椒」とは、実際には唐辛子のことである。実のところ、私の出身地である九州北部では、日常的に唐辛子のことを「コショウ」と呼んでいる。但し、それは「一味唐辛子」や「七味唐辛子」のような、製品化されたものについてだと限定した方が良いかもしれない。
久しぶりに地元に戻り、家族に「コショウ取って!」などと言われると、思わず「黒(あるいは白)胡椒」のパウダーを渡してしまいそうになる。実に紛らわしい。では、この地域で「塩・コショウ」の胡椒をなんと呼んでいるかというと、「洋胡椒」と呼んで唐辛子と区別している。

なぜ九州北部に限ってこのような呼称の差異が生まれたのだろうか。
以下のような説がある。
江戸時代、中国船が出入りし、中国人相手の貿易・商売が活発であった長崎の地。
当時、「トウガラシ」という音から、長崎の人々は「唐枯らし」という言葉を連想した。商売相手である中国の商人に対し「唐枯らし」では印象が良くない。そこで、「トウガラシ」という代わりに、同じ辛味付けのスパイスである「コショウ」の名称で代用したのが、「コショウ=トウガラシ」の始まり。
このエピソードには、語呂合わせと気遣いという、日本人らしい感性が多分に現われていて、非常に面白い。
そして、歴史を通して早くから大陸との交流によって栄えた九州北部ならではの外交術の名残りが、外来の香辛料の名称に残っているのだとも言えるかもしれない。

ちなみに、「唐辛子」と呼ぶくらいだから、日本にトウガラシが伝わったのは中国からかと思いきや、定説ではヨーロッパ(ポルトガル)からとのこと。先日の碧の記事に書いたとおりである。しかし、ポルトガル伝来だとするならば、なぜ「南蛮辛子」にしなかったのだろうと、素朴な疑問を持ったところ、唐辛子の別名には「南蛮辛子」というものもあるのだそうだ。しかし、なぜ「唐」辛子の方が一般的な名称になったのか、結局疑問は残るのであった。(m)

*余談ですが、九州地方では「辛い」の意味だけでなく、「しょっぱい(塩辛い)」ことも「からい」と表現します。方言って不思議です。へ~!と思った方は応援クリックお願いしますね~。

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クリムトの想いを折り込んで…

2009-11-01 00:00:00 | インフォメーション

 今年も折り紙の季節がやってきました。
  ちまちま折っています。今年は、クリムトです。とはいえ、去年のように、ピカソのゲルニカというようなものではなく、クリムトの愛した世界を抽象的に仕上げようと思っています。


 私にとって身近なエジプトを愛したクリムト。
 私の母国日本の絵画を、強く意識していたクリムト。
 そして、彫金を生かした、クリムトの金。

 どんな作品になるか、いまだ私も想像がつかず…
 写真はクリムトと言えば金と言ったところ。
 ほかのブログで日本を折りこんだ写真を載せています。

 とき 11/6(金)11:00-17:00
    11/7(土)10:00-17:00
    11/8(日)10:00-16:30

 ところ 
南大塚地域文化創造館 (03-3946-4301)
     JR大塚駅南口
     東京メトロ丸の内線 新大塚駅
     何れも徒歩5分

  実に25回目の出品です。成長が感じられるのか?「相変わらず…」と苦笑されるのか… お待ちしております。 碧

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