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幕内の結果(二日目)

2011-09-12 12:00:02 | 取組結果

 

○ 雲虎(2-0)

 雲虎はけさも豪快なまらずもうを見せ、相撲内容自体は危なげなく2勝目。しかし、取組後は報道陣になにをたずねられても「今朝も教祖様が私のまらに力を与えてくださりました。昨夜の布教活動を教祖様が認めてくれ、今朝は大きな力が与えられたのかもしれません。」とあいかわらず宗教じみた発言を繰り返すばかり。記者たちのあいだでは、「さいきん横綱の奥様が夜な夜な日本刀を研いでいるらしく、横綱は嫁に斬り殺されるかも・・・というストレスで眠れなくなっているようだ」などとまことしやかに噂されており、横綱が宗教にはまったのも夫婦仲が原因なのでは・・・と、そちらのほうを危ぶむ声が聞かれていた。

 

○毛呂乃(2-0)

なかなか報告のなかった綱獲り大関・毛呂乃。夕方のニュースで大相撲を見て報告を忘れていたことに気付いたそうだ。蒼狼に続いて毛呂乃までが取組忘れ・・・。だが、実力派大関はやはりモノが違う。下半身のことなど全く意識していなかったが、そういうときにももちろん立っている。自身「自然体の白星」と語るとおり、取組を覚えていなかろうが、まらは四六時中、自然に立っているのだから問題なし。土俵を見守っていた横綱・雲虎は「優勝を意識しないだけでなく、取り組すらも意識しないその自然体はさすがです、毛呂乃様」と感服。

 

○ 摩羅の川(2-0)

 「きょうは男鹿で稽古ですよ」と未明に車を走らせる摩羅の川。男鹿に到着するとさっそく仮眠してまらを勃起させ、自らの黒光りする竿の先に糸をつけて魚を釣る、という豪快な稽古法。アジ・サバ・メバル・カワハギ・イシダイなどがたくさん釣れ、「大関昇進を祝ってくれているようです」と笑顔を見せた。稽古を終え岩手の自宅にもどったあとも、まらの勢いは収まることを知らず、いったん昼寝した後のますますそそり立ったまらを見て、堂々勝利宣言。「朝勃ちにしては遅い時間だし、黒星かとも思っていたのですが、心配することもなかったです」と笑顔の摩羅の川。「有意義な稽古でした」と一日を振り返った。

 

● 玉椿(0-2)

 玉椿は微妙な半勃ち。勝ちとも負けとも言えそうなまらに、玉椿本人がどう判定するかに注目が集まったが、「たしかに、のどから手が出るほど欲しい1勝ではあるけどさ。んでも、わしにだって大関としての意地ってもんもあるしさ。これを勝ちにするわけにはいかねえだろうよ」と、負け判定。観客席からは「それでこそ大関」と拍手も聞かれたが、報道陣からは「えらそうに大関としての意地なんて言ってもさ、陥落したら意味ねーじゃん」との厳しい声も。

 

○ 汚痔の山(2-0)

 きのうはソファーでの取組だった汚痔の山。けさはベッドでの取組となったが、環境によって戦い方を変える柔軟性を見せ、がっちり2連勝。「寝しなに排尿したので心配だったのですが、さらに最後にウーロン茶を飲んで綺麗に朝勃ちしました」と満足げに振り返った。

 

● 蒼狼(1-1)

 モンゴルの元気者、蒼狼は立ち合いに集中力を欠き、黒星。「わすれてまいました。私はどじですね~」と半笑いで花道を後にした。要するに取組忘れ。「半立ちなら負け」という潔さから評価の高い有望力士だが、この資質は反面、今日のように勝負への執念のなさ、淡白さとして現れてしまうことも。

 

● 月乃猫(0-2)

 月乃猫は原因不明の大スランプ。けさもまらはぴくりとも反応しない。「うんともすんとも。二度寝とか考える余地もない。どうしちゃったんでしょう」とあまりの無反応ぶりに笑うしかないといった表情。なお、きのう雲虎から大日本毛呂乃教への入信を勧められたものの「勝つも負けるも自分の力」ときっぱり断ったのこと。

 

● 飛埒王(0-2)

 「まだ、本場所モードではなく、まらも休業状態」と語る飛埒王。取組前にパンツを脱ぐことを忘れて、「・・・立ち会いから劣勢というより完敗」といいところなく敗れ、あげく結果報告も23時ころまで忘れていたようで、あわててメールをだすというドタバタぶり。「まぁ、これからですよ」と言うものの、記者たちは「いつになったら本気になるやら」とあきれ顔。

 

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