○ 摩羅の川(4-1)
昨日の黒星に加え疲労も溜まっており、少し気分が沈んでいる横綱・摩羅の川。そんな本体を元気付けようと今朝も小太郎が一人で奮闘する。目覚めた時にはすでに白星が確定できる勃ち具合だったが、そこから更に前に出る相撲を披露。「2段階勃起」を繰り出し、圧倒的な強さを見せ付けての4勝目。しかし圧勝した取組にも本体・摩羅の川に笑顔は無く、「また今日・明日と2日連続して13時間労働ですよ。心身ともに余裕がないです。さすがの小太郎も、疲れ過ぎて『疲れまら』のようには勃起しない気がします」と明日・明後日の取組を心配していた。
○ 汚痔(5-0)
寝しなにビールを一本頂き、そのままベッドへ直行という必勝パターン。立合いに多少てこずるものの、制限時間が緩い経営者の特権をフルに活用してじっくりと腰を据えた重厚な相撲で白星。昨日の摩羅の川に続き勃起サイボーグ・家満までも土がつき五日目にして単独首位。先場所千秋楽まで独走しながら優勝と横綱を逃した先場所のやり直しだ。
● 玉椿(2-3)
バイト先の仮眠室での取組となる玉椿。睡眠時間が短いのを栄養で補おうと考えたのか、職場に大量のおやつを持ち込み、ドカ食いしてから土俵に上がったが、まらには反応なし。「だからさ、睡眠時間がたったの1時間じゃ勝てるわけねえよ」と工夫が結果に結びつかず、やや不機嫌そう。
○ 蒼狼(3-2)
ここのところ、情緒不安定な蒼狼だが、けさも怒りをぶつけるかのような激しいまらずもうで3勝目。「私は勝ちましたのことよりもふきげんの極まりです、いらいらしています。」と、インタビューにもろくにこたえず、スタスタと引き上げてしまう。報道陣からは「あの態度はねえよな」「ろくなコメントもなしに記事をでっちあげる身にもなってみろよ」と不満の声も。
● 家満(4-1)
休場明けも4連勝、万全に見えるも歯車のずれのようなものを訴えていた家満。本日の取り組みは…本人曰く「完全なる敗北」。珍しく目覚まし時計に起こされるように起きたのだが、まらも珍しくぴくりとも動かない。立ち合いから完全にタイミングを外してしまった模様。実に序二段以来、1年半ぶりの敗戦となった。引き揚げてきた家満は「全くいいところを見せられませんでした。この敗北はとても悔しいです。これまでの連勝のプレッシャー感じていなかったわけではないですが、敗北は敗北。言い訳のしようもありません」と潔い。圧倒的な連勝劇で花形力士に駆け上がり、84連勝のさなかは「どう負けるのか、負け方が想像つかない」と言われたが負け方もきれいな完敗、相撲の質の良さがうかがえる。「この敗北がショックとなりひきずらないよう、明日の取組を頑張るだけです」と結び、いつもと変わることなく支度部屋を後にした。
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