扶桑往来記

神社仏閣、城跡などの訪問記

中国出張記録(第三次) 広州〜成都-北京

2004年12月20日 | 海外出張記

中国出張もはや3回目。

出張日程は下記の通り。

12/9〜13-広州

12/13〜16-成都

12/16〜12/20-北京

 

今回は広州から入って成都に回り、北京から帰国予定。

広州は12月というのに温かい。

あいかわらず上手い海鮮料理を堪能し、成都へ。

成都は日照時間が短いことで有名、その通り終日ガスがかかったように街全体が煙っており太陽が茫々と透けていた。

珍しく午前中フリーになったので通訳の方と観光名所「杜甫草堂」を訪れた。

「国破れて山河あり・・・」で有名な詩聖杜甫は安禄山の乱で荒廃する長安を逃れて成都にやってきたて死ぬ。

敷地は相当に広く、我が国の隠居所のようなうら寂びた趣はない。

 

北京はとにかく寒かった。

調査で使っている事務所はホテルから歩いて行ける距離にあるが、地下街にお茶屋さんがありいろいろな種類のお茶を買った。

あれこれ試飲させてくれたのだが、「苦丁茶」なる緑茶を飲んだところ猛烈な尿意に襲われて難儀した。

ホテルまで必死でこらえたのが久々の苦行だった。

中国に慣れるにつれてこの国の人々、ふだんの暮らしに馴染んできた。

日本では中国のことをあまり好きではない風潮があるが、来てみて暮らしてみると実にいい文化である。

そして経済の点ではもはや追い越され二度と追いつけないほどの差が生じることは必定であることも痛感できる。

 

広州体育館

 

杜甫の草堂

 

 

通訳のSさん。上海出身の才媛。

 

北京のホテルから