― きょうは、玉椿関にお話をうかがいます。よろしくお願いいたします。
(玉椿) 「あ、ども」
― ことしに入ってから絶好調の玉椿関。初=15勝、春=13勝、夏=12勝と半年で40勝。年間80勝ペースです。勝ちまくるのは気分がいいのではないですか?
(玉椿) 「そうだね。毎年、年間60勝30敗ってのを目標にしてるんだよ。ことしはのこり45戦を20勝で達成だからね。まあ気分は悪くないよね」
― 年間60勝といわず、自身2度目の年間最多勝も視野に入ってきているのでは?
(玉椿) 「わしが好調っていっても、毛呂乃関がわし以上に勝ってるからね。(編集部註:玉椿40勝、毛呂乃41勝。)あの毛呂乃関を上回るのは無理じゃないかねえ。それに今場所は苦手の名古屋場所だしね。この暑さを乗り切らないことにはお話にならないよね」
― 苦手の名古屋とおっしゃいましたが、入門後6年間の名古屋場所の通算成績が32勝58敗。とくにこの2年間は連続で3勝12敗とちょっと異常なペースで負けつづけていらっしゃいます。なぜここまで勝てないのでしょう?
(玉椿) 「わし、季節労働者だからさ。7月は夜中に仕事してんだよ。それで睡眠サイクルがぐちゃぐちゃになっちまってさ。自分の相撲以前にまらずもうブログの更新すらおぼつかないくらいだよ」
ー ことしの好調ぶりと、苦手の名古屋。最強の矛と最強の盾みたいな話ですが、実際に夜勤がはじまってまらの調子はいかがでしょう?
(玉椿) 「ぜんぜん勝てんね。先週は職場の休憩室で稽古してたんだが、2勝5敗くらいだったと思うよ」
― 場所前に調子が上がらないのはいつものこと。熟練の技で本場所にピークを持ってくるという芸も玉椿関の持ち味です。今場所も力強い相撲を期待しております。
(玉椿) 「やめてくれよ。そうやってハードルを上げんでくれよ」
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