扶桑往来記

神社仏閣、城跡などの訪問記

新年抱負2012

2012年01月01日 | 来た道
今年の正月はいつになく閉じこもりになりそうだ。
親にも会ってみたいと思うのだが諸般の事情で帰省しなかった。
箱根を前回越えたのが11月、この分だと春まで行きそうにない。
常に名古屋や大阪と仕事をしていた私にとってこれは珍しい。

2011年は「俺は文筆で余生をしのげるか」を考えていた。
今年もまだまだ修練せねばなるまい。

2012年はどういう年になるだろう。
小説というものを書いてみたい、これはだいぶん前から考えている。
プロットの検討なしで後で破綻するというのが私の悪い癖であるためずいぶん練っている題材にいい加減着手したい。

ところで偶数年というのは私にとってフットボールイヤーでもある。
ワールドカップのない年にはユーロがありオリンピックがある。
今年のユーロはスペインの連覇があるかが最大関心事、永遠かと思えるほど続いたスペインA代表の内弁慶からみると信じがたいことに08ユーロも10ワールドカップもとってしまった。
今回は堂々たる優勝候補最右翼である。
スペイン代表はもはやバルサ+αになってしまったので応援にも熱が入る。
チャビ・イニエスタ・セスク・ピケが中核、プジョルにも猛将の後継者が現れるまではまだまだ不可欠。
ペドロやチアゴ、ブスケツらはサブかもしれないが代表には入るだろう。
後はビジャが間に合うか。

バルサの方も少し心配である。
長年の鬱憤を晴らすかのようなここ数年ではあるが無敵艦隊の盛時が短命だったように5年を越えて欧州に覇をとなえたクラブは例がない。
いつどういう形で落日が訪れるか、そろそろ見えてこよう。
心配なのはマドリーの強さ、間違いなく私が見てきた中で今年は最強。
ただしモウリーニョはクラシコではまだ延長の末の一勝のみ。
リーガをとってもチャンピオンズをとってもクラシコをまた落としたら後はない。
マドリーとバルサ、どちらの名将も今年を最後にしてもおかしくない年である。

去年はコパとチャンピオンズでもクラシコが実現。
もうお腹いっぱいの年であったが、早くもコパでは1月中に再戦。
年初からこちらの気合いも入る。

昨年は蒲生氏郷と伊達政宗の研究を半年かけてやり幸せな日々が続いた。
歴史を掘り下げるのは本当に楽しい。
なかなか口に糊する以上に銭にならないところが厳しいのではあるが。

城巡りの方は残るは山陰道と北奥羽、そして北海道沖縄である。
奥羽にはできれば夏が来る前に行きたい。
秋には学会が北海道であるため行けるかどうか。

さらに全県踏破は昨年達成したので今年からは律令制国踏破を意識したい。
近場では安房・常陸、難敵は対馬・壱岐・隠岐であろうか。

それにつけても仕事の見通しの悪さをなんとかせねばなるまい。

「世の中に我は何をか那須の原 なすわざもなく年やへぬべき」
とは奥州再仕置を終えて上京する蒲生氏郷の歌であるが、大仕事をやってのけた上で「何もしてないなあ」と詠嘆する名将と比較して何と情けない我が身であることか。

私のように関東平野に閉じこもってついぞ外へ出て行かなかった一族に戦国末期の北条氏がある。
小田原評定している場合ではなかろう。



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