海の向こうでも１勝１敗でカージナルスの本拠地ミズーリー州セントルイスに舞台を移して、日本時間２７日、２８日にレッドソックスがワールド・シリーズ第３戦と４戦を戦った、２７日第３戦、２－２同点の７回裏途中から田沢が登板した、しかし２点タイムリー２塁打をあびレッドソックスに２点リードされた！だがレッドソックスは８回表に２点返し４－４に追いついた、９回裏最終回１アウト・ランナー１塁でワークマンを継投して守護神・上原がマウンドに上がった！・・・
不運はここから始まった、まず上原はクレイグに２塁打を打たれ１アウトからランナーを２，３塁に背負った！次のバッターの難しいセカンドゴロを２塁手が横っ飛びして好捕し、三塁走者をホームベース上で刺して２アウト！ところがその時サードベースを狙ったクレイグを刺そうとキャッチャーがサードへ送球した！それが少し逸れ、滑り込んで倒れたままでいたクレイグにサードの野手がつまづき彼もクレイグに、のしかかるように交差した！走塁妨害とのジャッジが下った！・・・
「守備妨害ではないのか！」と上原も必死に抗議したが！認められず！走塁妨害と見なされサヨナラの１点が入り！レッドソックスが４－５で敗れた！だが上原にはその失点と黒星はつかず、９回裏先頭バッターの出塁を許したワークマンが責任投手となった！“野手・走者の行為が意図的であるかどうか関係はなく！明らかに野手が走者の邪魔になった！”と説明した審判団に、上原は「何かすっきり出来ない！」とぼやく後味の悪い敗戦となった！・・・
レッドソックスの１勝２敗で迎えた昨夜２８日の第４戦をレッドソックスが４－２でカージナルスに勝って！対戦成績を２勝２敗のタイにした！この４戦も前日の第３戦と同じ驚きの結末となった！レットソックスが４－２で２点リードして向かえた９回裏、我等が誇る上原浩治がマウンドに上がった、セカンドゴロで１アウト、次打者にヒットされたが、次をセカンドフライに倒し２アウトにした！２アウト・ランナー１塁からカージナルスの中心バッター、カルロス・ベルトランを打席に迎えた！ベルトランに対して上原は３球目のセットポジションに入った！・・・
ランナーは最終回２アウトで牽制球は無いと見たか？１塁ランナーは少し出過ぎていた、すかさず上原は素早くファーストへ矢のような牽制球を投げた！代走に出ていたウォンは戻り切れずタッチアウト！あっけない試合終了だった！打席のベルトランも、セントルイス・カージナルスのファンも呆然と立ち尽くした！そんな中、ワールド・シリーズ日本人初めてのセーブを記録し！昨夜の不本意な敗戦を“１０倍返し”したかのように興奮の絶頂に達した上原は跳びはねながらチームメイトと勝利を喜んでいた！☆レッドソックスは今夜もう１試合第５戦をセントルイスで戦いボストンへ戻る！・・・
昨日、完投出来てチームを優勝に導くことが出来る本格的ピッチャーに相応（ふさわ）しい、今季球界ナンバーワン投手に贈られる“沢村賞”に、２０１１年受賞につづいて２度目、押しも押されもせぬ日本を代表する大投手に成長した東北楽天ゴールデン・イーグルスの田中将大（２４歳、駒大附属苫小牧高、２０１２年３月にクイズ・ヘキサゴンのアイドル・里田まい２９歳と結婚）が沢村賞選考委員会（平松政次、村田兆治、工藤公康ら）満場一致で選ばれた☆・・・
今シーズンのリーグ戦で樹立した田中の成績を観るていと誰も文句の付け所が無いだろう！？投手成績がなんと２４勝無敗でダントツである！奪三振数が１８３！完投勝利数が８回！防御率がなんと１．２７でトップ！投球回数が２１２イニング！登板回数が２８回！勝率がなんとなんと１．０００でトップ！またプロ野球通算、開幕連勝数が２４回！１シーズンで最高連勝数が２４回！２シーズンにまたがれは連勝数がなんと２８回となる！驚き桃の木山椒の木！・・・
１勝１敗のタイで、舞台を巨人の本拠地・東京ドームに移して、日本シリーズ第３戦が今夜６時１５分に巨人が杉内俊哉（３３歳、鹿実、三菱重工長崎、ダイエー、ソフトバンク）と、楽天が身長が１６９cmの小柄な美馬学（２７歳、茨城・藤代高、中大、東京ガス）の先発で開始される！どの様な展開になるか？今から楽しみだ！・・・なんと試合は序盤から楽天が４点を得点する一方的な展開となった！美馬の投球は回を増すにつれて冴え渡っていった！・・・
２回表、杉内が崩れ、２アウト満塁になった！藤田一也の左中間へのタイムリー２塁打で楽天が２点先制した！小生はあそこで、いっぱいいっぱいの杉内を代えるべきだと感じたが、原監督は動かず、そのまま続投させた！案の定、２アウト・ランナー２，３塁から銀次が右中間スタンドのフェンスを直撃する２塁打が飛び出して更に２点が追加され！楽天のリードが４－０となってしもうた！原監督は杉内を続投させ見殺しにした！ジョーンズとマギーを簡単に歩かして杉内の精神的傷口が広がった、ここで原監督がやっと動き杉内を降板させ小山にスイッチした！この日本シリーズ中には杉内は立ち上がれないだろうと小生は見た！・・・
６回裏、２アウト・ランナーなしから阿部のライナー性の打球が美馬の左脚を直撃した！それが美馬の悪送球を生んで阿部の２塁まで進塁を許した！どうやら美馬は足を痛めたらしい、ここで星野監督は好投の美馬を下げてレイをマウンドに送った、レイは村田をセンターフライに倒して３アウトにした！楽天が４－０で巨人をリードしたまま試合が推移していった！８回表にも、２アウト・ランナー１，２塁、この回から代わった左腕・青木高広からジョーンズがレフト前へタイムリーを放って駄目押しとなるか？楽天は大きな１点を追加し５－０となった！・・・
８回裏、あっ、先頭打者の代打・矢野の一発がレフトスタンドへ飛び込んだ！巨人が１点返して１－５となった！長野もショートへの内野安打が飛び出た、巨人の反撃が始まったか？だが６回から好投しているレイは踏ん張った、ボウカーのショートを超えるかに見えた打球を松井がファインプレーして１アウト！青木の代打・脇谷の際どいサードゴロが１塁アウトになって２アウト！阿部を空振りの三振に倒してレイはピンチを脱した！・・・
９回裏、楽天の守護神・斎藤隆がマウンドに上がった！村田がセンターフライに、CSに入って以来、絶不調の由伸がこの日三つ目の三振に倒れた、石井をレフトフライに討ち取ってゲームセット！楽天が第３戦を５－１で獲って、日本シリーズを２勝１敗でリードした！・・・
