今年の夏の梅雨の時期の様な気圧配置になり、 雨降りの日が5日以上も続く異常な気象、 ヤナバの山荘周辺の外気温は20℃を下回り、時に17. 5 ℃になった事もある。 お盆休みが終わる頃にはまた暑い夏空が戻る事を期待して我慢していたのだが・・・ 10日間ほどの中期予報を見ても8月一杯本格的な夏空になりそうも無い。 いささかウンザリして来週になったら東京に戻ろうと決めた。
今までは孫が来た時に車であちこちに連れて行ったり、 買い物などを目的にした囲碁の師匠を大町市内まで乗せて上げたりするために車室内部は通常の座席配置にしてあった。 しかし、帰宅するには積んで来た荷物を車に積み戻す必要があるので座席を倒してフラット化しなくちゃなりません。 今日の予報は一日中曇り空、 雨は降らない様なので、車室内部の変更作業を済ませました(Top写真)
その後、 意外と天気が良さそうなので登山靴を積んで白馬駅に向かって車を走らせました。 しかし八方尾根が見える辺りで様子を窺うと、 八方池までの散策に利用出来るリフト、「グラードクワッド」の上部付近から上は雲がかかり、白馬の稜線は全く見えない。 これでは八方池まで歩いても雲の中に入って美しい眺めは得られそうもないと判断、 行き先を長野市方面に変更、 道の駅中條まで行って戻って来ました。
そこまで行く途中に在る小川村、 そこには移設された木造の「長野県知事公舎」に初めて立ち寄り、 建物の内部を見物、 併設されているカフェでコーヒー飲んで山荘に戻りました。 この建物、 オリンピック道路とも呼ばれる県道36号線を走る度に気になっていたので見物出来て胸のつかえが取れた気分です。 ところで何で小川村に知事公舎を移設したか? それは小川村出身の知事さんが活躍した時代の建物だからだそうです。
建物は木造洋館風の知事公邸、 連接されている木造和風の知事私邸部分が合体した作りになっています。 中には大きな掛け時計、 長野オリンピックの時の金銀銅メダルの展示などもありました。
「中條や小川などの道の駅で休憩するのも良いけれど、 ここの併設された喫茶コーナーで一休みするのも悪く無い」そう想いました。