扶桑往来記

神社仏閣、城跡などの訪問記

鎌倉散策 #2 東慶寺から覚園寺

2008年05月06日 | 仏閣・仏像・神社

円覚寺の道路を挟んだ反対側が東慶寺。

ここの水月観音を見に行くのが大きな目的。

 

次の目的地、覚園寺に行く途中に鎌倉宮。

こちらは後醍醐天皇の皇子護良親王を祀った神社、親王が足利家に暗殺された地である。

 

覚園寺本堂は時間を決めてお坊さんが案内するガイドツアーによる参観。

わらわらと連れられた一行に混じって薄暗い本堂薬師堂に入ると日光月光菩薩、十二神将を従えた薬師如来。

焼失した薬師如来像は運慶作だったという。

 

新緑の頃の鎌倉は樹木が美しい。

雨上がりの蒸し上がるような湿気もこの時期の特徴である。

 

 

 


鎌倉散策 #1 円覚寺

2008年05月06日 | 取材・旅行記

連休の行楽で鎌倉へ。

行ったことがない名刹を選んでまず円覚寺。

鎌倉時代の弘安5年(1282)、執権北条時宗が宋の無学祖元禅師を招いて開山。

元寇 があって北九州で激戦があったことが時宗の発願のひとつ。

 

北鎌倉の駅から東へ入る。

巨大な山門をくぐると仏殿、円覚寺は鎌倉特有の地形、谷戸、すなわち侵食された谷沿いに伽藍が配置されている。

奥の方に国宝舎利殿が配置される。

鎌倉の大伽藍は概ね空が狭く窮屈な印象がある。

参詣者でどこも混み合っているのでせせこましくなってしまう。

舎利殿は近くまで寄ってみることができずに残念。