argent(アルジャン)
世界で一番よれよれのお金は、ファラオの時代から使っているかのような、エジプト紙幣と地球散歩上では思われているようだ。
もっとすごいお金を見たことがある人はぜひお便りして欲しいものだ。
そうなると、他の国のお金の話題に悩んでしまった。
チュニジアのお札の柄は、ターバンにヒゲのアラブ人や、トルコ帽をかぶって馬に乗った人、アラビア文字と鳥をデザインしたものなど、ちょっと飾っておきたいようなデザインである。
しかし、こぎれいなお札はなんだかつまらない。こぎれいなお金を持っていたいくせに、話題性としては、あのできればさわりたくない、ぬめっこいような、擦り切れそうなお札に軍杯が上がる。
そこで、チュニジアのお金はあえて登場させず、扉。
チュニジアと言えば、鋲を打った青い扉が有名である。
青が好きで碧と名乗っている私も、沢山青い扉写真を撮ってきた。
今日はチュニスで見た黄色い扉をお届けする。
扉の右上の青い通りの名前の看板を見て欲しい。
「金持ち通り」
日本では絶対ありえない感覚である。
この通りに住む人たちはお金持ちだそうで、金に見立てた黄色い扉を好むそうである。
しまった!
この通りでうろうろして、王子様を探すんだった!
今頃思い出しても、時すでにおそしである。
また行ってみようか。今にも折れそうなヒールの靴でも履いて…[a]
「金持ち通り」だからお金持ちが住むようになったのか・・・
それにしても、何ともストレートなネーミングですよね(笑)
お国柄かな~。
日本では恥ずかしくてとてもつけられそうにない名前です~!
黄金町とか御殿とかいう名前はありますが。
餌もそれは他人のことと感じられる毛レオ、この名だと金持ちだけが澄んエいるのかと思ってしまいそう。
黄色が金を見立てたとは・・。でもイスラーム全体的に扉をつくるときは気合が入っているようなのですが、その後のメンテナンスは木にしてないようですね。
それにしてもお金持ち通りって・・・
モロッコでも感じたけれど、お金持ちって『私は金持ちです!」って堂々とアピールしますよね。
でもそういう人たちが空き巣狙いや強盗に狙われないのは、きちんと施しをしてるからなんでしょうね。
次回訪問の際に、お金持ち通りに到達する前に捻挫しないように気をつけてくださいね(笑)
「泥棒さんいらっしゃ~い」って思ってしまいますよね。
そんな様子はまったくありませんでしたが。
日本人が謙遜して「貧乏」というのが彼らにとっては驚きなんですって!
黄色=金は古代エジプトもそうです。
地中海民族的にはOKなのかもですね。
ホント、ホント!なぜ木のメンテナンスはダメダメなんでしょうね~
「ぼちぼちでんな」という関西感覚はフィーリングにぴたっとくるけど、東京方面の「貧乏!お金ない!」と豪語する日本人はホント変だよ!と、日本通のエジプト人が言っていました。
モロッコにも「金持ち通り」ありそうですが、エジプトにはないかも。
私がモロッコで覚えたアラビア語は「ケチ」でした…「日本人のくせにどうしてそうお金ないってどうどうと言うんだ!このケチ!」と言われたのです。
施しは大きいでしょうね。
金持ち通りで、ピンヒールがポキッと折れるようによ~く作戦を練ろうと思います(笑)