小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

12月定例会:2日目

2006年12月13日 | 議会活動報告
定例会2日目です。終日、全員協議会にて議案審議を実施しました。
ほぼ全ての議案で質疑を行っておりますが、以下の2議案について報告します。

■高浜町行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例
Q(小幡):福井県で一斉に電子申請が開始されるとのことであるが、具体的な展開スケジュールはどうか。
A(役場):来年3月1日の運用開始時点で、福井県申請業務を40種類、市町村の申請業務を40業務予定しており、その後順次拡大していく。なお、40件のうち高浜町に実際に対象となるのは38件であり、そのうち3件は電子申請に移行せず、15件は検討中で、残り20件は移行可能である。
Q(小幡):申請開始の初期段階では、電話によるQ&Aの体制整備が必要ではないか。
A(役場):ヘルプ機能が充実しており問題はない。なお、個別の電話問い合わせは当然ながら役場で対応する。
Q(小幡):業務簡素化の観点から電子申請利用の慫慂が必要である。
A(役場):ネット環境が条件だが慫慂に努めたい。
Q(小幡):高浜町独自で始めた「公共施設予約システム」は、今回の電子申請システム運用開始により代用できる。二重投資になったのではないか。
A(役場):公共施設予約システム導入当時は、今回の電子申請システムの内容が分っていなかった。早くからネット予約が可能となったことを考えると二重投資の批判は当たらない。

■高浜町課(室)条例の一部改正条例
Q(小幡):来年4月から保健福祉課が保健課と福祉課に分かれるが、事務所は現在の保健福祉センターとなるのか。
A(役場):その通り。
Q(小幡):課の名称が素朴だが、例えば住民課を住民サービス課など、業務の内容が分りやすく親しみのある名称にすることは考えなかったのか。
A(役場):そうした検討ももちろん行ったうえで決定している。
Q(小幡):この機構改革は行革大綱にも挙がっており、更に私も一般質問で提言した通り、子育て支援の充実が題目である。どのように充実されたのか。
A(役場):この機構改革に伴い基幹型の子育て支援センターの設置を考えている。更に、出産から乳幼児健診、児童虐待防止、保育所関連など乳幼児に関する業務を、ほぼ全て保健課で実施することとなり総合的な子育て支援体制の確立が図られたと考えている。

【和田地区委員会との懇親会】
夜は和田地区委員会との懇親会に出席しました。今年度の区長、副区長とお酒を飲みながら本音で意見交換させていただきました。