小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

12月定例会:1日目

2006年12月12日 | 議会活動報告
今日から12月定例会が始まりました。今回を含めて任期中は残り2回の定例会です。悔いのない議会活動ができるよう頑張ってまいります。
今議会に上程された議案は、予算議案が8議案、条例案件が12議案、契約案件が2議案、その他案件が8議案、人事案件が3議案(内、1件は諮問)合計33議案です。

【議案審議】
以下に、議案毎の私の主な質疑を報告します。

■平成18年度一般会計補正予算
Q(小幡):今年度から内浦小中学校でジャンボタクシーを通学に利用可能となった。このことは評価するが、今の説明では10月から3月の下期のみの利用を想定しているとのことだが、そもそも通学にジャンボタクシーを利用することとなった理由は何か。
A(役場):日が短くなる下期(10月~3月)にジャンボタクシーを運行したものである。
Q(小幡):最近とみに熊の出没情報や児童に対する性犯罪が社会問題化している。これらは季節に関係がない。ジャンボタクシーの通学利用は年間を通して必要である。来年度は年間を通して利用可能なように予算化すべきである。
A(役場):検討する。

■平成18年度国民健康保険診療所特別会計補正予算
Q(小幡):診療所の医薬材料費の増額補正となっているが、診療収入の増額に対して医薬材料費が多すぎないか。予算の算定として、診療報酬の増額がベースとなっているのか、それとも医薬材料費の増額がベースとなっているのか。
A(役場):薬剤費がベースである。

■特別職の報酬引き下げ関連条例
Q(小幡):特別職報酬審議会のメンバー、諮問内容、審議経過を示してもらいたい。
A(役場):(資料等で提示)
Q(小幡):議会議員の報償が据置で審議されていたが、我々、議会には全く何の事前相談もなかった。どういうことか。
A(役場):議会議員は値下げしないので事前連絡しなかったが、適切ではなかった。謝罪する。今後、このようなケースでは必ず事前連絡する。
Q(小幡):今回、町長の月給が87万円から85万円に、助役が71万円から67万円に、教育長が57万5千円から56万円に引き下げられた。金額の算出根拠を示されたい。
A(役場):(全国平均、県内自治体、近隣自治体の金額を参考にして決定したことを資料で説明)
Q(小幡):最近の報道で自治体首長の高額退職金が問題視されている。高浜町長の退職金について示されたい。
A(役場):後日、資料の基づき説明する。

(町長の退職金)
町長の退職金は4年の任期終了毎に支払いされます。計算式は以下の通りです。
月額給与(87万円)×在任月数(48ヶ月)×0.45=1879万2千円
なお、今回の給与の減額により退職金は43万2千円減額されます。

【まちづくりネットワーク会議懇親会】
夜は城山荘で開催された、まちづくりネットワーク会議の懇親会に参加しました。
内浦地区のカリスマ若手農業者や和田の絵本作家、匠の技術を持った大工の棟梁、県の文化功労者など多才な方々との楽しい懇談の時間を過ごすことが出来ました。
本当にハイレベルな意見交換が出来ました。とても良い雰囲気になりつつあります。