古タイヤ処分

2013-07-01 07:07:52 | タナカ君的日常
 家の売却話も終盤、 あっちこっちの押入れの中や、一室に積み上げてあったダンボール箱の山も片付き、いまではすべての荷物は観音開きの半坪ほどの物置スペースに納まって、最終処分を待っているのです。 その中のダンボール箱1つは先日の親戚廻りの際に車に積み込んで、 詰め込んであった、登山記念の山頂の石や旅の想い出の石くれは実家近くの空き地にバラ撒いて来ました。

 まだ粗大ゴミとして処分予定のガスコンロは残ってますし、 処分しなくちゃならない車のタイヤも1本あります。 そこで昨日は「タイヤ処分の日」と決めて車にタイヤを載せて、ディラーへと向かいました。 市の清掃センターでは引き取って貰えませんからね。

 今年入社して、多分まだ仮配属中らしい「実習生」の腕章付けた若い兄ちゃんが商談テーブルに案内してくれて、 冷たい飲み物を出してくれました。 程なく顔見知りの店長さんがやって来たので「タイヤを1本廃棄処分したいので持って来た」と来意を告げました。

 店長は「処分にはタイヤ交換したお客さんには1本数百円、 単純な廃棄の場合1本あたり千円程の処分料を頂く事になりますが・・・」と言う。 僕は当然処分費用は払うつもりで来ましたから、「じゃー、これでお釣り下さい」と5千円札を手渡したのです。 店長さんはそのお金を手にしながら整備工場部門の工場長の席近くに行って何やら話しています。

 やって来た工場長、「どんなタイヤでしょう?」と聞いて、外の車に載せてあるホイールの付いていないゴムタイヤの様子を確認してくれました。 そして最終結論「 いつもお世話になってますし、他のタイヤの処分に紛れ込ませて出しますから、 費用はいただかなくて結構です」 それを傍で聞いていた店長さん、手にした5千円札をそのまま僕に返してくれました。
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