扶桑往来記

神社仏閣、城跡などの訪問記

法事ついでのうなぎ

2020年12月12日 | ご当地グルメ・土産・名産品

家人の母方の法事にお呼ばれして青松寺まで。

紅葉が残っていて美しい。

昼食に有楽町の「うな藤」。

ここは名古屋の名店の出店だが、私は愛知県民でありながら本店に行ったことがない。

鰻丼を注文したら故郷のような焼き加減で美味しかった。

鰻丼もいまや超高級食になってしまいかつてのように気軽に行けなくなってしまった。

 


北関東周遊 #5 宇都宮ホテル

2020年11月04日 | ご当地グルメ・土産・名産品

まだ陽があるうちにホテルに向かう。

左手に赤城山系をみて関東平野の玄関口が宇都宮。

 

宿はホテル東日本宇都宮、GoToキャンペーンで大幅割引だったので2食付きにした。

食事は和洋中が選べ、和食のコースにした。

レストランにはほとんど客がおらず気の毒になる。

部屋も快適だった。


高尾うかい竹亭

2020年10月30日 | ご当地グルメ・土産・名産品

義母の伯父夫妻を墓参りにお連れし昼食を高尾の「うかい竹亭」で。

時節柄松茸入りのコースに鮎の塩焼き付、聞けば今週末で鮎は終わりだという。

コロナ禍で飲食業はどこも大変なことになっているようだが、うかいは通常営業のようにみえる。

 

料理はどれも手が込んでいて美味であった。

錦鯉が元気に泳いでいたのが印象的。


薩摩紀行八日目③ 薩摩特産品、錫製品

2019年06月01日 | ご当地グルメ・土産・名産品

国分城の近くでおもしろそうなところはないかと探してみつけた錫製品の工房に行ってみる。

 

岩切美巧堂という工房で丸に十字の紋を掲げている。

店内に入ると上品そうな人が案内してくれた。

 

薩摩の錫事業は明暦2年(1656)年に鉱山が発見されたことに始まる。

時の藩主は島津光久。父は忠恒、祖父が義弘になる。

光は3代将軍家光からの拝領、島津家で江戸に住んだ初めての当主である。

光久の時代、家康秀忠の治世が終わり家光の強権政治が始まっていた。

大名の改易転封が相次ぎ、海禁政策がとられた。

薩摩藩は琉球を植民地化して海外貿易の手段をかろうじて保ったが自由貿易の道は絶たれて藩政を大きく転換せざるを得なくなる。

その財政はそもそも破綻を前提とした予算計画であったといわざるを得ない。

表高90万石というのは豊臣徳川政権が薩摩に過大な公益事業負担を強いるために押しつけたもので実際は半分以下の収入しかなく、しかも外城制度をしき、武家人口が異常に多いという問題アリアリの藩政だった。

光久は早々に殖産興業に取組、金山をみつけたことを嚆矢に鉱山開発を進めさせ錫を得たのである。

美巧堂によると薩摩の錫製品は高級食器や工芸品として出荷され、藩財政に大きく寄与したという。

美巧堂の創業者岩切登一郎氏は息子を老舗に弟子入りさせて研鑽させ1933年のシカゴ万博で表彰されたという。

工房の中に製品を展示したショールームがありなかなか壮観。

大物の虎は100万円超えのお値段。

 

仏像もいい。

 

何か土産にしようと物色、タンブラーを二個買った。

代金を支払い包んでもらったところでふるさと納税にも参加していることを知る。

買った製品も対象ということで店を出たものの、思い返して工房に引き返し、限定品のタンブラーひとつと交換していただいた。

 

ホテルに戻って荷物をもらい、バスで空港に向かう。

 

 

 


薩摩紀行八日目① 大隅国分へ

2019年05月31日 | ご当地グルメ・土産・名産品

元々は今日の午後、東京へ帰る予定にしていた。

ところが帰りの航空券を探していると今日の便より明日の便の方が5千円くらい安いのでもう一泊追加した。

宿はJR隼人駅の近くのアパホテルにとった。

従って今日は移動日の位置づけ、何をするかは成り行きにする。

 

午前中、鹿児島県庁の観光課に資料をもらいに行った。

ホテルからぶらぶら歩いて県庁まで行った。

県庁の上層階に展望スペースがあるので時間調整に寄った。

 

北の方面、城山がみえる

 

磯方面

 

時間になったので打合せに行く。

担当の方が蒲生出身とのことでやはり摩崖梵字は行ったことがないという。

鹿児島県は現在、観光物産振興に力を入れており、「黒」がキーワードという。

「黒豚」「黒酢」はメジャーと思うが、「黒牛」「黒さつま鳥」などなど何でも黒くしているらしい。

昨年の大河ドラマ「西郷どん」は途中で視るのをやめてしまった。

娯楽コンテンツはどうしても史実をいかに脚色するかが勝負であり、大胆な想像も許されるだろう。

それが合う人が楽しめればいい。

視聴率が如実に示すように地元への効果は「篤姫」の方が大きかったと思う。

 

打合せが終了し、前田君と合流して今日もうな丼。

騎射場のふじ井。

ご飯の中に一段埋まっている

 

前田君にJR鹿児島中央駅まで送ってもらい、別れた。

この人に会えてじっくり話が出来たことが一番の収穫。

 

JRで隼人駅まで行く途中、雨が激しくなった。

何か取材するとしたら国分の町あたりになろうが、雨ですっかり気が萎えホテルに籠もって取材内容の整理で終了。

 

 

 


薩摩紀行七日目③ うなぎのしらいし

2019年05月30日 | ご当地グルメ・土産・名産品

生善院から30分かけて人吉城址に戻る。

歴史館を見学して時間をつぶし捲土重来、うなぎのしらいしに向かう。

今日も休みだったらどうしようと気を揉んだが当たり前のように営業中。

隣の上村さんは今日もお休み。

 

一組待ちで入店。

前回来た時とずいぶん店の印象が違うような気がする。

うな丼の方は期待通りの美味。

心残りなく人吉を後にした。


薩摩紀行六日目⑤ うなぎ騒動と血糖

2019年05月29日 | ご当地グルメ・土産・名産品

今回の出張の裏目的、人吉のうなぎにいよいよ出陣。

18:00くらいに開店だろうと思い、時間つぶしに人吉城の近くにクルマを駐めて城跡などを散策。

人吉城は二度目である。

前回は2010年3月24日、この時はかなり時間をかけて隅から隅まで見て回った。

人吉城の見所は石垣のハネ出し。

 

さてそろそろ開店したかと思って目当ての店の前を通ってみるとやっている気配がない。

ちょっと焦り出す。

 

人吉のうなぎの名店は序列が決まっていて、第一に「上村」、隣の「しらいし」が二番手。「松田」がやや大衆的でこの3点が御三家である。

前回は駅前の朝陽館に泊まり歩いて行った。上村が休みで隣のしらいしで特上を食べている。

9年前のことで暗がりを歩いたことの他、店の様子などはほぼ覚えていない。

ただただ感銘するほど鰻丼がうまかったことが心に刻まれているのみである。

 

「しらいし」に電話してみると何と留守番電話。「上村」は本日休業とアナウンスが流れる。

このふたつは不定休なのでまあしょうがない。

定休なしの「松田」に電話するとこれまた留守番電話。

臨時休業だという。

 

「こうなればもうどこでもいい」とばかりにiPadで探しまくり電話しまくるも近所は全滅。

何か悪いことでもした報いかと茫然とする。

30分くらい往生際悪く人吉城で悶々とし「まあ明日の昼にしよう」と自分をなだめて宿に向かう。

 

宿は山江温泉「ほたる」

人吉市街から北へ10分ほどいった人吉盆地の北端である。

電話して夕食が可能なレストランがあることを確認してから向かう。

 

ところでこの旅の間は昼食は全くとっていない。

理由は旅の直前に糖尿病認定されたからである。

いきなり血糖値の検査キットを買わされ毎日3回血糖値を測ることになった。

よってこの出張は医者に「血糖値の改善目にもの見せてくれよう」と気負っている。

できるだけ歩いているのもその一環、しかし血糖値の低減に最も効くのは食事療法である。

鹿児島入りしてからは初日にラーメン、3日目に前田君と飲んだ他はろくな夕食をとっていない。

概ねコンビニやスーパーに立ち寄って低血糖メニュー、例えばチキンサラダなるセブンイレブンのヒット商品がメインディナーである。

おかげで血糖値は日に日に下がってきており十分なバッファーを作った上で満を持しての鰻丼、これを台なしにされたことが落胆をいや増すのである。

 

宿の方は小粋な日帰り温泉といった風情でペンションのような別棟が宿泊施設、10畳ほどの広い部屋を独り占めで大満足。

たまった洗濯物を片付けて残りの日程への体勢が整った。

この日は結局、バナナ一本、夏みかん一個、チキンサラダ、かるかんの残りで終わり。

腹いせに何度も温泉に入った。

 

 

 

 

 


薩摩紀行四日目⑤ 枕崎の漁師飯

2019年05月27日 | ご当地グルメ・土産・名産品

昼飯は「南薩地域地場産業振興センター」内のレストランで漁師飯。

「かつお船人めし」なる代物で要は鰹の刺身の出し汁漬け丼である。

大変美味。

枕崎は街全体が鰹節の匂いが充満していた。

1階は特産品販売店になっている。

道々荷物になってもいけないと思い、でかい夏みかんを三個と鰹味噌を買った。

 


薩摩紀行二日目③ -鹿児島名物の夜-

2019年05月25日 | ご当地グルメ・土産・名産品

夜は小学校の同級生、M君と会食。

彼の馴染みの居酒屋に行く。

騎射場の住宅街の中にある梁山泊酒亭というところ。

こちらは森伊蔵をボトルキープできる店という。

酒飲みではない私にとってありがたみのわからないセールスポイントであったが、酒も肴も大変よかった。

何より竹馬の友とふたりでしょうもない話をダラダラとやっているのが涙が出るほどにうれしい。

 

M君は鹿児島の某通信社に務めている。

 

きびなごの唐揚げ、鹿児島は調味料がとにかく甘い。

我々三河者はたまり醤油で慣れているがそれでも一段と甘い。

 

散々楽しんだ後で天文館に移動、ショットバーでさらに一杯。

ホテルまでチンタラと歩いて帰って本日の予定終了。

今日はとにかくよく歩いた。


謙信の道を行く #4 越後のへぎそば

2018年10月17日 | ご当地グルメ・土産・名産品

火焔土器の大群にすでにお腹いっぱいの中、昼飯の算段。

越後魚沼といえば米の産地でもあるが、そばもまた有名。

へぎそばである。

毎年、義弟の連れ合いの実家が新潟で年末に小嶋屋のへぎそばを送ってくれている。

本店支店が十日町にあるので行ってみることにした。

この手の名物の常として本家と分家の味が違うとかいうことがへぎそばでもあるようで、総本店に行ってみた。

今日は平日で12時前ということもあってさほど混んでいなかった。

季節のマイタケ天ぷらを付けて満足。


北九州の島巡り #5 博多ラーメン

2016年09月23日 | ご当地グルメ・土産・名産品

本日の晩飯は博多ラーメン。

疲労困憊で思考停止に陥り、駅構内の「めん街道」内にあったShinShin博多デイトス店ですませた。

宿は東洋ホテル。

ここは昔、本の取材で博多に来た際にも投宿。

その翌日台風襲来で交通手段が破綻して東京に帰れなくなりやっと門司に宿を見つけてほうほうの体で退散したことなど思い出す。

明日は壱岐に行く。