TypingClub 成績画面
WindowsPCが出る前、 MS-DOSが全盛の頃、 キーボード練習ソフトを使ってブラインド・タッチタイピングの練習をしたことがある。 頻出する英単語が画面の上部から徐々に落下してくるのを見て、 その降下する単語が画面の下端に達する前にキーボード入力して撃墜する。 そんなゲーム感覚の練習ソフトだった。 だから今でも両手指でキーボード入力は可能です。
そして、 息子が小学校高学年の頃、 無理やり、 そのソフトでタイピング練習をさせました。(子育て中に「宿題をやったか?」の言葉を使った記憶の無い僕です) 落下する単語は撃墜する毎に降下スピードが増して行き、 文字数の多い単語も混じって落ちてきます、 同時に画面内には表示される単語の数も増えて行くのです。 その単語の一つでも画面の下端まで達するとゲームセットとなり、得点が表示されるゲームでした。 その得点数に応じて少額ですが、別途のお小遣いを息子に与えたのです。
しかし「小遣いを出せば喜んで取り組むだろう・・・」そんな僕の思惑に反して、 後に息子が語ったところでは「俺はやりたく無かった!」の一言、 嫌々やっていたそうです。
ところで現今の小学校では将来のIT技術者育成に役立てようと、 ソフトもどきの授業が取り入れられるそうだ。 しかしねー、 教える側の大半の先生にソフト製作のスキルがほとんど無い中、 一体どんな授業を進めて行くのか?
ハードウエアの設計者だった僕は、 自分が設計した電気回路が正常に動作するか確認するため、 必要な制御ソフトをC言語を使って作るまでになりました。 その中でソフト開発スキルUpに役立ったと思う事柄を並べると。
1. 自宅のPCに開発環境をセットアップ
一番最初はC言語習得目的で、 単行本に付属のフロッピーデスク版
DeSmet C なるコンパイラをインストール。
2. C言語関連書籍 多数購入
小遣いの大半が消えた時期もありました。
3. インターネット世界での検索技術
いわゆるググって調べる能力、
そして日本語英語の読解力。
3. 社内のソフトウエア開発部署の友人・知人
専門能力を持つ人との付き合いは重要です。
中には教えるの避ける嫌味な奴も大勢いましたけどね。
こんな中でもキーボード操作への慣れは基本中の基本。
孫も、 あと何年もしない内に小学校での IT関連 授業に参加するはずだ。 その彼がキーボードの練習をやるかどうかは彼の両親しだいだが、Windows PCで遊べるタイピング練習ソフトにどんなのが有るか? と調べて見ました。
日本語入力はローマ字入力モードでやる事にすれば、 英文タイピング練習が良いだろうと考えてそれに的を絞って検索しました。
そして見つけたサイト 「パソ活ラボ」 さんの
英語タイピング練習サイトとフリーソフトまとめ
幾つもの練習ソフトが紹介されています。 上記ページからリンクを辿って試用してみて下さい。 しかしWeb世界はリンク先のページが消える事もしばしば、 だから、 紹介したページに書かれた、 ソフトのタイトルだけ下に貼って置きます。 それをキーワードにして検索して、利用することも可能でしょう。
TypingClub(タイピングクラブ)
10FastFingers.com
typing.com
イータイピング英語
Key Hero
typeracer(タイプレーサー)
美佳のタイプトレーナ英文タイプ
タイプウェル英単語
P検タイピング練習英語編
パソコンスピード認定試験 英文 過去問
typing.io
SHAKYO.io
TYPING BOLT
Keybr.com
ZTYPE
田中君的偏見もどき:
政府は世界の人々が使いたいと思う製品や仕組みを作っ利益を生み出して日本人の生活を豊かにする。 そんな目的達成を考えての施策としてIT分野人材の養成なんだろうけれど。 例えばゲーム関係のソフト開発分野だって、 ゲームのアイデアを出す人、 イメージを描く人、 BGMの作曲、 ソフトの実装、 資金集めetc、 色々な能力の人々が結集する必要がある。 ソフト実装技術、 そんな狭い範囲の技術者だけでは金儲けには結びつかない。 それが判った上での施策なのかな。
もしそうだとしても、 「小学生全員にソフト開発みたいな狭い(奥が深い)ところに短期間触れさせても効率悪いだろう・・・ 「授業時間の無駄遣い」としか思えない。
昔で言うところの「読み書き算盤」風に言えば
「読み書き, キーボード」としておこう。