Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

はみ出すなら遠慮せずに

2018-10-22 16:59:05 | Weblog

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障害物回避のため対向車線にはみ出す際に、
遠慮がちにホンの少しだけセンターラインを越えて走る人がいますね。
でも、それは、
障害物のすぐ側を通過することになり、却って危険だったりしますよ。

確かに状況によっては、
センターラインを少しだけ越えて走るべきケースもあります。
対向車や(複数通行帯がある道路で)右隣の車と譲り合って通行する場合などがそうです。
こういう場面では、それこそ遠慮しながらはみ出して走行し、
そのために障害物との間隔が狭くなる(概ね1m以内)ときは、徐行してください。

しかし、そうでない場面では、
障害物との安全な間隔を充分にあけて、
速度を変えずに(これもポイント)回避するのが基本です。

まれに、「センターラインの色がオレンジだったから」という理由で
はみ出し量の少ない人がいますが、
オレンジラインは、「追い越しのための右側はみ出し禁止」の意味でしたよね。
障害物回避は“追い越し”ではないので、関係ありません。

また、「対向車が来たから」という理由を聞くこともあります。
いや、対向車が来たなら、原則として、
障害物より手前で、対向車が通過するのを待っていてください。
対向車が明らかに譲ってくれているときにこそ、
「譲り合って通行」という話になるのであって、
基本は、「対向車が来ているなら待つ」です。

そして、対向車が来ていないのが確認できたなら、
ヘンな遠慮は無用です。
思い切って対向車線にはみ出して、障害物を回避してください。


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