
僕が購入したドローンは中国製品で商品名は DRONE X PRO。付属する取説は表紙も含めて20ページ、A6サイズの小冊子。 その中に英文と中国文の2つの言語のページがあるのだから、 取説の記述は極めて簡略、読めば判るとは言い難い部分も多い。
しかし、この簡易な取説の一番の問題点は説明された各操作方法の重要性ないしは全体の流れ(操作手順のフローチャート)が欠如していることだろうか。
先日からのドローン飛行訓練で離陸後に空中でホバリングさせるための必要な操作がやっと判った。 その「ホバリング姿勢を保持するには4軸のプロペラがどの様に制御されるとそれが実現出来るのか?」 その事に気付くとテイクオフボタン操作で地上から飛びたたせ、 スロットルレバーで上昇させ高度を稼いだその次に何を設定する必要があるかが明確に意識出来た。 それが空中でのホバリング姿勢の保持なのです。
ホバリングが出来る状態に設定を済ませていないドローンの機体はその後の飛行制御が極めて難しい状態になります。 車の運転で例えると「ハンドルから手を離した状態での直進性が極めて悪い状態の車の運転と同じ」と言えるでしょう。
機体の高度や位置を制御する2つのジョイスティックを操作していないのに機体が特定の方向に流されて行く動きをする状態(離陸後は少なからずこの現象が生じる)では、 コントローラの左右に置かれたジョイスティックを操作して機体を「前進/後退」、「右横滑り/左横滑り」、「上昇/下降」 そして機首の「右回転/左回転」等の操作に専念する事が難しく、 意図せざる障害物(昨日の記事でのケヤキの樹)への衝突を惹き起すのでした。
考えても見て下さい。 機体から突き出した4本の腕に取り付けられた4組のプロペラ。 その回転で空気を下方に押し流して機体を浮上させています。 機体の重心、プロペラの取り付け位置精度(コンパクトに折り畳まれたプロペラ駆動軸を展開して使用します)、 プロペラの形状ばらつき、 プロペラ駆動モータの回転制御、 飛行現場に吹く風の方向。 それらの各種要因が上手くバランスして、 初めてホバリング(空中静止)出来るのですよ。
前進する場合には機首側の2組のプロペラの回転を少し弱める事で機首に対して後部が少し持ち上がった姿勢となり、 その状態でプロペラが押し出す空気は真下からやや後方への成分を含む様になって機体は前方に進みますす。
右方向への横滑りは機体の左側に並んだ前後のプロペラの回転をやや高め、 機体を右に少し方向に傾けることで、 プロペラが押し出す空気の流れは機体を右方向へ移動させる推力をを生み出すのです。

だから、 何はともあれテイクオフさせた機体がホバリング出来る様に微調整ボタンでプロペラの回転を調整する必要があるのです。 その目的に使用するのが上の写真に数字1~4を付したボタンなのです。
この微調整ボタンは1クリックする毎に1ステップ分の微調整が行われます。 例えば右に横滑りして行くのを補正しようと、 該当するボタンを押しっぱなしにしてもそれは1クリック分の補正しか加えられません。 繰り返し必要なだけクリックを行う必要があるみたいです。
もう一つ大事な情報、 ジョイスティック操作での上昇・下降は我々がイメージする方向の操作で実現出来ますが、 左右方向への横滑り、 前進・後進、 及び、 小さな補正ボタンに印された矢印の向きはどうやら機体の後部側から見た場合の動作となっています。 僕はカメラが取り付いた(2個の白色LEDが並ぶ)側が機首、 赤色のLEDが取り付いた側が機体の後部と考えるのですが、 前進・後進のジョイスティックを前に向かって倒すと予想に反して後進します。 この事に物凄い違和感を覚えつつドローンを飛ばして遊んでいます。
このジョイスティック操作と機体の動きの関連付けを何かの設定で変更出来るのか? ジョイスティックに割り当てられた左右の機能を入れ替えるモード変更は可能となっているようですが、 僕が感じている違和感を解消する方法となるのか? そこまでの動作確認は行っていません。
ここで感じている居る違和感の解消方法
記事へのLink
最後に簡易な操作の流れを記して置きます。
1. 機体の電源スイッチ On
LEDの 早い点滅 => ゆっくりした点滅
2. コントローラの電源スイッチ On
機体のLEDは 早い点滅に戻る
3. リモコン・WiFi通信回線の確立
左側のジョイスティックを一旦真上に操作
その後ジョイスティックを真下に操作
LEDの 早い点滅 => 点灯
この操作でコントローラに依るリモコン動作が開始出来る状態になった事が目視で確認出来る。
4. テイクオフ
左ジョイスティックの右隣りに置かれた
上向き矢印ボタンをクリックする。
地上1mほどまで上昇する。
5. 適度な高度をとる
スロットルレバー機能を持つ左ジョイスティックを適度に前方に押し出し機体の高度を適度に上昇させる。
この時に機体はどちらかの方向に動いて行きます。
静止していません。
6. ホバリング実現。
流れる機体が空中で静止する様に4つのボタンを適当にクリックしてホバリング状態を実現する。
7. 好きな様に機体を操作して飛ばす!
おめでとうございます、 機体はあなたの意のままに動かせる状態になりました。 \(^o^)/
しかし、この簡易な取説の一番の問題点は説明された各操作方法の重要性ないしは全体の流れ(操作手順のフローチャート)が欠如していることだろうか。
先日からのドローン飛行訓練で離陸後に空中でホバリングさせるための必要な操作がやっと判った。 その「ホバリング姿勢を保持するには4軸のプロペラがどの様に制御されるとそれが実現出来るのか?」 その事に気付くとテイクオフボタン操作で地上から飛びたたせ、 スロットルレバーで上昇させ高度を稼いだその次に何を設定する必要があるかが明確に意識出来た。 それが空中でのホバリング姿勢の保持なのです。
ホバリングが出来る状態に設定を済ませていないドローンの機体はその後の飛行制御が極めて難しい状態になります。 車の運転で例えると「ハンドルから手を離した状態での直進性が極めて悪い状態の車の運転と同じ」と言えるでしょう。
機体の高度や位置を制御する2つのジョイスティックを操作していないのに機体が特定の方向に流されて行く動きをする状態(離陸後は少なからずこの現象が生じる)では、 コントローラの左右に置かれたジョイスティックを操作して機体を「前進/後退」、「右横滑り/左横滑り」、「上昇/下降」 そして機首の「右回転/左回転」等の操作に専念する事が難しく、 意図せざる障害物(昨日の記事でのケヤキの樹)への衝突を惹き起すのでした。
考えても見て下さい。 機体から突き出した4本の腕に取り付けられた4組のプロペラ。 その回転で空気を下方に押し流して機体を浮上させています。 機体の重心、プロペラの取り付け位置精度(コンパクトに折り畳まれたプロペラ駆動軸を展開して使用します)、 プロペラの形状ばらつき、 プロペラ駆動モータの回転制御、 飛行現場に吹く風の方向。 それらの各種要因が上手くバランスして、 初めてホバリング(空中静止)出来るのですよ。
前進する場合には機首側の2組のプロペラの回転を少し弱める事で機首に対して後部が少し持ち上がった姿勢となり、 その状態でプロペラが押し出す空気は真下からやや後方への成分を含む様になって機体は前方に進みますす。
右方向への横滑りは機体の左側に並んだ前後のプロペラの回転をやや高め、 機体を右に少し方向に傾けることで、 プロペラが押し出す空気の流れは機体を右方向へ移動させる推力をを生み出すのです。

だから、 何はともあれテイクオフさせた機体がホバリング出来る様に微調整ボタンでプロペラの回転を調整する必要があるのです。 その目的に使用するのが上の写真に数字1~4を付したボタンなのです。
この微調整ボタンは1クリックする毎に1ステップ分の微調整が行われます。 例えば右に横滑りして行くのを補正しようと、 該当するボタンを押しっぱなしにしてもそれは1クリック分の補正しか加えられません。 繰り返し必要なだけクリックを行う必要があるみたいです。
もう一つ大事な情報、 ジョイスティック操作での上昇・下降は我々がイメージする方向の操作で実現出来ますが、 左右方向への横滑り、 前進・後進、 及び、 小さな補正ボタンに印された矢印の向きはどうやら機体の後部側から見た場合の動作となっています。 僕はカメラが取り付いた(2個の白色LEDが並ぶ)側が機首、 赤色のLEDが取り付いた側が機体の後部と考えるのですが、 前進・後進のジョイスティックを前に向かって倒すと予想に反して後進します。 この事に物凄い違和感を覚えつつドローンを飛ばして遊んでいます。
このジョイスティック操作と機体の動きの関連付けを何かの設定で変更出来るのか? ジョイスティックに割り当てられた左右の機能を入れ替えるモード変更は可能となっているようですが、 僕が感じている違和感を解消する方法となるのか? そこまでの動作確認は行っていません。
ここで感じている居る違和感の解消方法
記事へのLink
最後に簡易な操作の流れを記して置きます。
1. 機体の電源スイッチ On
LEDの 早い点滅 => ゆっくりした点滅
2. コントローラの電源スイッチ On
機体のLEDは 早い点滅に戻る
3. リモコン・WiFi通信回線の確立
左側のジョイスティックを一旦真上に操作
その後ジョイスティックを真下に操作
LEDの 早い点滅 => 点灯
この操作でコントローラに依るリモコン動作が開始出来る状態になった事が目視で確認出来る。
4. テイクオフ
左ジョイスティックの右隣りに置かれた
上向き矢印ボタンをクリックする。
地上1mほどまで上昇する。
5. 適度な高度をとる
スロットルレバー機能を持つ左ジョイスティックを適度に前方に押し出し機体の高度を適度に上昇させる。
この時に機体はどちらかの方向に動いて行きます。
静止していません。
6. ホバリング実現。
流れる機体が空中で静止する様に4つのボタンを適当にクリックしてホバリング状態を実現する。
7. 好きな様に機体を操作して飛ばす!
おめでとうございます、 機体はあなたの意のままに動かせる状態になりました。 \(^o^)/