Okanagan's Twilight Days

人生の黄昏を迎え、日々の出来事を徒然のままに綴っています(*^_^*)

モニプラ五輪deブログ♪“ビニールハウスのヒーロ、松田丈志” 2008年8月13日

2008-08-13 21:02:00 | 日記・エッセイ・コラム

五輪deブログ♪ あなたのオリンピック記事大募集★

朝食後部屋にこもってカヴァレリア・ルスティカーナの合唱曲を最初から終わりまでぜぇん~~ぶ何回も何回も入念に歌いこんだ後、サクラも載せて家内と盆休みに入った次男と共に墓参り2連ちゃん(小生の実家のと次男の願いでおじいちゃんのにも廻った)に出かけた、帰りスーパーで買い物も済ませ正午に帰宅した、久しぶりにサクラは家内が花と野菜を買っている間、八幡ふぁ~みん周辺コースで散歩もしたしドライブも満喫できて満足気な様子である・・・

昼食後はまた自分の部屋に引きこもって五輪観戦と決め込んだ・・・中国のナンバーワンを脅威の粘りで破り準決勝に残ったスエマエは1セット目をリードしてマッチポイトにもっていったものの韓国のペアに逆転されて“たがが外れた様に”崩れ2セット目もあっさりストレートで負け散っていった、あの1セット目を取っていたらきっと勝っていただろうに、悔やまれる・・・

小生以前から気になっている自由型とバタフライを対等にこなす二刀流スイマーがいる、身長184cm体重83kgと外国選手の中に混じっても見劣りはしない堂々とした体格でマスクも精悍(せいかん)である、2004年のアテネ五輪400m自由型でオリンピックレビューし予選で敗退したものの日本の水泳界を引っ張っていく片鱗を見せていた、あれから4年彼は大きく成長していた、400m(3′44″99)、800m(7′50″93)、1500m(15′06″28)自由型と200mバタフライ(1′55″52)の日本記録をもっていた、今回同じ400m自由型で敗退したものの準決勝まで進んでいる、彼は自由型のほかバタフライ200mの代表としても頭角を現し出場している、彼の名前は松田丈志(24歳、ミズノ)である・・・

生まれも育ちも宮崎県延岡市で、延岡市にはスイミングスクールも少なく子供の頃から泳ぐことが好きで早くて強い競泳者を目指していた松田にとって学校のプールのほかは恵まれた水泳環境が備わっているとは言えなかった、唯一何時でも何時間でも四季を通じて思いっきり泳げる場所があった、それは地域住民が資金を募って建てた“ビニールハウスのプール”であった、少年の頃無我夢中で時間を忘れて泳いだ松田のスイマーとしての下地はここで出来た、それが松田丈志を“ビニールハウスのヒーロー”と呼ばれる由来である・・・

2003年高校を卒業して愛知県名古屋にある中京大に進学した、同時に東海スイミングクラブに入会しそこで今の久世由美子コーチ(57歳)と出遭い本格的な水泳術を学ぶこととなった、そして松田は久世コーチと二人三脚でアテネ五輪競泳の夢の舞台に立つまでに切磋琢磨(せっさたくま)していった・・・

画面はバトミントン会場から中国国家水泳センター“ウオーターキューブ”に切り替わった、昨日の準決勝を全体2位で通過していた松田が入場してきて男子200mバタフライ決勝が始まった、レースはアテネで6冠を勝ち取り今回の北京でもすでに全て世界新で4冠を達成している“水の怪物”マイケル・フェルプスが身体半分飛び出すハイレベルの闘いとなった、松田は4番手あたりでフェルプスにつかず離れずで追走した、最後の50mをターンしてフェルプスをも捉えんかの勢いでスパークしたがゴール手前ハンガリーのチェー(1′52″70)に僅かかわされたが夢の1分53秒を切る日本新1′52″97銅メダル3位でゴールした☆☆フェルプスはといえばまたもや圧倒的な強さ1′52″03と言う世界新で5冠目を達成している(・_・)すご~~

表彰式の後のインタビューで松田は『これが自分色のメダルです』と謙虚に答えていたのが印象的だった、日本の水の怪物の北島康介が一昨日の100m世界新の疲れを癒すがごとく入念にマッサージを受けている絵が映った、今や北島のあの大きなストロークでゆったり泳ぐ泳法が選手の間でも注目を浴びているらしい・・・昨日予選を全体6位で通過した(驚いたことにダーレオウエンは予選落ちしている)北島が男子200m平泳ぎ準決勝に入場してきた・・・矢張り北島は怪物だった!☆スタート後間もなく身体一つ飛び出しぐいぐい飛ばし他を寄せ付けず2′8″61のオリンピックレコード1位で明日の決勝に臨むこととなった、この今の北島の勢いではこの6月8日ジャパンオープンで塗り替えたばかりの本人の持つ世界記録2′7″51を更新する可能性が大きくなった・・・

先ほどのニュースで女子柔道70kg級の上野雅恵(29歳)が金メダルを獲得しアテネに続き2連覇したと・・・また男子フェンシング・フルーレ個人で太田雄貴(22歳、京都クラブ)が世界ランキング1位を破って銀メダルに輝いたと速報が入った・・・小生も制球が乱れながらも2―2としてきたダルビッシュを5回に継いだ成瀬が2点タイムリーを打たれ2―4とされたところまで観ていたが・・・結局そのままゲームオーバーとなり星野ジャパンは初戦を飾れなかった様である、明日の台湾戦に勝って勢いをつけたいものである・・・

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