地球散歩

地球は広いようで狭い。言葉は違うようで似ている。人生は長いようで短い。一度しかない人生面白おかしく歩いてしまおう。

遺跡

2011-10-20 00:00:00 | つれづれ帳

Ruinene (ルーイナ・ノルウェー語) 

 

 

「なぜ、ここへ来たの?」

 

この町の住人に、口をそろえて聞かれたのがこの質問だった。

 

ノルウェーは最北に位置する小さな町、アルタ。町の大きな見どころに、世界遺産(Verdensarven)の岩絵がある。古いものでは7000年前のものもあるそうで、遺跡好きの人にとっては、是非訪れてみたいスポットの1つだと思う。

 

実は、この町へ訪れようと決めた時、この遺跡のことはそれほど興味がなかった。ただ、北欧へ行くなら、北へ行きたかった。空港のアクセスが良く、それなりに見どころがあり、戦争の爪痕など感じさせないような所へ行きたかった。よって、自然にアルタとなったわけだ。

 

遺跡は屋外の森の中にある。森を進み、小川を超え、目の前に開けるフィヨルドを眺めた時…最初の質問の答えが、一気に私の中に流れてきた。それはまるで、自分でそう決めていたかのように。ここで約束を果たすよう、何かの仕掛けをしていたかのように。

 

こう考えてみるのはどうか?きっと世界には、自分の何かを開ける鍵がある。それは自分にしか分からず、自分でしか開けることができない。そんな宝探しの旅をしているのだ、と。そう、ここアルタで、私は宝を見つけたのである。[y]

 

 

 

 

アルタの旅日記はコチラまで♪宝探しの旅に出よう~☆

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
 (hekmat)
2011-10-23 20:51:05
宝探しの旅、自分の何かを開ける鍵…
鍵はいつでもポケットに入っているのかもしれないですね。
でも鍵をもっていることを忘れてしまっている日々…
いかんですネエ。
バタンと扉を閉めて、自分のために前を向こう!
yuuさんに勇気付けられている今月です。
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hekmatさん (yuu)
2011-10-27 18:05:35
そうなんですよねー、実は、カギは
自分が持っているわけで、旅だとか出来事って
いうのは、それを思い出させるきっかけなのかも
しれないですよね~。
どこへ向かうのか、いつか教えてくださいネ☆
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