宝生流能楽師(シテ方)の辰巳満次郎さん主宰の公演が京都の金剛能楽堂で開催され、当協会の運営委員と宮本正一先生(顧問)の7名で鑑賞させて頂きました。
先月4月5日にサモックホールで能のワークショップをして下さった辰巳大二郎さんもご出演(舞囃子「小袖曽我」)なさり、その凛々しい舞台姿に改めて惚れ惚れし感動しました。
何よりの圧巻は、能「望月」での満次郎さんの獅子の舞で幽玄かつ勇壮、歌舞伎を思わせるほどの立ち回りで観客は息をのんで見入っていました。
また花若に扮した子役の小学生さんの口上・舞・立ち居振る舞いが本当に素晴らしく、能面を付けた母親役の所作と息の合った演技に心から拍手喝采しました。
公演後ロビーに出て来られた辰巳大二郎さんを囲んで記念撮影、そしてアートディレクターの熊野寿哉さんとも彼の作品「琳派調いけばな」の前でもカメラに納まり全員QOLを上げて能楽堂を後にしました。
帰りに宮川町の歌舞練場の近くで美酒と美食に舌鼓を・・・やっぱり京都はステキでした!