扶桑往来記

神社仏閣、城跡などの訪問記

中国出張記録(第二次) #2 杭州へ

2004年07月31日 | 海外出張記

上海の予定を終えて杭州に向かう。

杭州は上海の南方、浙江省の省都、かつては呉の国に属した。

 

ゆるゆると車で杭州に向かっていき、ところどころ寄り道した。

中国は発展著しいとはいえ、都市部のみのことで郊外へ出れば、発展途上国然とした農村風景が広がる。

現地の人の話では大規模農家は景気がいいらしく収入も相当なものであるらしい。

その証拠に田園風景の中に民家としては大きな家が林立している。

不思議なことに4階建てほどの大きな家(小さなビルといっていい)の屋根に球状の装飾をいくつか付けたアンテナのようなものが伸びている。

流行のものなのであろうか。

 

杭州に入って宿に着いた。

杭州の名所といえばまずは「西湖」であり、そのほとりに立つなかなか風格のあるホテルである。

湖水は緑に濁っており、絶景というほどでもない。

夕食は中国八大料理の一、杭州料理である。

蘇東坡の創作という「東坡肉(とんぽーろー)」、豚の角煮であるが、これを饅頭に挟んで食べる。

他に名物料理の乞食鶏などを堪能。

 


中国出張記録(第二次) #1 上海入りして会食

2004年07月27日 | 海外出張記

5月の出張に引き続き中国出張2回目。

 

日程は以下のとおり。

7/27〜31-上海

7/31〜8/2-杭州

8/2〜8/5-広州

8/5〜8/7-深圳

8/7〜8/10-北京

都合、15日間の旅になる。

 

まず上海からスタート。

他のクルーとは上海のホテル集合なので1日早く現地入りして自由時間を作ってみた。

宿は前回同様、紫金山酒店という浦東側にあるホテル。

このホテルは日本人客は少ないようで日本語は通じない。

 

一日早く来たのはNTT時代にお世話になったK氏が印刷会社の上海法人のトップとして赴任しているとのことを聞き、連絡をとってみた。

今晩、夕食を共にしていただけるとのことで待ち合わせ、近所のレストランに行った。

上海料理は上海蟹が有名であるが、今は季節ではない。

いろいろ食べた中では川エビの揚げ物がうまかった。