気合を入れて 柚子ジャム作り

2015-12-10 07:48:50 | タナカ君的日常
 今シーズン3回目の柚子ジャム作りを行った。 「三度目の正直」とでも言ったら良いか、 とにかく美味しいと思えるジャムに仕上がりました。

 先月末に二度目の柚子ジャム作りをして、「失敗 柚子ジャム作り」のタイトルで記事を書いたが、 その時の失敗の原因はハッキリしていて、 皮に含まれる苦味を消すための煮こぼし作業を表皮の裏側にある白い内部の皮を付けたまま行った事に起因する。

 それまでは黄色い皮の裏側の柔らかな白い緩衝材みたいな部分は事前にスプーンを使って刮ぎ落とし、 黄色い皮の部分だけをお湯に入れて煮こぼす作業を行っていたのだが、 そのスプーンで刮ぎ落とす作業の省力化を目的に、 煮こぼし作業が終わってから、黄色い表皮と白い裏皮を分離する作業を行ったのだ。 たしかにお湯でふやけた白い裏皮はスプーンで刮ぎ落とす作業は容易になって、 短時間に処理出来たけれど、 煮こぼして捨てるべき苦味成分は当然白いフカフカした裏皮に吸い込まれてしまったのだろうと思う。 その苦味を吸収した白い裏皮を別に取り分けて置いた柚子の種と一緒にしてペクチン(ジャムのトロ味成分)採取の目的で煮込み作業に使ったのだから・・・ 

 2度の煮こぼしで黄色い皮の部分は確かに苦味が抜けていた(口に含んで確認した)としても、 トロ味の方に苦味成分が入ってしまい、 仕上がったジャムはどことなしの苦味を含んだジャムになってしまって、当然だったのです。

 それを踏まえて、 今回三度目のジャム作りでは手間を惜しまず、 まず黄色い皮の裏側にある、白いフカフカ部分をスプーンを使って事前に分離し、 苦味抜きのための煮こぼし作業を行いました。 その結果、普通に美味しい柚子ジャムが完成しました。

 メデタシ・メデタシ!!



 ところで失敗作の柚子ジャムですが、 先日の群馬県・子持山登山の前日、 藤岡周辺に住まう親戚への暮れの挨拶巡りに立ち寄り、 手土産の一部として小瓶に入れたそれを配ってしまいました。 「何だか甘いだけで、あまり美味しくないぞ?!」そう想われたかもしれません。 苦味を隠そうとして砂糖をたっぷり使った、甘いだけのジャムになったのですから。
  
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