fleur (フラー)
碧が旅に出た。
またもや、アラブの世界に呼ばれているんだなぁ…
そう思った時、ふと昔の記事を思い出した。アラブ世界の花といえば、薔薇。しかし、私の中ではずっと、薔薇はフランスのマリーアントワネット王妃、またはオスカル様の花だった。
今、私の手元に薔薇の花の蒸留水がある。その昔、エジプトのアレキサンドリア博物館で飾られていた遺跡がとても印象深く、そこからかつて碧とmitraが訪れた国、チュニジアに興味を持つようになった。だが、チュニジアは遠い。そう簡単には行けそうにない。そう思っていた私は、近所に古代カルタゴとローマ展がやってきた時、代わりとばかりに喜び勇んで出かけた。その時のお土産として手にしたのが、この花水だ。
ところが、その1年半後、私は思いもかけずチュニジアを訪れる機会に恵まれた。辿り着いたアラブ世界は、予想以上の美しさ。そして耳にするのは、アラビア語とフランス語だった。
チュニジアで生産される薔薇の香水や蒸留水は、かつての支配国であるフランスにも輸出される。薔薇…アラブ…そして、フランス。
再び、この蒸留水を改めて手にしてみる。チュニジアとフランス、そしてアラブ世界に旅立っている友を思い、薔薇の世界にうっとりと酔いしれながら。[y]
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バラの優雅な雰囲気とアラビア文字が異国情緒たっぷりで、香りをまとったら日本にいることをしばし忘れそうですね。
香りに誘われてのチュニジアの旅。yuuさんの見たチュニジアの風景、是非、聞かせてください!
これを購入した時は、もうチュニジアへは
行かなくっていいやと思っていました。
が、たまたまご縁があり、行くことになって…
またチュニジアのお話、時間ができたら
まったりアップしまーす♪