カメラのモニター画面 拡大用虫メガネ 保持方法改良

2024-05-21 22:03:08 | DIY

モニタ画像の虫メガネによる拡大

 

 雪の結晶撮影を行う際にはモニタ画像を拡大する必要が有って、 初期には手持ちした虫メガネを介してモニタ画面を拡大観察する方法を採用。 さらには虫メガネを手持しなくても済む様に、 モニタ画面を見やすい位置に虫メガネを固定する方法を取り入れました。 ところで、僕が雪の結晶を撮影する場合、 撮影システムは車室内にセットし、 撮影者の僕は車の外の雪面に立ち、 半開きした後部ドアから車室内に在るモニタ画面を斜めの位置から観察ならびに撮影する方法をとっていました。

 

 しかし、 その従来方法ではカメラ背面の画像モニタに表示させてある画像を虫メガネのレンズで拡大するにしても、 最良の観察方法とは言えない嫌いがあったのです。

 

 そこで、 今回、 カメラ背面の液晶モニタの位置を変化させました。 車の外に立つ撮影者たる僕の位置からモニタ画像を正面から観察出来る位置への変更です。 当然従来の虫メガネの保持方法も変更する必要があります。

 

 今日はそんな撮影システムに対する改造の様子をUpして置きます。

 

 

1. モニタ位置の変更

 

  使用しているOM-D EM-5 で取りうるモニタの姿勢と撮影システム筐体との兼ね合いで、 筐体の一部を切り欠く加修を行ったうえで、 筐体の左斜め上方位置からモニタ画面を正面から観察出来る姿勢にセットしました。

 

2. 虫メガネ保持具の製作

 水道配管工事の使用目的で市販されているT字型の塩ビパイプの縦パイプ部分に虫メガネの柄を挿入しました。 当然T字パイプの内径と虫メガネの柄のサイズは詰め物をしないとユルユルで保持出来ません。 そこで虫メガネの柄に発泡シートを適量巻きつけた上で、 パイプに押し込みました。 この方法によって、 虫メガネの柄はパイプの中で回転可能ですから、 虫メガネの角度をモニタ画面と正対する状態にセットする事も極めて容易です。

 

3. 虫メガネ置き場

 

 虫メガネを置く場所として、 筐体上部に取り付け・取り外しの出来る板を追加しました。 磁石で保持しているだけなので、脱着は極めて容易です。

 

4. その他

 虫メガネの重さは約25gありました。 塩ビのパイプに何か重量物を組み込まないと、 レンズの位置が不安定になります。 ネジやナットなどの金属をパイプ内部に詰め込んだ方が良いでしょう。 僕はとりあえずハンダを押し込んで置きました。

コメント    この記事についてブログを書く
« 鳴き声ばかりのカッコウ | トップ | ダイソーで購入のLEDライト ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。