ブレーキは１車長手前までに

　カーブや右左折の時、ブレーキを踏んだままハンドルを回すのは危険です。
　そんなことは言われるまでも無いという人も多いと思います。でも、頭で理解できていても、実際に運転してみると、ハンドルを回す時もまだブレーキペダルの上に足を載せている人が多いようです。

　この症状は「車１台分（=約５ｍ）手前でブレーキを終わらせる」を意識すると治るでしょう。大事なのは「終わらせる」というところ。
　つまり、その５ｍはアクセルもブレーキも踏まない状態で進むということです。
　このブレーキが踏めるようになれば、カーブや交差点をきちんと見る時間もできて、精神的にも余裕を持ったハンドル操作が可能になります。

　また、赤信号で車を停止させる場合も、この「１車長手前までにブレーキ完了」を使えば、“カックン”とならずに止まれます。
　心がけてみてください。