そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

若者たちは耐久生活、耐乏テストを望んでいるのかもしれない

2023-04-12 | 民主主義
統一地方選挙の前半が終わった。維新の会の躍進と自公の安泰が報じられている。その裏には野党第一党の立憲民主の衰退と、共産党の高齢化の限界が見え始めている。
維新の会は地方政党の枠を破るかもしれないが、烏合の衆であるが基本的には保守政党である。もう少し大きくなってくれば、党の理念が目先の短期的でるために、この党は深刻な内部抗争をする可能性がある。
低投票率が毎回更新される状況にある。比較的若い候補者が浮動票を集めるのであろう。
この20年間で自公政権(一時民主党もあったが)がやってきたことは、給与の減少や、退職金の著しい削減受けている。この間天文学的な財政赤字へと増大している。格差社会が際限なく拡大する。200万円での生活を余儀なくされながら、一方で天文学的収入の人物がゾロゾロ出てきている。
政権には不祥事が絶え間ないが、何の咎めもなく自民党は政権を手ばなすことがない。もっとも私怨の暴力に斃されたが。
その国民は怒りもなく、政権与党を支持するか投票場に行かない。日本国民はどこまで窮乏になるか、耐久生活を望んいるかのようですらある。
無限に経済成長することはない。経済は止まっても良いが、疲弊や格差や反福祉があってはならない。ところが全く現状はその逆である。これを国民は選択したのである。若者は耐乏生活をしたいのかもしれない。

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