小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

一般質問の事前通告書

2006年09月04日 | 活動日記
一般質問の事前通告書を書き上げました。明日、一番で議会事務局あて提出いたします。
通告内容は以下の通りです。何か意見があればぜひお聞かせ願います。

【平成18年第5回定例会(9月議会)一般質問通告書】

●通告者 議席番号:5番 小幡憲仁
●質問所要時間 60分
●質問の方法 一問一答方式

《質問の件名及び要旨》
■質問1:高浜町総合計画について
高浜町総合計画は、平成13年度から22年度までの10年間を目標年次とする、地方自治法(第2条4項)で定められた長期計画で、議会の議決を経て決定されており、高浜町の行政事務はこの総合計画に即して実施しなければならないと規定されている。
この総合計画が施行されて5年半が経過したが、この間、高浜町振興計画審議会による総合計画の審議は一度も行われていない。どのような計画であれ、この変化の激しい時代にあって5年も経過すると実態と合わない内容も出てくると考えられる。総合計画に即して高浜町の行政事務が執行される以上、定期的な内容の審議が必要ではないか。
来年(平成19年度)度は、総合計画施行後6年が経過し、総合計画に基づいて策定されている事業実施計画の第1次(3ヶ年)が既に終了し、第2次も3年が経過する。このタイミングで総合計画を審議会に諮問し審議すべきではないかと考えるが理事者の見解を問う。

■質問2:学校評価制度について
平成14年3月に文部省令で、学校の自己点検、評価を実施し公表することが努力義務として制度化され、各学校で学校評価が行なわれるようになった。平成18年3月には文部科学省において、これまで行なわれた学校評価の課題等を踏まえて、各学校・地方自治体の参考に資する目的で「義務教育諸学校における学校評価ガイドライン」が策定された。また、福井県においても、平成18年度に学校評価モデル校を指定し、県内共通の学校評価制度の仕組みを確立し、来年度には各学校に広めていく計画にあると聞く。
こうした状況に鑑み、高浜町における学校評価の取り組みの現状と課題、今後の取組方針について問う。

■質問3:子どもの読書環境の充実について
子どもの読書環境の充実について、以下の2点を提案するので理事者の見解を問う。
(1)和田小学校図書館の拡充整備について
和田地区の小学生が利用できる事実上唯一の公共図書館といえる学校図書館は、近年のエアコン設置や、ボランティアの努力で心地よいスペースとなっているが、面積が狭いうえ、書架も不足しているのが実態である。来年度の校舎リフレッシュ工事に併せて図書館の拡充を提案する。
(2)和田公民館の図書閲覧室の整備について
和田公民館図書館(中央図書館分館)は狭小のため子どもの利用はほとんどないのが実態である。1階の旧診療所スペースや宿直室などの有効活用により図書館用の閲覧室を確保し、併せてその部屋に児童図書の書架を設置し子どもに使いやすい図書館に改良することを提案する。

■質問4:高浜町の環境基本政策の確立について
高浜町の環境基本政策の確立に関し以下の2点について問う。
(1)環境基本条例の制定と環境基本計画の策定について
平成17年6月の定例会の私の一般質問において意見提起した、環境基本条例の制定と環境基本計画の策定について、当時の答弁を踏まえて現在までの検討状況と今後の取り組み方針について問う。
(2)廃棄物減量等推進審議会の設置について
福井県では平成18年3月に策定した廃棄物処理計画で一般廃棄物の減量計画を打ち出している。今や廃棄物の減量化対策は環境面のみならず財政面からも非常に重要な課題である。
廃棄物減量等推進審議会を設置して組織的な取り組みが必要だと考えるが理事者の見解を問う。

■質問5:地上波デジタル放送について
2011年7月24日の地上波デジタル放送への切換に向けた高浜町の対応について、以下の3点について問う。
(1)高浜町CATVの対応について
高浜町CATVでデジタル放送が視聴できるようになる時期は2009年度とのことであるが、時期を早めることはできないか。また、2011年7月以降はアナログ放送の送信ができなくなるとのことだが、CATV局での信号変換により継続的に送信することはできないのか。
(2)町民への広報について
2011年7月以降にアナログ送信が出来ないとなると、テレビの買い替え、デジタルチューナーの購入などの対応が必要である。町民への充分な広報が必要であるがどのような対応を考えているのか。
(3)テレビ、デジタルチューナー等の購入需要について
短期間にテレビの買い替え、デジタルチューナーの購入などの需要が発生する。町内業者で出来るだけ消費されるような施策は考えないのか。