コラム34回目は霧島神宮の光景。
去年の10月に種子島に行った時、霧島神宮など鹿児島を取材した。
霧島神宮は天孫降臨他、神話の地である。
社殿などには「いわゆる神社」の姿をしているが立地や眺めはまさに神話の世界。
当日は少し天候が悪かったがそれでもはるかに錦江湾がみえている。
コラムの話としては函館と同様、神様と眼下の舞台で繰り広げられた史劇を振り返る体をとった。
薩摩の歴史は熊襲征伐以後、常に中央との関係で揺れた。
秀吉の九州平定、薩英戦争、西南戦争。
特に武士の世が終わったのが鹿児島だったという事件はもの悲しい。