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九州場所の抱負(金精山)

2014-10-29 07:39:30 | 力士にきく

 

― 今場所はとうとう幕下に昇進、いま最も勢いのある金精山さんにお話をうかがいます。よろしくお願いいたします。

(金精山) 「こちらこそよろしくお願いします」

 

― もうすぐ本場所ですが、まらの調子はいかがでしょうか?

(金精山) 「まらの調子は大体いいですね。しこのやりすぎで真っ黒ですし、調子のいい日には見事なたちっぷりです」

 

― 昨年は大スランプに陥り、身体を壊したのではないかと心配されていましたが、ことしは逆に鬼のように勝ちまくっていらっしゃいます。(=25年5月~26年1月は5場所連続負け越しで通算成績が9勝16敗10休。26年3月~26年9月の4場所では優勝1回を含み通算23勝5敗) スランプから立ち直ったきっかけ、好調の理由などがあれば、お聞かせください。

(金精山) 「しこ10時間というのは前と変わらないですが、生活が規則的になったからでしょう。夜勤もなくなりましたし。まらのためには規則的な生活が一番のようですね。でもしこは自分が好きなので続けていきます。毎日できないので、よけいにやりためたいですね」

 

― 金精山さんは熱烈な毛呂乃ファンとして知られており、まるでイチローと川崎宗則の関係みたいだとも言われております。先場所はあこがれの毛呂乃関の相撲をまぢかに見たわけですが、ひさびさに見た毛呂乃関の相撲の印象はいかがでしたか。

(金精山) 「毛呂乃関がおられたから、自分もまらずもうに入門したわけですが、やはり毛呂乃関の相撲はけた違いですね。見る者を恍惚とさせるというか…。まじかで毛呂乃関の白い雨を浴びて感動しました!あ、でもイチローとムネリンの関係ってことは、ちょっとストーカーですね(苦笑) ムネリンじゃないですけど、毛呂乃関と自分がまらを持って生まれてきたことが一番うれしいことですかね」

 

― あこがれの毛呂乃関を100として、ご自分の相撲を数値化すると、いくつくらいだと感じていらっしゃいますか?

(金精山) 「0.1くらいです。まだまだあの域には達していません。というより、歩くまらにならないといけないかと思うと、年齢的にも無理なのではないか…と焦ります。だからこそ余計に毛呂乃関に憧れるのだと思います。毛呂乃関になれたら、絶倫の名をほしいままにできるのではないかと妄想しますね(笑)」

 

― いよいよ幕下です。ここを通過して十両にあがれば、いよいよ15日連続で土俵に上がることになります。今後土俵にあがるにあたって、十両の地位というのはどの程度意識なさいますか?

(金精山) 「好不調の波が激しいので今のままでは十両では通用しないと思います。更にしこを重ね、精進する必要があると思っています」

 

― さいごに、今場所の抱負をお聞かせください。

(金精山) 「白星を一つでも増やすことです。あとは快心の取り組みの後にファンの皆様に白い雨を浴びせることです」

 

― 金精山さんにお話をうかがいました。ありがとうございました。

(金精山) 「どうもありがとうございます」

__________

 自分の実力は毛呂乃の0.1%くらいだという金精山さん。一見控えめなコメントに見えますが、毛呂乃の1/1000といえば、人間基準でいえばものすごい破壊力。言葉の端々からも「毛呂乃の後継者は自分だ」という強烈な自信を感じました。これからのまらずもうを背負う人材になりそうな予感がします。

 

 

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