幕内の結果（十三日目）

■毛呂乃（12-1）

　大相撲の展開から、きょう勝てば早くも連続優勝が決まる毛呂乃、注目の十三日目。玉椿理事が取組結果を問い合わせるも音沙汰なし。一本糞親方が「毛呂乃様、報告は怠らないでください」と再三申し入れるも音沙汰なし。ここまで自身最高の28連勝、相撲そっちのけで快楽に走り、星を落とすこともなくなってきたと思われた矢先、やはり快楽に走ってしまったか。今頃報告も忘れるほどのどのような快楽にふけっているのか、これが今夜以降の日本にどんな災いをもたらすのか全く想像がつかないが、このままでは不戦敗。優勝はあす以降にお預けとなったが、それ以上に気がかりなのが横綱の行方。「連続優勝と言うのはあくまで目安であって、連続優勝でなくても昇進した例もあれば、古くは連続優勝でも昇進しなかった例もある。古来土俵を放棄した力士が場所後横綱に推挙された例はない」というのが理事長の談話。審判部の判断は千秋楽後、あくまで個人的な談話ではあるが、きょうの失踪が横綱昇進に影響を及ぼしかねない情勢だ。

 

○玉椿（10-3）

　先場所の肉離れもほぼ回復して、さいきんは1日おきくらいで5kmのジョギングをしているという玉椿だが、「んー、絶好調ってわけでもなくてさ。スピードをあげると肉離れをやったところにまだすこし違和感があるんだよねえ。べつに走れないわけじゃないんだけど、また切ったらどうしようと思うと、こわくてスピードが出せない感じ？」とのこと。まあ、ゆっくりでも身体を動かしておけば、血行が促進されて勃起につながる。年寄りくさい言い方だが、あせらずにのんびりした運動をつづけるしかない。

 

●蒼狼（5-8）

　「むすこがごめんなさいといっております」と、うなだれるむすこ。しかしむすこはやればできる子。むしろ、むすこの力を発揮させてやれない本体のほうが、むすこに謝るべきではなかろうか。