日本音楽ヘルパー協会 館長のひとりごと

「音楽はすべての人を前向きにしてくれます」をモットーに、出逢い・ふれ愛・睦み合いを実践するボランティア・グループです。

101歳声楽家の公開レッスン(6/30)

2008-07-02 | 音楽ヘルパー

 

本日 (6/30) 帝国ホテルで101歳の声楽家 (嘉納愛子先生)
の公開レッスンが有りました。
嘉納先生は、山田耕筰先生の最後の教え子です。

まずステージに出てこられたお姿に感動です!
杖こそついておられますが、凛として爽やかでオーラーが
でておられます♪

柔らかく、それでいて説得力のある公開レッスンが
始まりました。  《からたち》 です!

 * 言葉を大切に語るように 
 * 叙事と叙情を歌い分ける事
 * ポルタメントを付けない (節をくねらせて歌うこと)
などなど 《生き証人》 は切々と耕筰先生の想いを
語られます。そして歌って下さいます♪

この至福の時を与えて下さったのは楽友 (大阪第一合唱団) の
石河恭子さん、 半世紀近く嘉納先生に師事されており、
sopranoを水面下で支えて下さる貴重な人材です。

いつも私に「嘉納先生の後を追ってね!」と言って下さるので
一度で良いからお会いしたかったのですが (NHKテレビでは
拝見していましたが…) 夢が叶いました。

嘉納先生のようになれないとしても
 《音楽》 を共有し、伝え、後輩を育てさせて頂く 事こそ
私の使命だと、気持ちも新たにして会場をあとにしました。

写真右)幻の嘉納愛子先生と夢の実現!



101歳の声楽家と66歳の音楽ヘルパー


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1 コメント

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9/4深夜便で聞きました (内山 偉陳)
2009-09-04 16:29:31
深夜便で嘉納愛子さんの声を聞きました。102歳で現在も現役で歌っておられることに感嘆しました。神様がくれた素晴らしい運命だと思います。どうぞ元気に活躍されることを願っています。
昨日は同じNHK5:30に「赤とんぼ」の童謡歌が流れました。作詞三木露風 作曲山田耕筰です。
山田耕筰先生が茅ヶ崎に住んで居られた大正15年から昭和2年の間に東京に通う電車の中で作曲されたとのこと。奇しくも連日山田耕筰さんの情報を聞いたことになり驚いているところです。
驚いています。
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