広州から北京へ来た。
ホテルは王府井にあり、時間ができたときに天安門広場まで散歩に行ってきた。
紫禁城は10年ほど前に来たことがあるはずなのだが、記憶が全くない。
あったとしても今日の有り様とは随分違っていたことだろう。
今回の旅は8/10で終了、今回も長旅であったが食事に閉口することなく楽しい旅であった。
中国のことは行ってみないとわからないという感が強い。
都市のみをみれば経済大国である一方、地方の小都市とは全く別の国である。
今回、印象深いのが「北京ダック」、これほどうまいものが他にあろうかといえるほど美味であった。
そしてアジアカップ、中国で開催されていたサッカーの大会で北京に来た日に日本VS中国の決勝戦があった。
日中関係が小泉政権の強硬姿勢で険悪になっていて、日本人は危ないとの風潮があった。
その危ない日に何と北京入りしてきたのである。
日本人クルーには「移動中は日本人にみえないように、日本語の会話禁止」なる命令が下された。
キックオフが20:00なので仕事が終わっても町の喧噪が収まるまで移動禁止。
そんな厳戒態勢だったがフタを開けてみると何事も起こらず淡々とゲームが進んで日本が3-1で優勝。
事務所でもテレビで観戦していたが日中戦争が起こることなく和気あいあいだった。
中国人が惜しいシーンで「あいよ〜」と叫んでいるのがおもしろかった。