幕内の結果（十二日目）

○毛呂乃（12-0）

　首位を並走していた玉椿に、「いつのまに１０勝もしてんの！」と怒りをあらわにした毛呂乃は予想通り妨害工作。先日乳首を血まみれにしたものの懸命に黒星を拒否した玉椿に、もう2度目の妨害工作では容赦しない。玉椿に対し「最悪の目覚め」と呪詛すると、ここまで白星を重ねてきた玉椿のまらが、どんなに粘っても立ち上がれず、無念のテンカウントKO。自分に不可能なことなどない、「気持ちはルイ14世」と専制を極めたフランスの太陽王のごとき万能感にひたる。太い陽物をもつ毛呂乃こそ、まさに太陽王といったところ。玉椿をあっさりと屠ると、並走していたライバルについて「オナカス、いたが食った」。玉椿を「オナカス」よばわり。自慰のオカズとしてはカス同然ということか。「奴にはもう性欲がない」と不敵な笑みを見せる。先場所の蒼狼のように、終盤大失速してしまうのか玉椿。そんな毛呂乃、自身の相撲ではたくさんのダッチをEXILE的に並べ、多人数プレイ。ダッチと激しく舌を絡め、「舌とは・・・」とうっとり一言。毛呂乃の責めにあえなく昇天してしまった相手に「もう、・・・イってないのですが！」と不満をぶつけ、次の相手へチェンジ。次のダッチ相手には歯医者のさんプレイ。アナルにマラを差し込んで患者を固定（あの椅子が不要）、さらに、まらをピクピクさせて前立腺を刺激し、その刺激で口を開けさせる。最後はイカせて失神させ、口から泡を吹かせればうがいが不要・・・といった恐ろしい内容で、玉椿を振り落とした後は独走態勢。いよいよ4連覇がみえてきた。

 

●玉椿（11-1）

　目を覚ますと、まらを確認するまえに負けを悟ったのか「……ああ」と天井を仰ぐ。しばらく布団のなかで動けないでいたが、気持ちを落ち着けると「負けだね。悔しいね」とぽつり。めずらしく負けたことを悔しがった。ここまで11連勝と絶好調だったが、毛呂乃と肩を並べて優勝争いをしようとする態度が、毛呂乃の逆鱗に触れてしまったのだろう。「わし、毎朝起きると勝っても負けても小便をするんだが、けさは小便もでないよ。毛呂乃の激しい怒りがつたわってくるね」と淡々と語り、「まあ、きょうはジムに行くの休むよ。毛呂乃が怒ってるからね。ジムのマシンが凶器になったらかなわんよ」

 

○蒼狼（5-7）

　「黒にんにくに元気をもらいました」と、困ったときの黒にんにくでようやく連敗脱出。いざというときに切り札があるのは強い。まだあとがない状態はつづくが、ひとつひとつ白星を重ねていくしかない。