Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

バックの時はハンドルを切り過ぎないように注意

2021-09-04 20:59:58 | Weblog

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後退は、できるだけ、
ハンドルをまっすぐのまま直進バックするのをお勧めしています。
危険回避のためにハンドルを切ることもあるでしょうが、
前進の時とは感覚が違いますから、
特に、ハンドルを切り過ぎない、ということに気を付けてください。

普通車では、バックしながらハンドルを回すと、
進行方向“後ろ側”のタイヤが舵を取ることになります。
そのために、
ハンドルを回しても、すぐには車の向きが変わりません。

例えば、バックしながら、
(1) ハンドルを60°右に(時計の「2時」の位置まで)切ったとします。
 そのままでしばらく進めば丁度良い具合に車が動いてくれるのに、
 ドライバーがそれを待ちきれないものだから‥

(2) 90°以上までハンドルを切り足してしまいがちです。
 そして、右に切り過ぎていることに気付いたドライバーは‥

(3) ハンドルを逆に(左に)切る、
 それもまた、車が左に向くのを待ちきれずに‥

(4) ハンドルをさらに左に回してしまう、
 左に行き過ぎてしまって‥

(5) 今度は再び右に切る、

‥ということを繰り返して、
バックしながら車がふらついてしまう症状が起こります。

これを防ぐには、
後退時には、極力、ハンドルを動かさないのがコツなのです。

まっすぐ後退する場合はもちろんですが、
曲がりながら後退する場合でも、
ハンドルを回したら、回した位置のままで進んでみてください。
しばらく後退して、やっぱりハンドルが足りないようなら、
その時に初めてハンドルを切り足すことを考えれば良いのです。

ちなみに、教習や試験での後退種目(方向変換・縦列駐車)では、
バックの際のハンドルは
「まっすぐ」か「全部切る」のどちらかで対処できますから、
「調節しながらバックする」は考えなくてよいですよ。


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