Okanagan's Twilight Days

人生の黄昏を迎え、日々の出来事を徒然のままに綴っています(*^_^*)

我が加古川出身、堀江!大阪の頂点に立てるか!? 2011年1月30日

2011-01-30 14:17:36 | 日記・エッセイ・コラム

今日の長居は晴れているが、気温3℃、南の風2.7m/s、湿度40%と見るからに寒そうである、右太もも肉離れの原裕美子(ユニバーサルエンターテインメント)と左足甲疲労骨折の森本友(天満屋)が棄権した、12時10分にスタートしたランナーたちは、20年ぶりに今回新しく様変わりした、高低差僅か9mの平坦な高速コースで女の戦いが繰り広げられていく・・・

25キロ附近からつづく大阪城公園内の狭くて険しい23.5mもの高低差があるアップダウンが取り除かれた、これまでなら長居の周回を出ると長居公園通りを東に進み今里筋を北上していたが、今回からは左にコースを取り安孫子筋を北上して行くことになる、御堂筋の折り返しも難波道頓堀まで延長された・・・

ペースメーカーにハンガリーのカロビッチの他、これからの成長が期待され、ともに25歳と若い大正乙女・浦田佳小里(天満屋)と樋口紀子(ワコール)が先頭を5キロ17分台のペースで引っ張っていった、今回30年記念を迎える大阪国際女子マラソン大会は今年8月に開催される2011テグ世界陸上への代表選考会である、その内定基準条件2°25′59″以内で走った日本人トップが代表権を獲得する、出来れば世界陸上参加標準記録2°25′34″で走ってもらいたいものだ・・・

先頭が最初の5キロを17′01″で通過した、5~10キロは16′49″と少し上がった、10~15キロを17′07″でラップを刻んだ、三井住友の大平美樹と九電工の奥永美香がこぼれていく、レースは早々赤羽有紀子(31歳、ホクレン)、伊藤舞(26歳、大塚製薬)、堀江知佳(29歳、ユニバーサルエンターテインメント、これ長過ぎ)、木崎良子(25歳、ダイハツ)、宮内洋子・宏子ツインズ(27歳、ワコール)6人の先頭争いとなった・・・

15kmを50′56″で通過してペースメーカーの樋口がお役御免となった、先頭は大阪ビジネスパーク(OBP)に入っていく、前方に全面ガラス張りのクリスタルタワーがそびえる、19km地点の浪速橋を渡り中之島を経て浪速のメインストリート御堂筋に入る、15~20キロを17′16″でカバーした、ここでペースメイカーの浦田がお役目を外れた・・・

先頭が中間点を1°12′05″で通過していく、そして道頓堀の折り返しを1°16′47″で通過して北に向かう、先頭の6人が25km地点を1°25′44″で通過する、最後のペースメーカーのカロビッチが沿道に消えていく、20~25キロのラップが17′32″と落ち着きすぎている、25kmを過ぎて伊藤が軽くスパートして前に出る、赤羽と木崎が着くも堀江と宮内ツインズが遅れ気味になる・・・

大阪城公園に入る28キロで堀江が追いつき4人の先頭集団となる、大阪城公園から中央大通り出て行くころには宮内姉妹は後ろに置かれたままとなり次第にその姿が小さくなっていった、25~30キロを17′24″でカバーし1°43′08″で通過していった、このままでは2時間26分を切るには厳しくなった、あっ!堀江がスパート気味に先頭に出た、木崎が30キロを過ぎて徐々に遅れ始めた・・・

今年30歳を迎える堀江知佳(須磨女子高→ユニバーサルエンターテインメント)にとってテグ世界陸上の切符を狙う最後のチャンスを今回の大阪国際女子に懸けた、来年2012年7月のロンドン五輪への足がかりにもしたい、堀江は序盤から積極的に攻めの走りに徹して先頭争いの中に留まった、しかし堀江は34キロ手前から優勝を争う赤羽と伊藤のペースに着けず徐々にその差が広がって今里筋に進んでいった、以前と気温が4℃と低く寒さと向かい風との戦いとなった・・・

赤羽と伊藤が35km地点を2°00′47″で通過した、堀江が9秒遅れで通過する、先頭は今里から今川通りに入る、堀江が23秒遅れとなる、優勝争いは赤羽と伊藤のマッチレースに絞られた、安孫子に入り残り5キロを過ぎるとマラソン二度目の伊藤がスパートして前に出た、しかし39キロ手前で赤羽がスパートして伊藤の前に出た、そして赤羽は伊藤を引き離しにかかった、あと3キロでその差が5メートルに開いていく・・・

40km地点を赤羽が2°18′41″で通過したあと、伊藤が20秒遅れで通過する、これで勝負が決まった!昨年残り3キロで味わった無念のリタイアのリベンジは確実に果たせるだろう、赤羽は給水を取らずゴールを目指す、残り1キロを2°23′00″くらいで過ぎる、伊藤との差が100mと広がり優勝は確実なものとなった、苦しみに顔が歪む!あとは時間との闘いだ、なんとしても2時間26分を切ってゴールして!テグの代表権を獲得したい!・・・

目の前に長居スタジアムが迫ってきた、あと880mだ長居周回ロードに入っていく、あと『2分だ!』と沿道から激が飛ぶ、夫であり専任コーチである赤羽周平が待つスタジアムに入っていく!あと400だ、突如ブラスバウンドの演奏が鳴り響き赤羽の士気を鼓舞する!周平コーチから『シャープに行け!気合だ!気合入れていけ!』と声がかかる!・・・

バックストレートを懸命にスパートするも、あと100で無情にも2°26′06が過ぎる、だが第4コーナーを曲がったところで赤羽の顔に微笑が広がった、過去5回マラソンを走ったが、まだ優勝を味わってなかった、やれるだけのことはやりきった赤羽は2°26′29″で初めての優勝Go~~~al のテープを切った!☆☆☆・・・

今日のような気温4℃と悪天候のなかでの2°26′29″は1分のハンディをつけても良いだろうと小生は確信する、世界陸上・沢木啓祐強化委員長も言う『この今日の悪環境は代表選考に十分加味されるべきである!』と、そうなれば赤羽のテグの切符獲得は当確といって良いだろう、おめでとう☆赤羽ファミリーよ☆夫婦二人三脚で勝ちとった代表権である☆ばんざ~~~い☆ヽ(^。^)ノ

死闘を終えた伊藤舞が自己ベスト2°26′55″の2位で涙涙のゴールを果たした☆☆そして我が加古川を故郷にもつ堀江知佳が3位2°27′26″でゴールし☆次のレースにキッチリ繋がる走りを果たした、4位2°27′26″でインチェルティ(イタリア)がゴールする、優勝候補にも挙がっていた木崎良子が臀部の痛みに悩まされ2°29′35″で5位に終わった

6位2°30′36″で奥永美香(九電工)が、7位2°32′44″でビルティア(ルーマニア)がフニッシュした、8位2°36′43″でツインズの姉・宮内洋子が、9位2°36′56″でザハロワ(ロシア)が、10位2°38′31″でツインズの妹、宮内宏子がゴールして寒さとの戦いを終えてた・・・

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勝った!勝った!日本が強敵オーストラリアを破りアジアの頂点に☆ 2011年1月30日

2011-01-30 08:08:38 | 日記・エッセイ・コラム

昨夜は前半終了まで観てから寝てしまった、何回か日本はピンチを迎えていた、何とか日本ディフェンス陣が耐え川島が踏ん張りピンチをしのぎ0-0で前半を終了した、この流れではきっと日本は負けるだろうなと思いつつ寝床に就いた、小生、もう1年近くになるだろうか、最近は耳障りになってきたラジオ深夜便から卒業して、寝る時は何も聞えない静かな環境で寝るようにしている・・・

しかし寝床に就いてもアジアカップ決勝戦日本vsオーストラリアの試合が気になって、昨夜だけは後半以降試合の模様をラジオ中継を聴きながら眠りに就こうと思い、久しぶりにラジオをつけたが、何処のラジオ局も何故か中継していなかったので仕方なくラジオを消して寝た・・・

7時頃目覚めてPCを立ち上げ、起動時に画面上に出てくるYahooインサイダーのタイトルに目を通すと!☆ななな~~~んと!“日本が豪州破りアジア杯優勝”、“MVPの本田啓祐、感謝の気持ち”と出ていたではないか!☆勝った!勝った!日本が勝っていたのだ~~~!☆すっご~~い!ばんざ~~~いヽ(^。^)ノ☆ブラボー~~~

そのタイトルラインを開いてみると聞き慣れない名前のFW李忠成という日本選手が値千金☆貴重な決勝ゴールとなるノーバウンド・ボレーシュート(ボールを地面落とすことなく蹴るシュート)を放つ瞬間の写真が飛び込んできた、その写真の下には“延長後半、李忠成がゴールを決める=ドーハ、カリファ競技場(撮影:大橋純人、写真:サンケイスポーツ)”と説明スーパーが添えられていたではおまへんか!・・・

小生、このような国際戦になると凄く熱く燃えるが、恥ずかしながら国内で行なわれているJリーグにはあまり関心が無く、ほとんど観戦していない、J1リーグのサッカー中継自体もテレビではほとんど取り上げないのも理由の一つかもしれないが、国際戦に出場してよほど有名な選手でないと名前すら分からない典型的な“にわかサッカーファン”である、ガ~~ん・・・

どうやら李忠成(り・ただなり、25歳)選手は本名リ・チュンソンと呼ばれる東京・田無(たなし)生まれ日本育ちの日本国籍の在日韓国人であった、都立田無高からFC東京を経て柏レイソルに移り、現在サンフレッチェ広島に在籍し、愛称“チュン”と親しまれて活躍するチームの中心FWであった、広島東洋カープのファンである小生は、広島繋がりということで、これから李選手に注目し応援していくことにしよう・・・

そのYahooインサイダーの記事を詳しく読んでみると、後半も両チーム0-0の無得点ままで延長に入り、その延長後半4分に左サイトの長友からのロングクロスが完全フリーになるように位置取りしていた李に通った!それを李はダイレクトに捕え!渾身の気合を入れて左足で振り下ろすようにボレーシュートした!☆・・・

その放たれたボールのコースも完璧!左端のネットに吸い込まれた!Go~~~al!☆この1点がアジアカップ2年ぶり4度目の優勝を決める大きな決勝点となった!☆優勝が決まった瞬間、ザック・ジャパンは一人一人、ザッケローニ監督のもとに駆け寄り抱きついて喜びを顕(あら)わにした!☆美しい師弟愛である・・・

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