西へ東へ旅立つ友人

2011-09-13 08:48:17 | タナカ君的日常
 先日の墓掃除の帰り道、国道254沿いの農産物直売所で手に入れた錦糸瓜や農家で仕入れた梨をぶら下げて、川越の友人宅に立ち寄った。 この友人は年に2~3度は夫婦で海外旅行を楽しんでいる。 だから「今度はどこを計画しているか?」と聞いてみた。

 10日後には南米ペルーとボリビアに向けて出発、 旅程は全て自分たちで計画し、現地旅行社主催のインカ遺跡周辺を数日間も歩き回るトレッキングに参加したりするらしい。 彼らの旅はカナダの航空会社で客室乗務員をしている娘さん「その親」と言う有利な立場を利用して、超格安で入手出来るチケット料金に支えられ、浮いた分を滞在費に振り向けられるものだから、いつも旅行会社で募集するツアー日程に比べたら2~3倍の長さの日程の旅を楽しんで来る。 もちろん、そんな風に旅を楽しめるのは経済的な側面以外に老年となった今も山歩きなどを通して「健康で自由に歩ける体力を維持して来たから」、そして「それなりに通じる会話力」も持っている。 そんなものが根底にありますけどね。

 それから夏の間中、世話になった別荘の持ち主のショージ君は今、中国天津大学で中国語講座を受講中。 短期のそれが終わったら、留学や市民交流の形で日本にやって来た人々、そんな中で知り合い、お世話した中国人の家庭何軒かでホームステイさせてもらう、一味違った旅を続ける予定を知らせてくれました。

 それにしても、今年の正月2日に右腕を骨折し、リハビリ等でおよそ半年が潰れ、8月には漆かぶれみたいな顔や腕の皮膚炎で半月近くかゆみ止めのステロイド剤を塗りたくる生活を続け、 今は夏風から来た軽い中耳炎とかで耳鼻科通いをして、抗生物質などの薬を飲んでいる。 これまでは薬を使う生活や病院の世話にならない事を内心自慢していた僕だけれど、 西へ東へ旅立つ友人を若干羨ましそうに眺めている今日此の頃です。
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