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教科書問題(その5)

2019-01-22 07:40:17 | 歴史

続いての歴史、縄文時代

この時代の表記は、各教科書でどんなもんでしょう?

先ずは学・・・、この時代に関してはあっさり記述、どちらかと云えば平和というより生活厳しい否定的記述です。

・自然に頼る生活。

・寿命も短命、40歳以上の人の骨はわずかしかでない。

・飢え死寸前の状態の骨やひどい骨折のあとがあるもの。

あの縄文文化華やかな三内丸山遺跡に関して、僅か5行の記述です。

村の想像図、こんな感じで描かれています。

 

                   

 

慎ましく暮らしているって感じかな。

 

続いて東・・・では、視点がちょっと違います。

・自然のものが豊かだったので、農耕、牧畜はあまり発達しなかった。

どうでしょうか、実際の遺跡と説明に乖離がって感じです。

想像図はこんな感じ。学・・・に比べ、少しはましか、そこそこ共同生活の感じ出ています。

 

                   

 

 

自・・・の縄文社会、かなり取り上げ方や考え方違います。縄文人の精神構造にまで踏み込んで書かれています。

日本人の底に流れている祖先の遺伝子を呼び起こさせます。

・武器はなく、お互いを助けあう和の社会が維持され、精神的に豊かさを持ち合わせた社会。

・私たちの祖先である縄文の人々は、「和の文明」とも呼ばれるおだやかな社会を築いていた。

こんな想像図で縄文社会を描いています。

 

                   

 

それぞれの作業を分担する人々が、共同で生活していた「和の社会」です。

縄文の村(三内丸山)に関して、詳しく記述しています。

さらには、縄文文化と見られるここで発見された、各種の製品を表示しています。

 

                  

 

決して個人がバラバラではなし得ない和の文化です。

これは日本人の底流に流れている気質として、誇るべきものです。

 

結果記述枚数も、学・・・は2P,東・・・2Pに比べ、自・・なんと8Pです。

さらにヒスイの文化、交易にまで、縄文文化の素晴らしさを自・・・の教科書、明記しています。

 

                       

 

縄文時代の扱い、各教科書でまったく違います。

 

                

 

             

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