
巨大サイズのボタン雪の中に六華の樹枝状結晶が1個だけ見えているのが判りますか?
画面上部・左右の中央付近に有ります
昨18日に嬬恋スキー場から帰宅する時点でウエザーニュース等の気象情報では
”明日18日(火)〜明後日19日(水)は上空の強い寒気を伴った低気圧 “寒冷渦” が本州付近を通過します。九州から東北南部を中心に広い範囲で雨や雪が降り、局地的な強まりや雷、霰(あられ)などに注意が必要” との情報が流れていた。
「寒冷渦」とやらが「接近する場合の降雪はどの様なものか?」興味があったから「延泊してみようか?」の気持ちもあったけれど、 晴れて陽射しがあり車の走行に全く支障が無い道路を走り、18日のうちに帰宅したのです。
そして19日・午前8時頃、 立川では大きな雷鳴を響かせながらの降雪があって、 10時頃までボタン雪が降り続いた。 それは多くの雪の結晶が絡み合って一つの大きな雪片として降って来るのですが、 今まではそれを積極的に撮影対象とした事は有りませんでした。
今朝は昨日車から下ろし「雪の結晶撮影装置」が箱詰めされたままの姿で室内にありましたから、 ベランダにそれをセットし、 採取直後から融雪する過程等を見物してみました。
百円玉との比較した写真です、 これを見ると「差し渡しは10mmをゆうに超えるサイズ」と判ります。 しかし、空中を浮遊する降雪を見渡すと大きな物はコインのサイズを超える物がある様に見えました。
そして融雪の過程を撮影した写真を眺めると、水滴となった部分の中には「明らかに結晶化した雪の断片の特徴を見せる形状の存在が確認出来ました。
採取直後の牡丹雪・拡大
融雪の進んだボタン雪・拡大
「なるほどね、ボタン雪は雪の結晶の集合体なんだな!」と納得して、 今日のお遊びはお仕舞いです。