ダミー試料 製作の材料

2023-12-26 10:55:03 | 雪の結晶撮影

 今日は雪の結晶撮影装置の動作確認に使用するダミー試料に関する話題です。

 2021年頃には雪の結晶撮影装置の動作確認にプラスチック片を加工して作ったダミー試料を用いていた。 当時スーパーで販売している多くの食材の容器として使われている透明プラスチックの素材を特に選択するでも無く、 硬い木材の板の上に置き、 アイスピックの先端を穴が明かない程度の強さでに押し当てると・・・左向きや右向きにカーブした微細な曲線群のを持ったダミー試料が作れてしまいました。

 

ダミー雪片の試写画像:  ポリエチレン薄板に
アイスピックを押し当てて出来る放射状曲線 (2021年Up)

 そして今年、 新らしくダミー試料を作ろうとしたのだが、 食材用の透明プラスチックトレイに対してアイスピックを押し当てましたが、 単なる小さな凹みが出来るだけで、 微細なひび割れの曲線群が出現してくれません。

 手当たり次第に家に有った透明プラスチック品を試した結果、 リサイクル目的で [プラ] PET の刻印が付いた随分以前に購入した果物容器がその目的に叶いました。 また今年購入した中国製の リサイクル関係表示が無い製品でも希望する曲線群を発生させる事が出来ました。

 

 ところで食材容器の材質ですが、 [プラ] PET の刻印が有るにも関わらず、欲しい曲線群のひび割れ模様を得る事が出来ない場合が多く、訳が判らず困っています。

 

 とにかく、 材料が簡単に入手出来ないのは困るから、 微細構造を持つかも知れない物を求めて、家の中の在庫をあれこれ試してみました。 その結果・・・ 文房具店で入手してあった、 「金属光沢の色味を見せる折り紙が使える!」と判断しました。

 

 それがどんな物か? 写真をご覧いただきましょう。

金属光沢に見えるカラー印刷物・折り紙用紙

 

ブルーとピンクの境界付近

 

 Top写真は図中の拡大エリア部分をトリミングした画像です。

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