まらずもうブログ

日本まらずもう協会公式ブログ

新大関毛呂乃・主役なき伝達式

2011-01-26 20:17:19 | まらずもうニュース

本日、番付編成会議で毛呂乃の大関昇進が決定。通例なら昇進決定とともに協会から使者が向かい、新大関が口上を述べる。雲虎も、玉椿も通ってきた道だ。今回毛呂乃の口からはどのような言葉が語られるのか。だが、それ以上に注目されていたのは毛呂乃自身の行方だった。十四日目、優勝を決めた一番で最愛のダッチハズバンド、ダニー浜田を失った毛呂乃の精神的ショックは大きく、千秋楽の一番を取り終えると放浪の旅に出たまま。はたして毛呂乃は、千秋楽以来初めて公の場にそのまらを現すのか。
伝達式が行われる部屋には横綱・雲虎の姿も。優勝を争った横綱自らが祝福に駆け付けるという異例の事態に報道陣も雲虎を取り囲む。

(雲虎の談話)
毛呂乃関、大関昇進おめでとうございます。
数々の苦難を乗り越えて手にした大関の地位、毛呂乃関はその地位に恥じないまらを持っています。
これまで注力してきた“魅せるまらずもう”にさらなる磨きをかけ、まらずもうの発展に貢献して下さることを期待しております。

いよいよ伝達式。だが使者が到着しても毛呂乃の姿はまら1本見られない。やはりダニーを失った悲しみから立ち直れていないのか…。関係者が必死に捜索するも、毛呂乃は発見できず。こんなとき、やはり頼れるのは戦友・雲虎。最後まで居場所は明かしてくれなかったが、毛呂乃を捜し出し、1対1で説得。だが結局毛呂乃はそんな雲虎に対しても


「キミにつけられた傷が癒えてないよ」

と答えただけ、結局部屋に戻ろうとはしなかった。説得に失敗した雲虎は沈痛な面持ち。

「毛呂山地方の方言で、肛門のことをキミと言うらしいな。
ダニー浜田につけられた肛門の傷。
その傷が癒えるということはダニー浜田と過ごした日々の記録が身体から消えてしまうということ。
それは悲しすぎる。
そんな思いが傷の回復を遅らせているんだろうな」

とコメントし、しばらくはそっと見守ってやるようにと報道陣に要請。
協会もひとまず伝達式を延期すると発表した。
毛呂乃のまらが、再び元気な姿を見せてくれる日はいつの日か。
一刻も早くその日が訪れることを願いつつ、今は静かに、生温かく見守るよりほかない。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 新大関のおしらせ | トップ | 新十両インタビュー(汚痔の山) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

まらずもうニュース」カテゴリの最新記事