まらずもうブログ

日本まらずもう協会公式ブログ

幕内の結果(五日目)

2014-05-15 18:05:00 | 取組結果

○汚痔(5-0)

 今日も仕事が押していて遅めの帰宅。前日、呑んで沈没、という得意なはずの相撲でてこずり、かすかな不安をよぎらせたが、きっちり修正してくるのがこの人の強いところ。昨日の心配を確認すべく珍しく夕食の際にビールを晩酌する。そして風呂にも入れずにそのまま沈没。今朝はベッドでの取り組みとなりましたが、無事ガブリ寄りが決まって白星。得意手で手こずると不安になり、相撲が小さくなってしまうのが常だが、あえて不安と向き合い、見事克服。しかも負けてから反省するのではなく、負ける何歩も手前の時点でわずかな不安要因も敏感に察知し、きっちりと修正してくる。こうした日々の微調整の積み重ねが、鉄人を鉄人たらしめているのだろう。

 

○玉椿(5-0)

 朝5時に起きれば負けないと豪語する玉椿、わかっているのであれば早めに寝て睡眠時間を確保すればいいのだが、きのうはついついアニメ『中二病でも恋がしたい』全13話をまとめて見て夜更かしをしてしまう。夜中の2時までアニメを見て3時間寝ただけで目覚ましに叩き起こされるというハードスケジュールながらも、相撲にはきっちり勝って「ほらな、5時になると自然に勃起するんだよ」と眠そうな目つき。ちなみに、アニメ自体は「べつにおもしろくなかった」とのこと。だったらさっさと寝るべきだったのではないだろうか。

 

●蒼狼(0-5)

 再入幕の蒼狼は「わがとのはお立ちになられません。」となすすべなく5連敗。本人は「幕内のかべが立ったか?」と言うものの、正直なところ十両と幕内の相撲にそこまでレベルの差があるとは思えない。まずはインポの原因を突き止めないと。

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十両以下の結果(五日目)

2014-05-15 18:00:00 | 取組結果

<三段目>

●明烏(1-1)

 「そろそろ限界か?  なかなか納得のいく取り組みが出来なくなってきましたね」と勃起力の低下を実感する日々。単純に40歳という年齢のせいなのか、あるいは服装だけでなく身体までほんとうの女の子に近づいてきたせいなのか。

 

<序二段>

●茸の山(0-2)

 風薫る五月。まらずもうに最もふさわしい季節、あの玉椿でさえ5連勝というのに、茸の山のまらにはあいかわらず反応無し。むしろ「薄着の季節になってお腹が気になってきた」と予想の上をいく弱さ。

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幕内の結果(四日目)

2014-05-14 18:05:00 | 取組結果

○汚痔(4-0)

 友人の偲ぶ会に出席。たらふく食べてビールも沢山頂く。場所中なので二次会には出席せずに帰宅して風呂に入ろうと思うも、あまりの眠さと満腹加減でそうそうにベッドで寝てしまう。前日の懸念が現実化したような状況、明らかに立ち合い失敗でずるずると後退、土俵際で逆転にかけもつれた相撲、といった展開で、目が覚めると非常に難しい判定の際どい相撲に。堪らずに取り直して辛くも白星で逃れる。横綱相撲からは遠く、「負けなかっただけ」という相撲に本人も浮かぬ顔で首をひねる。「ビールをあれだけ飲んでこの戦況は残り10日以上の先行きが怪しい」と得意なはずの展開での苦戦に、ただならぬものを感じているようだ。

 

○玉椿(4-0)

 朝5時台に一瞬だけ勃起するので、そのタイミングに合わせて起きているという玉椿。「毎朝5時に起きるだけの簡単なお仕事だぜ」と4連勝に口もなめらか。「早起きしてジョギングすりゃ健康にもいいしな」と、ルーティンワーク化した単調な取り口にも疑問を持たない様子。ファンから「退屈な相撲」「ショービジネスをやっているという自覚はあるのか」などと厳しい声を浴びせられると「うるせえ、負けると理事長に怒られるんだよ」と逆切れも。

 

●蒼狼(0-4)

 初日から4連敗。こうなると一時的なスランプなのか、加齢のせいで実力そのものが低下しているのか不安になってくる。本人も「そろそろ勝てませんかねえ」と言葉少な。ひとつでも勝てれば安心できるのだが。

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十両以下の結果(四日目)

2014-05-14 18:00:00 | 取組結果

<三段目>

●播潟(0-2)

 「近所の独居老人が朝っぱらから道路で歌をうたいだして困ってるんです。ばあさんが死んだショックで認知症になったんですかねえ」と、早朝の騒音で立合いのタイミングが狂わされた形。出鼻をくじかれていきなり2連敗。

 

<序二段>

○金精山(2-0)

 好調の金精山。さわやかな5月の風のようにすっきりとした目覚めに「本日は白星でした。今日も満足のいく相撲がとれました」と納得の笑顔。

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幕内の結果(三日目)

2014-05-13 18:05:00 | 取組結果

○汚痔(3-0)

 休日の忙しさはいつものことだが、いつになく忙しい平日を過ごして夜半近くに帰宅。ベテランの域にあってもその食欲・内臓の強さはすさまじく、夕食代わりに職場でスナック菓子を貪る。このあたり、「最近スナック菓子はきつい」と抜かす玉椿とは雲泥の差。夕食もそこそこにそのままソファーで轟沈。今朝もソファーで突き出しと横綱相撲。当然の白星を見せるも、「連日の同じ決まり手で申し訳ないです」とファンに頭を下げる横綱。 「身体の疲労ではなく精神の疲労は疲れマラには結びつかずどこか弱弱しい白星。 到底横綱として納得できる白星ではありませんでした」と横綱ゆえに目指すところが高く、危なげない相撲にも不満げ。土つかずの三連勝にも関わらず厳しい表情で支度部屋へと言葉少なに引き上げた。

 

○玉椿(3-0)

 「ここ1ヶ月くらい勃起パターンを調べていたんだが、さいきんは決まって朝5時台に一瞬だけ勃起してるみたいなんだよ。ただ、この時間帯を逃すとぜんぜん勝てなくなっちまうから、生活サイクルを崩さないようにしないといかんね」と自信たっぷりな口ぶり。一瞬の勃起を逃さないようちまちま研究するというのは力士の勝ち方としてみみっちい気もするが、この形になれば負けないという必勝形があるのはたしかに心強い。あとは毎朝5時起床を続けることができるか、ひとえに本人の精神力しだい。

 

●蒼狼(0-3)

  3まけですね。かませ犬。  蒼狼

 まるで自由律俳句のような報告文。父親からモンゴルに帰国するように指示され、いつまで日本に残れるかもわからない状況。残り少ない時間でできるだけ日本の伝統文化を吸収したいという気持ちの表れか。

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幕内の結果(二日目)

2014-05-12 18:05:00 | 取組結果

○汚痔(2-0)

 休日は精力的に活動するのがこの横綱の元気の源、昨日も夜まで外出で力いっぱい体力消耗。そのお蔭かソファーでそのまま沈没、今朝は明け方に目が覚めた為取り直しもせずに綺麗に立ち合いを一度で決め、電車道の横綱相撲。狙い通りの立ち合いで寸分の隙もなし。疲れまらで凛々しい菊次郎、排尿後も暫くは土俵に立って館内を見回すかのように収まらずに今日も仁王立ち。大相撲では初日から横綱に土がついたが、こちらの横綱はどうやら絶好調のようだ。

 

○玉椿(2-0)

 健康のためにジョギングをしているという玉椿。週末に買った新品のランニングシューズで走りにでかけたものの、うかない顔で帰宅。「このシューズ、すぐに足が痛くなるんだよねえ。途中歩き歩きだったから、ぜんぜん走った気がせんよ」と渋い表情。それでも運動習慣のおかげか、相撲のほうはけさも快勝。

 

●蒼狼(0-2)

 いきなり連敗を喫してしまったが、「私はまけまけの実たべましたか? ちょうしはべつにわるいがないです」と負けを気にしている様子はない。まあ、目先の勝敗に一喜一憂しても仕方がない。もともと地力のある力士ではあるし、時期がくればそのうち勝ちだすだろう。むしろ、インタビューで言及していた『まけまけの実』のほうが気になる。そういえば発言内容が意味不明であるし、ちょっとラリっているような雰囲気もある。謎のまけまけの実、違法なドラッグでなければよいが。

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十両以下の結果(二日目)

2014-05-12 18:00:00 | 取組結果

<三段目>

●播潟(0-1)

 「相撲以前に眠れません」と限りなく不戦敗に近い黒星。「酒でも飲めば眠れるんですかねえ」と首をかしげるが、酒を睡眠薬がわりに使うのはアルコール依存症への第一歩。それだけはやめたほうがいい。

 

<序二段>

●茸の山(0-1)

 「暖かくなって、冬の間ほとんどお湯が出なかった湯沸器からお湯が出るようになった。ちなみに修理はしていない」と自嘲ぎみに苦笑い。風呂場の蛇口は機能を回復させたが、本人のまらの機能のほうは回復する兆しさえ見られない。しかし、機械ですら自然治癒力を発揮できるのだから、人間にできないはずがない。ファンは茸の山のまらから熱い液体がほとばしるのを期待しながら待っている。湯沸かし器を見習って奮起してほしいところだ。

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幕内の結果(初日)

2014-05-11 18:05:00 | 取組結果

○汚痔(1-0)

 ソファーでガブリ寄りという安定の型を持つ絶対王者、初日とあってまずは挨拶がわりと得意の型を披露。寝しなにビール(発泡酒)を頂いてから久しぶりにソファーで横になる。初日の開幕が待ちきれないのか、深夜一旦白星で目を覚ますと、すでにいきり立っている菊次郎。だがさすがににまだ起きて活動できる時間ではなく、勝っているからといってこんな時間に起きだしては横綱の恥。また少々肌寒かった事からベッドへ移動して悠然と取り直し。やはり場所がまちきれなかったか、アラームをセットした時間よりも早く目が覚めてしまうが、寝直した際の尿意を堪えたこともあり、さらに菊次郎の方は一足先に起床して仁王立ち、四方の観客にあいさつ回り。見事な横綱相撲で快調な滑り出しを見せた菊次郎、本体の方はと言えば、相変わらず平日よりも忙しい週末の予定へ慌ただしく身支度を整え土俵を後にした。

 

○玉椿(1-0)

 理事長から「最低でも優勝争いはしろ!」とプレッシャーをかけられている玉椿。「理事長の手前、やる気のあるふりくらいはしておかんと」と、きのうは一本糞親方(元横綱・雲虎)のところに出稽古にでかける。まらに見立てた竹刀を振り回して汗を流し、稽古後は中華料理屋でビール。「調子にのってビールのみすぎちまった」とは言いながら、稽古の効果がでたのか、朝はしっかり白星。「初日からいきなり負けたら、理事長に怒られちまうしねえ」と、とりあえず安心した表情。

 

●蒼狼(0-1)

 ひさしぶりの再入幕にさぞかし気合も入っているかと思いきや、モンゴルの父親から突然「日本にいてもなんにもならない。国に帰ってこい」と命令されたらしく、まらずもうに集中できない様子。けさも必勝の体勢まで持ち込みながら、「ねむいには勝てません。だれかが『立ったらおきろ』といいましたが」と、腰砕けで逆転負け。体調はいいだけに、精神的なもろさが惜しい。

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十両以下の結果(初日)

2014-05-11 18:00:00 | 取組結果

<序二段>

○金精山(1-0)

 先場所は1年ぶりに勝ち越して上昇気流に乗る金精山。初夏のさわやかな天気、気合もじゅうぶん、体調も万全、昨夜は稽古にも熱が入って、一晩中シコるという猛稽古。ここまで揃えば負けるはずがない。「黒いまらがそそり立って、我ながらほれぼれしました。これからも基本のシコを中心に稽古に精進し、今場所を乗り越えたいと思います」と力強い相撲に納得の笑顔。

 

<序ノ口>

○勢稀の里(1-0)

 勃起力なら横綱クラスの勢稀の里。けさもろくに股間を確認せずに「たぶん勝ってる」。ふてぶてしい態度は「ぜったいに負けるはずがない」という自信のあらわれ。あとはもっと土俵に上がってくれればいいのだが。

 

●若竹山(0-1)

 ひさびさの新弟子となる若竹山。先日29歳になったばかりという若さにもかかわらず「さいきん全然勝てませんよ」と頼りない。けさもおぼつかない相撲で、初土俵は黒星。協会幹部は、将来のまらずもうを背負えるような力士に育ってほしい、と期待をかけているが、相撲ぶりには不安も。

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初日協会御挨拶

2014-05-11 05:00:00 | 協会からのおしらせ

 初日にあたり、日本まらずもう協会より、謹んで御挨拶申し上げます。

 本日ここに、恒例の五月場所を開催いたしましたところ、初日早々、かくも賑々しく御来場賜り誠に有り難く、厚く御礼申し上げます。今場所各力士は、五月という最高の陽気の元、年間を通しても最高水準の相撲をお見せすべく、全力で土俵を務めてまいる所存です。今場所も少人数ではありますが、横綱は優勝を、大関は優勝争いを、幕内は三賞をそれぞれ目指し、千秋楽まで気迫のこもった、緊張感のある場所を展開いたします。なにとぞ千秋楽まで御来場のうえ、生温かいご声援賜りますよう、さらには途中参加も歓迎ですので、実際に皆様にもなんなら土俵に上がっていただけますようお願い申し上げ、御挨拶といたします。


平成26年5月11日
日本まらずもう協会理事長 大黒柱 堅太夫

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夏場所のみどころ

2014-05-10 10:00:00 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析

 鶴竜の横綱昇進で2人横綱から3横綱に拡張した大相撲に対し、家満の引退で2人横綱から1人横綱に縮小したまらずもう。平成24年7月以来の1人横綱場所となり、第一人者汚痔に重圧ののしかかる場所となった。死に場所を探しつつも無人の野を進み続ける侍・汚痔。初めは当時の横綱・雲虎に見いだされ、雲虎に引導を渡すことを目標にまらずもうの門を叩いた新弟子時代。駆け出しの序ノ口力士が横綱に引導を渡すなどと吠えたところで、周囲はイロモノ扱いしかしていなかった。しかし土俵に上がった汚痔は連戦連勝、あれよあれよという間に横綱・雲虎との番付差を縮め、なんと2年足らずで大関に昇進、当時1人横綱だった雲虎といよいよ勝負と思っていたその矢先、翌場所に雲虎は勝ち逃げするように引退してしまう。目標を失いかけた汚痔だったがその大関時代は伝説の名大関・毛呂乃の晩年とも重なっており、引退して久しい先日にも都内で地震を起こすなど規格外・恐怖の怪物力士の現役時代に真っ向から立ち向かうこと4場所。最初の2場所の成績は毛呂乃が上回るも、続く2場所は汚痔が上回り、いよいよ毛呂乃超えかというその時、今度は毛呂乃が引退、大関としての対戦成績は2勝2敗と決着つかぬまま。その後幾多の試練・逆境を跳ね返し横綱に上り詰めたのは周知の通り。対する横綱は奇しくも同期生・摩羅の川。横綱在位11場所・優勝7回と歴代最高の横綱と毎場所のように優勝を争うも、摩羅の川は史上初の連覇を達成すると家庭の事情もあり突然の引退。ここでも汚痔にリベンジのの機会は与えられず勝ち逃げされてしまう。そして後から横綱に昇進した勃起サイボーグ・家満も、先場所の全勝優勝を節目に引退。まらずもうの歴史を彩ってきた数々の力士と手合わせをし、互角の戦いを繰り広げては勝ち逃げをされ続けてきた汚痔。員数外の古参無気力大関がまだ一人いるものの横綱の心情としては「そして誰もいなくなった」といったところだろう。それでもこの男は、まらから赤い玉が出ようと、場所中に手術入院しようと、ひたすら己の道を求め土俵に上がり続ける。初めて土俵に上がってから休むことなく土俵に上がり、連続出場回数は歴代1位、通算勝利数でも前人未到の300勝を先場所達成したばかり。横綱在位は今場所で歴代1位タイの11場所を数え、優勝は5回、歴代最高の7回が現実味を帯びてきた。だが鉄人横綱・生ける伝説といえど、あとどれほど相撲に耐えられるかはわからない。常識ではすでに限界はとうに超えているだろう。それでもサイクリングで足腰を鍛え抜き、酒も控えてウェイト調整にもいそしみ、今場所も綱の務めを全うすべく、粛々と土俵に向かう。特に5月の相性はよく、入門3場所にして序二段で初めての優勝を手にしたのもこの5月、長い現役生活の中、5月の黒星はわずか2つのみ。対抗力士と競い合う、という段階から己の道の身を進む段階に入った汚痔。生ける伝説の最終章も近いかもしれない、との声も聴かれている。今場所優勝候補の筆頭だが、対抗馬が見当たらない点、モチベーションが気になるところ。

 横綱の対抗馬としてはあまりにも期待できない感のある大関・玉椿。場所前に38歳の誕生日を迎えたが、ここ半年で14勝→10勝→8勝と着実に星を落としてきており、衰えを見せつけている。しかし加齢による衰えをさすがに実感してか、このところ運動にも励んでおり、減量も順調。気候のよい5月は玉椿にとっても好調を維持しやすく、5月に限ると過去4年間は11勝、全勝優勝、11勝、12勝と玉椿らしからぬ好成績を維持している。時折狂ったように好成績を収める力士だけに、運動効果による体調管理と5月の陽気は、玉椿を横綱の対抗馬に押し上げかねない。序盤勝ちこめば波に乗る可能性もあり、まずは初日、2日目と白星を重ねることが大切。序盤で躓けば即無気力化するのは明らかだが、序盤で波に乗れば、今場所の流れは大きく変わるはず。場所が盛り上がるかはこの大関しだいだろう。

 優勝争い以上に深刻なのが三賞。今年に入ってから三賞受賞力士が一切出ていない。それもそのはず、三賞受賞対象となる関脇以下の幕内力士が皆無だったのだから。だが今場所は7場所ぶりに蒼狼が幕内復帰。「モンゴルの暴れ馬」と恐れられ、入門3場所という、大相撲の遠藤と同じペースで幕内に駆け上がったものの、さすがに30代後半ともなれば力も衰え、ここのところ十両で低迷していた。だがここへきてもう一花咲かせそうな勢いに復調。37歳を超えての高齢再入幕は、大相撲の土佐ノ海、寺尾に次ぐ歴代3位の記録。大相撲では同じくモンゴル出身の旭天鵬が37歳で初優勝したこともあり、モンゴル力士の旬はこれからかもしれない。いずれにしても久々の三賞が出るとしたら蒼狼しかありえないわけで、久々の幕内とあって苦戦予想が順当ではあるが、なんとか勝ち越してほしいところ。ベテラン力士の奮戦とあれば勝ち越しだけでも敢闘賞対象にはなりうる。過去に2度受賞経験のある敢闘賞。3度目の受賞となれば歴代1位タイとなる。長く続ければベテランにも記録のチャンスが巡ってくるのがまらずもう。ここはぜひとも狙ってほしい。

 優勝の責任を負う汚痔。興行上、優勝争いを形成する責任を負う玉椿。そして久々の三賞力士を出す責任を負う蒼狼。今場所も少数精鋭につき、場所を場所として成立させるためにも、横綱一人だけでなく各自の自覚と奮起が求められる夏場所。力士にとっては厳しい場所だが、まらずもうの灯を消さぬため、精鋭3名を中心に、全力の土俵が期待される。まらずもう夏場所はあす、初日。

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毛呂乃親方「けさの地震は自分のせい」

2014-05-05 22:00:59 | まらずもうニュース

 5月5日早朝、東京23区を震源とするM6の地震が発生し、ゴールデンウィークの都内は震度5弱の地震に襲われたが、この地震について、日本まらずもう協会は「毛呂乃親方(元大関・毛呂乃)が引き起こしたもの。当協会の関係者が多大なご迷惑をおかけした。都民のみなさまには大変申し訳なくおもっている」と謝罪する会見を行った。

 毛呂乃親方と親しい一本糞親方(元横綱・雲虎)によると、「地震直後に毛呂乃から『いまの地震は自分のせい』とLINEで相談されたと連絡があり、詳しく話をきいたところ『GW前半に抜きすぎていたが、ようやく精子がたまり、久々に勃起したらパンツがはち切れてしまい、その反動で地球を大きく揺らしてしまった。揺らしてしまったことに気づき、まずいと思って股間で地球の揺れを抑えた』とあわてたようすだった」とのこと。(→一本糞親方のブログ

  幸いなことにこの地震による被害は軽微だったものの、協会はこの事態を重視。社会にご迷惑したことをお詫びするとともに、毛呂乃親方に対しては謹慎1ヶ月の処分にすると発表した。

__________

・玉椿理事のコメント 「毛呂乃親方は反省している様子だったが、1ヶ月ほど頭を冷やしてもらうつもり。夏場所中の取組解説や、優勝決定戦の審査など、まらずもうに関する仕事は自粛してもらう。自分のやったことを落ち着いて見つめ直してほしい」

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夏場所の抱負(汚痔)

2014-05-01 10:00:00 | 力士にきく
― きょうは横綱・汚痔関にお話をうかがいます。よろしくお願いいたします。

(汚痔) 「宜しくお願い致します」


― ウインタースポーツの印象が強い横綱ですが、夏は自転車に乗って身体を鍛えているとお聞きしました。ときどき、橋本聖子や大菅小百合など、ウインタースポーツと自転車の掛け持ちをして好成績をあげる選手が出現しますが、横綱は、ウインタースポーツと自転車との相性について、どのようにお感じになっていらっしゃいますか?

(汚痔) 「自転車とスケートの使う筋肉が非常に近い部位であることはよく知られていまして、このため橋本聖子選手などは自転車ですら日本代表になれたようです。
 私程度ですと、ウィンタースポーツとか自転車とか、競技レベルでやっているわけではないのですが、寒い時期に身体を積極的に使うことによって代謝を良くし、ひいては強い朝勃ちを誘引していると思っています。 自転車も同様に脚力はすべての活動の基本ですので、別に自転車である必要性はありませんが運動を続ける事は特に若手とは言えない私には大切なことです。」


― このゴールデンウィークはどこかに自転車に乗りに行ったりはなさいましたか?

(汚痔) 「山の方に修行に行く予定です。」


― 夏がちかづくにつれてビールがおいしくなってきます。とくに運動後のビールは格別です。さいきんはどのくらい召し上がっていらっしゃいますか?

(汚痔) 「最近は体調管理から体重を絞っており、ビールに限らず酒は基本的に断っています。 そのせいもあって先場所も後半若干失速してしまいました。」


― 先場所は手術のために入院なさいました。ファンからは体調面を心配する声もありますが、調子はいかがでしょうか?

(汚痔) 「お陰様で術後の経過は良好で、まったく影響は残っていません。」


ー さいごに、ファンのみなさまに一言お願いいたします。

(汚痔) 「今場所も応援の程宜しくお願い申し上げます。」


― 横綱・汚痔関にお話をうかがいました。ありがとうございました。

(汚痔) 「ありがとうございました。」
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