小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

9月定例会:1日目

2006年09月11日 | 議会活動報告
【朝の挨拶運動】
恒例の和田小学校校門での朝の挨拶運動に参加しました。吹く風はすっかり秋の気配でとても気持ちの良い朝でした。

【9月定例会】
いよいよ9月定例会が始まりました。初日から平成18年度補正予算案を巡って激しい議論が戦わされました。
特に議論が集中したのは、坂田GT(グリーンタウン)の西隣で実施予定の公園整備事業費(4,822万円)と、脇坂整備事業検討委託費(1,890万円)についてです。
以下に私の質疑を報告します。

■坂田GT西隣の農業公園整備について
Q(小幡):坂田GT公園の具体的な規模等は。
A(役場):面積約3600㎡、芝生広場、インターロッキングブロック舗装、ミニグランドなどを考えている。

Q(小幡):唐突な予算化との印象を受ける。地元から陳情が出ていたのか。
A(役場):陳情は出ていない。地元との協議を行っている。

Q(小幡):高浜町総合計画では街中の小公園を整備する計画はあったが、このような公園整備の計画はなかった。私が総合計画に基づき小公園を整備すべきと一般質問で提案した際の町長の答弁は、「公園を整備する考えはない」とのことであった。その時は、財政的に厳しいので仕方がないと思っていたが、今回の公園整備はどう理解したらよいのか。
数年前から青戸区より埋立地に公園整備の陳情が出されているが、その場所は何も整備せずに放置しておきながら、陳情さえも出ていない地区に公園を整備するとは合点がいかない。
A(役場):地元との話し合い、宅地の販売促進という観点から実施することとした。

Q(小幡):3600㎡もの公園の維持管理を地元の坂田GTにさせるとのことだが、現実問題として出来るのか。結局は草茫々の誰も利用しない公園になってしまわないか。
A(役場):地元からは自分たちで管理するとの回答を得ている。

■すくすく事業について
Q(小幡):今回、「すくすく事業」で第3子の3歳未満児の保育料が無料化された。(私の一般質問で提案)大変、結構なことだが、国の基準によると第2子も半額としなければならない。高浜町ではどうか。
A(役場):国の基準はその通りだが高浜町では現時点では実施していない。現在、保育料全体の見直し作業を行っており、その中で第2子の半額化も検討する。

Q(小幡):第2子の半額化の検討について、いつまでに結論を出すのか。
A(役場):時期は決まっていないが、1~2年以内に実施する。

■町営住宅耐震診断について
Q(小幡):耐震診断を実施することは良いが、法律では、高浜・和田保育所と教育会館も耐震診断の対象となっている。町内の個人住宅では、まだまだ耐震診断していない古い住宅に住んでいる町民は多くいる。このことを考えると、町営住宅に耐震診断を行うことよりも、保育所などの耐震診断の方が順番が先になるべきではないのか。
A(役場):国交省の補助金の関係で先行実施するものであり、他の公共施設も国・県の動向を見ながら順次進めていく。

*脇坂関係や他にも質疑しておりますが記載は省略します。