腹八分目のすすめ

2013-03-28 07:49:05 | タナカ君的日常
きのう、夕食を食べながら見るともなく見たTV番組 ”BS世界のドキュメンタリー「絶食療法の科学」” は興味深かった。

 世界的に見て、今の様に身の回りに食べ物が満ち溢れた状態のは人類の歴史の中で異常な状態。 はるか昔から永い間、少ない食べ物で生活して来た人間、 1ヶ月以上も食べ物を口にせず厳寒の南極で玉子を温めるるペンギン達ほどでは無いが、 人間にだって何日か食事を口にしなくったって体内のブドウ糖・脂質・タンパク質をエネルギー源に変換して生命を維持していく力が備わっている」、「だからきちんとした管理下なら2週間くらい絶食しても大丈夫」と紹介されていた。

 さらにWEB上の番組紹介文にも書かれている様に、 絶食には不健康状態の改善や抗癌剤の副作用に効果を発揮する事もあるそうだ。

********* 番組紹介文 *********

 絶食の医療への応用が注目されている。ロシア、ドイツ、フランス、アメリカで科学的研究が行われ、絶食と近代的な医療を組み合わせると、高血圧やぜん息などの治療に効果があることが実証された。一方、がんの化学療法では、「絶食により副作用を抑えることができる」というマウスの実験結果をアメリカの研究者が科学雑誌に発表し、注目を集めた。“病気は薬で治す”という考え方の対極ともいえる絶食療法の最前線を追う。

 
昔から「腹八分目」の言い習わしを聞いてます。 TVで紹介されたような臨床実験を待つまでも無く、 昔っから「飽食は良く無い」 そんなことは長い間の経験で人間は知っていたんですね。

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