家庭内映画館

ホームシアターやAV機器、映画の感想・映画にまつわる話をだらだらと書き綴っていきます。

ゴールデングローブ賞...授賞式中止

2008-01-08 18:33:23 | Weblog
【ロサンゼルス7日時事】米国でアカデミー賞に次ぐ主要映画賞と位置付けられるゴールデングローブ賞を主催するハリウッド外国人記者協会は13日に予定されていた第65回同賞発表・授賞式を中止すると7日、発表した。
 米脚本家組合のストライキが長期化する中、受賞候補の多くが加盟する米俳優組合がスト支援を狙い、式に出席しないよう求めたため。ストは収拾の見通しがたっておらず、2月24日のアカデミー賞授賞式にも影響が及ぶ可能性がある。
 中止を受け同記者協会は西部時間の13日午後6時(日本時間14日午前11時)から、華やかなセレモニーに代わり記者会見形式で各部門の受賞者を発表し、米NBCテレビが全米に中継する。

...とのことです。アカデミー賞の方はどうなってしまうのでしょうか?

「ヒルズ・ハブ・アイズ」・・・(314)

2008-01-06 02:59:50 | Weblog
「ヒルズ・ハブ・アイズ」THE HILLS HAVE EYES
監督・脚本:アレクサンドル・アジャ
製作:ウェス・クレイヴン
出演:アーロン・スタンフォード、キャスリーン・クインラン、エミリー・デ・レイヴィン、ビリー・ドラゴ、他
2006年・アメリカ・107分<劇場>

<STORY>
警官を退職したボブ・カーターが家族を連れてトレイラーで砂漠を横断中、故障により砂漠の中で立往生することに。だが核実験場に近いその荒地には、突然変異を起こした食人一家がおり、カーター達との殺し合いが始まるのだった...

久々に鮮度の良いネタです(笑)まぁアメリカでの公開からはかなり日が経ってますけど...
私をホラーの世界へ引きずり込んだ1977年製作のカルト・バイオレンス・ホラー「サランドラ」のリメイクです。
「サランドラ」を語りだすと長くなるので止めときます(笑)また時間があったらDVD借りてきて久々に観てみます。

監督が「ハイテンション」を撮ったアレクサンドル・アジャで、「ハイテンション」も文字通り”ハイテンション”な作品でしたが、今作も見事なまでにハイテンションで凄まじいです。

ストーリー的にはオリジナルの「サランドラ」とほぼ同じですが、殺人鬼一家の造形や残酷描写がかなりハードになってます。ちなみにそのせいで日本で劇場公開するまで2年くらいかかりました...一時はDVD発売まで危ぶまれてましたからね~

元々リメイクですし、上にも書いたとおりストーリーもオリジナルと大差ないので特に書くことはありません(笑)ただ、オリジナルは時代性もあると思うのですが設定がホラーな感じがする以外はバイオレンス色が強いのに比べて今作はホラー色が濃くなってますね...殺人鬼一家の設定上、どちらかというと「モンスターホラー」っぽい感じもあるのでオリジナルが好きな人にとっては賛否分かれるところかもしれません。

以前「クライモリ」という「サランドラ」のリメイク的な作品がありましたが、そういう意味では今作の印象は「クライモリ」に近いかもしれませんね。
「サランドラ」が好きな方、ホラー好きな方は是非観てください。きっと期待は裏切らないと思います。
それ以外の方は観るの止めた方が良いと思います...私でも目を背けたくなるようなシーンも多いですから...

個人的にはオリジナル版で長女を演じたディー・ウォーレスに母親役をやって欲しかったなぁ~その方が話題性もあったのにね...それにしても殺人鬼一家にビリー・ドラゴがキャスティングされてたのはちょっと浮いてて(笑)面白かったです。

「日本以外全部沈没」・・・(313)

2008-01-05 02:20:10 | Weblog
「日本以外全部沈没」日本以外全部沈没
監督:河崎実
原作:筒井康隆
出演:小橋賢児、柏原収史、松尾政寿、藤岡弘、、村野武範、土肥美緒 、黒田アーサー、寺田農、他
2006年・日本・98分<テレビ放映>

<STORY>
2011年。原因不明の大規模な天変地異によって、アメリカ大陸が一週間で海に沈んだ。世界各国が合衆国からの難民を受け入れたものの、犠牲者の数は天文学的数字に。ペピトーン合衆国大統領と政府首脳はエアフォースワンで脱出、日本の沖縄米軍基地にやってくる。しかし異常事態は終わらなかった。一週間後、中国大陸が沈没を始め、立て続けに各大陸が沈没。結局数週間で、日本以外のすべての陸地が沈没してしまう...

言わずと知れた、小松左京の「日本沈没」のパロディー...年明け一発目に観る作品で無いことは重々承知しておりますが(笑)たまたまテレビでやってましたので...
まぁ監督が日本一のバカ監督、河崎実ってことで全く期待せずコントでも見る気分で観ました。

残念ながら筒井康隆の原作は読んでないのですが、基本は「猿の惑星」と同じで価値観が逆転してしまうような話ですね。
正直言って想定の範囲内と言いますか、日本人が偉くなったらどうなるか?っていうのは発想としてはそんなに凄いものでは無いです。あくまで「日本沈没」ありきのパロディ作品と考えた方が良いんでしょうね。

ハッキリ言って別に映像化しなくてもいいと言うか(笑)おそらく原作はシニカルでブラックなスラップスティックコメディとしてよく出来てるんだと思いますが映像作品としては今作は失敗作だと思います。

「監督:河崎実」「企画:叶井俊太郎」「監修:実相寺昭雄」...まぁこの名前を見て素晴らしい作品が出てくるとは元々思ってませんけど(笑)...それにしてももうちょっとマシなものが出来なかったんでしょうかねぇ~?

2008

2008-01-04 02:03:19 | Weblog
昨年は拙ブログをご覧いただきありがとうございました。今年もよろしくお願いします。
喪中につき、新年の挨拶は控えさせていただきます。

楽しみにしていた「サランドラ」のリメイク「ヒルズ・ハブ・アイズ」ですが、なんと!1作目は5日から1週間のみの公開という恐ろしいことになってます(笑)
いや~今日チェックして良かった~...実は14日に行く予定だったんですが、14日だと「ヒルズ・ハブ・アイズ」はもちろん「ヒルズ・ハブ・アイズ2」の上映も終了していたかも知れません...ミニシアター恐るべし!