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家満が大関に昇進いたしました。

2012-11-28 10:00:00 | 協会からのおしらせ


 まらずもう初場所の番付編成会議が行われ、関脇・家満の大関昇進が正式に決定。伝達式が行われました。以下は、伝達式の模様です。

__________

 

(使者) 「本日、番付編成会議におきまして、関脇・家満が満場一致で大関に推挙されましたこと、お伝えいたします。」

(家満) 「謹んでお受けいたします。マラという刀を持った武士(もののふ)ということを忘れず、心技体の充実を心がけ精進して参ります。本日はありがとうございました。」

(使者) 「おめでとうございます。」

 __________

 以下は、伝達式直後の喜びの声です。

 

- 殊勲賞・技能賞を手みやげに、大関昇進を果たされた家満関にお話をうかがいます。まずは昇進を決められた率直なお気持ちをお聞かせください。

(家満) 「とても嬉しいです。夢を見ている気分ですね」


- 今場所の家満関は、身体能力を生かした力押しだけでなく、さまざまな工夫が見られ、相撲内容に幅や奥行きがでてきたように見受けられました。場所中はどのようなことを考えて土俵に上がっていらっしゃいましたか?

(家満) 「自分には何か足りない、そんな気持ちから今場所は創意工夫をすることにしました。自分の持ち味を殺さずに、かつファンも喜ぶ相撲を取るにはどうすればよいか、その末の今場所です。」


- そんな相撲ぶりに円熟味がでてきたことを評価されての技能賞。来場所は大関昇進ということで最後のチャンス(注:大関以上は三賞の選考対象から外れます)で獲得できたわけですが、この技能賞という賞についての感想をお聞かせください。

(家満) 「今まで技能賞をとったことがなく、今場所はなんとしてもとりたい!その一心でした。それが今場所の相撲の表れです。結果を見せるだけではない、経過も見せることがまら相撲なのではないか、そんな風に思った次第です」


- 入門から先場所までの2年間でわずか2敗だった家満関。今場所は1場所だけで2敗を喫しています。協会幹部からは「いい負け方をしている」「まらずもうがわかってきた」と高評価なのですが、ファンのあいだからは「精密機械に狂いが生じた」と不安がる声があるのも事実。この2敗について、ご本人としてはどのようにお考えでしょうか?

(家満) 「この2敗は決して後ろ向きの2敗ではなく、次につながる2敗です。負けは恐ろしさではなく、勝利への布石なんですよね。また負けてしまっても、それでその取り組みを見ていた人を楽しませることができれば最高なのではないかと思っています。ただ負けではなく勝ちで魅せていきたいのは確か。来場所も頑張ります」


- 今場所は、卵の積極的な利用が印象的でした。卵にはさまざまな食べかたがありますか、どのような調理法がお気に入りでしたか?

(家満) 「やはりゆで卵で丸ごと一気ですね。金玉を連想させるあの形が精をむさぼっている感じがしてたまりません。毎日2個食べていたのも金玉が2個あるからです」


- いよいよ大関です。家満関が目標とする大関像はどのようなものでしょう?

(家満) 「私の中で角界の大関といえば魁皇関です。表情の優しい感じで力強い感じが理想です。私も優しくも強い、そんな大関になりたいですね」

 

- 恋人がいらっしゃるとのことですが、これまでの力士生活を支えてくれた彼女に、どのように大関昇進の喜びを伝えますか?

(家満) 「今場所中にも何度も助けられてますからね。卵を食べてつけた精力で喜びを表していきたいと思います。」


- さいごに、ファンのみなさまに一言お願いいたします。

(家満) 「来場所はさらに心技体を磨いて、魅せる相撲を取りたいと思います。よろしくお願いします。」


- 家満関にお話をうかがいました。ありがとうございました。

(家満) 「ありがとうございました。次も頑張ります。」

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