小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

エネルギーフォーラムin敦賀

2007年11月28日 | 活動日記
福井県原子力平和利用協議会が主催する「エネルギーフォーラムin敦賀」が敦賀市のプラザ万象で開催されたので出席しました。
「地震と原子力」が今回のフォーラムのテーマで、日本の原子力発電所の耐震性に関するパネルディスカッションが行なわれました。

平成19年7月16日に発生した新潟県中越沖地震では、柏崎・刈羽原子力発電所において設計の想定を超える揺れが起こりました。
運転中の原子炉4基が自動停止しましたが、原子力発電で最も大切な「止める」「冷やす」「閉じ込める」はしっかり確保されておりました。想定を超える地震でも安全に停止したのですが、超微量の放射性物資が放出されたことと変圧器火災の消火に時間がかかり、それがセンセーショナルに報道されたこともあって、国民の間に原子力発電所の地震に対する不安が広がりました。

今日のエネルギーフォーラムでは、そういった問題に対して正しい理解を深めるために行われたものです。
パネリストの発言にもありましたが、正しい知識を持っていればそういった報道に対しても冷静に判断できるようになりますから、こうしたフォーラムを通じて原子力発電を理解していただく努力が大切です。