富士山が見える秋晴れ

2011-09-18 17:49:55 | タナカ君的日常
 台風15号は南大東島付近で小さな円を描いて2・3日前から殆ど同じ場所うろうろしている。 そいつの影響で四国や近畿地方に雨を降らせ、関東地方にもにわか雨を降らせていたけれど、 今日はどんな加減か関東地方は青空の中に薄絹の様な雲を舞わせていた。 自転車に乗ってぷらぷら散歩に出かけようとしたら、雪の消えた富士山が木立の隙間から、かなりクッキリと見渡せたので、 「今日の写真はこれだ!」と決めて、カメラに偏光フィルタを取り付けて家の近くの国分寺崖線の縁で撮影して来ました。 国分寺崖線の高台からは立川の市街の先に、奥多摩の山、富士山、そして丹沢の山並みがズラリと見えていました。 冬の季節だったらお馴染みの景色ですが、9月の今、こんなに見えるのは珍しいかな。

 写真で立川市街の向こう、中央に蛭ヶ岳を最高峰とする丹沢山塊、そしてその右に雪が消えて黒い地肌の富士山が見えています。
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蛸壺型のミノムシ

2011-09-17 06:19:08 | タナカ君的日常
 「具合が悪くて倒れていらっしゃるんじゃないかと思いましたよ」散歩コースの緑道の舗装路に尻をついて前屈みの姿勢で地上まで30cm弱の位置に細い糸でぶら下がって浮いているミノムシの撮影に熱中している僕に、散歩途中の小母さんが寄って来てそんな言葉を掛けてきた。

 昨日も暑い日で、歩くのはかったるいから、自転車に乗ってゆっくりペダルを漕ぎながら何時もの散歩コースを流していた時の事、目の高さの位置にミノムシがぶら下がっているのに気がついた。 僕のイメージにあるミノムシは「冬枯れて葉を落とした木の細い枝先に紡錘型の巣がくっついている姿」なのだけれど、 まだ冬枯れの時期には早すぎる今、眼前にあるそいつは上部に開口部のある蛸壺状で、穴から時折中の虫が顔を覗かせて蠢いていました。

 「こいつは写真を撮らなくちゃ」と家まで戻り、一脚にカメラを取り付けて大急ぎで戻って来たのです。 ところが目の高さの空中に居たミノムシが見当たらない、 垂れ下がっていた付近の上部の枝先を眺めても見当たらない。 「あれから10分程度しか時間は経っていないけど、どこへ行っちゃたんだろ?」そう思いながらしつこく周辺を見廻すと・・・ 居ました! 目の高さの位置から更に糸を伸ばして、今は地上30cm弱の場所にブラ下がっていました。 カメラに取り付けた折りたたんで短くしてある一脚の長さよりも低い位置です。

 それで自転車を傍らに置き、お尻を地面について白髪頭を前に傾ける姿勢をとっていたのです。 この所の残暑で「熱中症で病院へ搬送」そんなTV報道も多いから、体調を崩して倒れかかっている老人と間違われても仕方ない。 と言うか、心配して声を掛けて呉れた小母さん「どうもありがとう」です。



 この後、緑色の背景の中のミノムシを撮影するために、糸の先を切って手でぶら下げて木陰の多い場所で一枚パチリと撮影、そしてミノムシ君は切った糸ごと植え込みの上に乗せて帰って来ました。
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迷惑メールの山

2011-09-16 07:16:03 | PC & Soft
「貴方の口座にお金を振り込みたいから、口座番号だけ教えて」とか
「濡れてる写真を見せてあげる」
 そんな言葉を件名にしたメールを連続して多量に送りつける奴がいる。 今月の初旬から急増して、10日間ほど毎日多量に送り続けて来ていたけれど、そのまま放置しておいたら、ここ2・3日で送られて来る件数がめっきり減り始めた。 やれやれです。

 こんな類のメールは、プロバイダ側のメール判定機能で「迷惑メールホルダ」に分類されて一定期間を過ぎると、それらは「自動消滅させてくれるから世話は無い!」 そう言い切れれば簡単だけど、自動分類のフィルターをくぐり抜けるメールも多く有るのです。 それに対して自分なりの振り分け条件を追加設定して対処しているけれど、設定条件が完璧では無いために、時として必要なメールが迷惑メールホルダに振り分けられてしまう事もあるのです。 其れ等を救出する必要から時折、迷惑メールホルダの中を点検しているのですが・・・ 全部のタイトルをチェックするにも写真に見えるように多量にあると、ちょいと手間が掛かります。

 ちなみにここの所多量に迷惑メールを送って来た送信者名のカタカナ言葉の意味を調べてみた。

《☆グリード☆》は 強欲
∮グリッター∮  は 輝き

 「2億円を車に載せてすぐに振り込めるように巡回している」そんな言葉で鴨を引っ掛けようとする《☆グリード☆》さんの命名には遊び心を感じてしまいます。
 お仕事、頑張ってくださいね グリードさん! << ウソです。
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空海と密教美術展

2011-09-15 05:34:05 | タナカ君的日常
 「混雑のため入場規制中です 待ち時間 30分 」そんな貼り紙が出されている上野の国立博物館・空海と密教美術展に行ってきた。



 到着した時刻は暑さの盛り昼食直後の午後1時。 「この炎天下での行列は辛いな・・・」そう想いつつ特別展示の行われる平成館の方向に進んでみると、日傘の貸し出しサービスがありました。



 日差しを避けるためには帽子や手ぬぐい、そして新聞紙など使用した事ありましたけれど、未だかって日傘なんて差した事無かった。しかし今回は、ありがたく使わせて貰い行列に並びました。 その屋外の行列する人達の体調を気遣って行列の傍らの屋外には冷水機と紙コップを乗せたテーブルも設置されていました。

 京都の東寺や仁和寺など空海ゆかりの寺の仏像群、それから空海直筆とされ、書の世界で超有名な「風信帖」の展示など、見ごたえのある展示品の数々でした。 ただ見物人の多さはじっくり静かに仏さん達に向きあう時間を与えてくれない。 その点は残念ですが仕方ないですね。



 そうそう、9月19日の祝日には入場料金が無料になるとの貼り紙がありました。もし本当ならとてもお得だけれども、混雑の方だって物凄い事になっちゃうでしょうよ。 会期は9月25日まで、 興味があったら、早めにどうぞ!!

 ついでに西洋美術館で特別展示として開催中の「大英博物館 古代ギリシャ展」へもハシゴ見物。  行き帰りの電車の中では囲碁の勉強しようと「侵略のテクニック」なんてタイトルの文庫サイズの本をポケットに入れて出かけたのに、席に座ったとたんに僕の頭が睡魔に侵入されてしまい、車中ではぐっすり眠って帰って来ました。
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西へ東へ旅立つ友人

2011-09-13 08:48:17 | タナカ君的日常
 先日の墓掃除の帰り道、国道254沿いの農産物直売所で手に入れた錦糸瓜や農家で仕入れた梨をぶら下げて、川越の友人宅に立ち寄った。 この友人は年に2~3度は夫婦で海外旅行を楽しんでいる。 だから「今度はどこを計画しているか?」と聞いてみた。

 10日後には南米ペルーとボリビアに向けて出発、 旅程は全て自分たちで計画し、現地旅行社主催のインカ遺跡周辺を数日間も歩き回るトレッキングに参加したりするらしい。 彼らの旅はカナダの航空会社で客室乗務員をしている娘さん「その親」と言う有利な立場を利用して、超格安で入手出来るチケット料金に支えられ、浮いた分を滞在費に振り向けられるものだから、いつも旅行会社で募集するツアー日程に比べたら2~3倍の長さの日程の旅を楽しんで来る。 もちろん、そんな風に旅を楽しめるのは経済的な側面以外に老年となった今も山歩きなどを通して「健康で自由に歩ける体力を維持して来たから」、そして「それなりに通じる会話力」も持っている。 そんなものが根底にありますけどね。

 それから夏の間中、世話になった別荘の持ち主のショージ君は今、中国天津大学で中国語講座を受講中。 短期のそれが終わったら、留学や市民交流の形で日本にやって来た人々、そんな中で知り合い、お世話した中国人の家庭何軒かでホームステイさせてもらう、一味違った旅を続ける予定を知らせてくれました。

 それにしても、今年の正月2日に右腕を骨折し、リハビリ等でおよそ半年が潰れ、8月には漆かぶれみたいな顔や腕の皮膚炎で半月近くかゆみ止めのステロイド剤を塗りたくる生活を続け、 今は夏風から来た軽い中耳炎とかで耳鼻科通いをして、抗生物質などの薬を飲んでいる。 これまでは薬を使う生活や病院の世話にならない事を内心自慢していた僕だけれど、 西へ東へ旅立つ友人を若干羨ましそうに眺めている今日此の頃です。
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Windows Live メールの世界

2011-09-12 21:09:46 | PC & Soft
 「今年購入した新車に乗って、片貝の花火を見てきた」、「大きい車は(車中泊の)居住性も快適だった」 そんな風に友人からの自動車自慢を兼ねたメールを受け取った、メールには花火の写真を添付してくれてあったのだが、DLしてPCのディスプレイ上の画像は2~5cmほどの小さなサイズでしかない。 確かに20kb~100kb程度のサイズだから、そんな物だろうと思って、「もっと大きなサイズの写真を送ってよ!」と返信したら、早速送りなおして呉れた。でも2度目も小さなサイズの画像が送られて来たのです。 ファイルの拡張子も普通のデジカメ写真なら .jpg なのに .pngで送られて来ている。 「何やってるんだよ、しょーがねーな」と思って友人に電話した。

その返事によれば・・・

最近PCを買い換えた。
メールソフトは「Windows Live メール」を使い始めた。
デジカメの写真の一覧の中から添付すべき物をマウスで指定して送信しているだけだ。
当然デジカメ写真は .jpg 、 だから届いている添付ファイルもそうだと思っている。
他の友人からは「写真が普通のサイズで見えない」そんなクレームは受けていない。
「タナカさんのパソコンのメールソフトが古いんだよ!」

そんな話でした。

まあその「Windows Live メール」特有な理由で、想定外のファイル形式の小さな画像が送られて来ているのだろうと調べてみた。

Windows Live メールの世界なるページの説明の中に、得意げにこんな事が書いてあった。

 *** 電子メールで写真を送信 ***
送信先の受信トレイを添付ファイルでいっぱいにすることなく、
境界線やキャプションを追加したり、高画質の画像を送信することができます。

 つまり送信側でファイルサイズ2Mbの .jpg画像を添付して送信したつもりでも、それが生の形で相手先に送られない場合がある事が予想されます。 対応するメールソフトを使っていれば問題なく添付写真もそれなりの状態で見えるのかもしれないけれど、僕の使っているプロバイダのWebメールでは上手く対応しない。

 マイクロソフトしてみれば「便利にしてあげている」そんな気持ちで新しい機能のソフトを作っているのかも知れないけれど、鬱陶しく感じる場合も多々ありますね、 こんな所がマイクロソフトの嫌なところだな。
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梨のハネ出し品

2011-09-11 22:24:09 | タナカ君的日常
 都合でお彼岸の時期には墓参りに行けないので、今日はチョイト早いけれど墓掃除、それと雑草が伸び放題になっているであろう空き地の草刈りを目的に、 早起きして藤岡まで行って来ました。

 行きには圏央道・関越道と高速道路を走って行きましたが、 帰りは藤岡から東京方向に向かう国道254号を走って戻って来ました。 その254ですが群馬・埼玉県境の神流川を渡ってから神川村元阿保の交差点あたりまでの沿道は宅急便の幟が何本もはためき梨の販売所がが店開きしていて、その様子はさしずめ「梨街道」です。 その元阿保の交差点を右に折れ、八高線の線路を超え、神川村役場の前を通り、何の目印も無い農道をはしり、お目当ての梨農家に立ち寄り、出まわり始めた「豊水」のハネ出し品を買って来た。 ハネ出し品は簡単に言えば市場に出荷するには規格外品、いびつだったり、大きすぎたり、色づきにムラがあったり。 しかし食べるには全く問題なく、味は美味しくて、値段が相応に安いのだから、訪ねて行って買う価値が有るって物です。 ただし、ハネ出し品は行けば何時でも在庫が有る訳じゃないので、そこらへんは承知しておいて下さい。

 そんな農家を「何故知っているかですか?」、 10年ほど前に、藤岡市に住む妹から教えてもらいました。 農家の名前は「大畠」さん。 でも同姓の大畠さんが多い地域だから名前で探すのは大変かな?

お得意のGPS用のデータを書いておきましょう。
北緯 36°12' 39.86"  東経 139°06' 09.84"
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明日 Sep. 11 2011

2011-09-10 20:08:25 | タナカ君的日常
何の関連性も無い筈だけど、

アメリカを襲ったテロ攻撃、Sep. 11 2001。
日本を襲った津波、    Mar. 11 2011。


 明日 Sep. 11 2011、  何事も無く通りすぎるか?

 多分、世界中で多くの人が息をひそめて、 見守っていることだろう。      
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蚊帳

2011-09-09 08:54:01 | タナカ君的日常
蚊対策で行った昨年の防虫工事、それなりの効果を感じて家中に拡大して工事したのだけれど、素人工事の悲しさで冬の寒い時期に窓ガラスが完全に閉まらない場所がでてきてしまい、折角取り付けた防虫工事部品をひっペがさないとならない場所が出てしまいました。 それで今年は蚊帳の使用に切り替えました。 蚊帳そのものは7月の中旬に注文して下旬には配送されて来たのだが、夏の間はずーっとヤナバに逃げていたので、実際に使用開始したのは9月に戻ってきてからになりました。

 その蚊帳ですが、天井から一本の紐でぶら下げて、底面の四隅を何かで固定する形。底面は布団が一枚収まるサイズ、短い側の断面は写真の様な縦長な台形の形ですが、長手方向の断面形状は左右非対称の山形です。



 四隅の固定には、取りあえず角形平常のペットボトルに水を詰めた物を使用しています。

 ところで、子供の頃の思い出では蚊帳なんて部屋いっぱいになる大きいサイズで、親子でその中に入り込んで就寝したものですが... 今回購入した(およそ6千円)のは一人用、夫婦と云えども同じ蚊帳の中に同じ時間に一緒に入って眠りにつく、そんな時代は過ぎてしまっている年代の者達にとって、「別々に眠れる方が都合が良い」って訳ですね。
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軽い中耳炎

2011-09-08 10:51:10 | タナカ君的日常
 右耳に違和感を覚えて耳鼻科を受診した。 食べ物を右側の顎で噛んでいる時の耳が感じる音(?)に違和感を感じたのだ。 もっと遡れば8月初旬に漆かぶれで騒いでいた時に、湿疹が耳たぶや耳の穴にまで拡がって、綿棒を耳の穴に入れると綿棒の先が黄色い液体で濡れて来たし、 当時は確実に音の聞こえが何かに遮られて悪化していた。 まあ、カブレの湿疹が収まるに連れて耳の聞こえ方も元に戻って来たので放置していたのです。 その時は黄色い体液が乾いた時に出来るカサブタで耳の穴が詰まったか? と自己診断していたのです。 今回もその時と同じ様に右耳の聞こえが変な感じになり始めたので、耳鼻科を受診してみました。

 結果ですが、僕が予想し期待していた「鼓膜周辺が何かで塞がれて聞こえが悪くなっている」のでは無く、ファイバースコープで耳の穴と鼻の穴を観察した結果では、今回は「右側が軽い中耳炎症状を呈しているから、聞こえ方が悪くなっている」との診断でした。 耳鼻科を受診するのは40年ぶりくらいですが、町中の開業医にもファイバースコープなんかが当たり前に設備されているのですね。 「写真いただけますか?」と聞いたら何の問題もなく4つの画像を並べてプリントアウトしてくれましたけれど、そいつではどうも臨場感に欠ける。 で、許可を得てモニター画面を撮影させてもらいました。 Topに載せた画像がそれです。 左側と比較すると一目瞭然なのですが・・・ 中央部に拡大されている画像で「右側の鼓膜の内側に赤く炎症を起こしている」と説明を受けました。 3・4日まえから出ていた鼻風邪症状で鼻を強くかんだりしていたのが原因かもしれません。
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