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幕内の結果(千秋楽)

2013-01-27 12:30:34 | 取組結果

 ○汚痔(15-0)

 史上初の連覇に向け、菊次郎と白星をきれいに積み上げてきた千秋楽。全勝のかかる一番でも平常心、普段どおりコーヒーを頂いて夜更かしから土俵入り。二週間激戦を伴に戦った菊次郎に労いの言葉を掛けながら最後の戦いに臨む。細君に寄り添って暖を取ったのが良かったのか、朝には菊次郎もゆったりと、しかししっかりと勃つ。これで2場所連続の全勝を達成、優勝争い3者の中で全勝報告一番乗り。残り2人の報告を待ちながら、「今日の取り組み次第では決定戦になる訳ですが、小生は法事の為一旦外出を致します。満場のお客様、今場所も沢山のご声援ありがとうございました」と観客に深々と一礼、いつもと同じように花道を引き揚げていった。決定戦となると日程的に分が悪いはずだがこの平常心、さすがは横綱と思わせる千秋楽だった。

 

○摩羅の川(15-0)

 全勝で千秋楽に挑む摩羅の川。昨夜はイカ飯とタコの刺身でタウリン補給。更に兄弟子・玉椿関の験かつぎを真似て、寝る前に太く立派に反ったバナナを食べる。就寝時の寒さ対策には、いつもより1枚多く着込んで湯タンポまで用意。準備万端で布団の中へと入った。今朝の目覚めは通常通り7時少し前。栄養が十分に回り体調万全の小太郎は、気付いたときには既にガチガチに硬化しており、それを確認した摩羅の川は間髪入れずに起床して15戦全勝を決めた。起床後は緑茶を飲んで落ち着いた後、トースト1枚と、まらに似た形で縁起が良いとされるソーセージ、インスタントのタマゴスープという軽めの朝飯を食す。朝食後の排便は絶好調だったようで、トイレから出てきた摩羅の川はスッキリとした表情。その後、嫁の出勤を見送ると洗い物、洗濯物干し、簡単な掃除を終わらせ、「あとは決定戦に向けて寝るだけ」の体勢を作るため着々と準備を進めていた。

 

●玉椿(7-8)

 今場所の玉椿はまらの状態が不安定。「夜中目が覚めたときは勝っていたんだが、さすがに3時台に勝ち名乗りをあげるわけにもいかんしなあ。寝なおしたら負けるような気はしたんだが・・・」と苦渋の判断で寝直す。朝7時ころ目が覚めたときには、すっかりまらはしぼみきっていた。「まあ、卑怯なことをしなかったという点だけは自分をほめてやってもいね」と強がるものの、やはり悔しそう。今日負けて負け越しが決定。場所前には『年6場所すべて勝ち越す』という目標を掲げていたが、はやくも失敗。春場所はカド番で迎えることとなった。

 

○家満(15-0)

 新大関の場所、全勝のまま迎えた千秋楽。前日は千秋楽を控えて、栄養バランスを考えた献立を。そして睡眠もたっぷりと万全の態勢で最後の大一番に向かう。その甲斐あってか、「私の伝家の宝刀は衰えることを知らず、朝立ちはこれまでにない最高の反り具合であった。持続力も満点で満足。」と堂々の勝利報告。雲虎のもつ、新大関初日からの連勝記録14を更新し15日間きれいに白星を並べ挙げた。いよいよ優勝決定戦へ。「決定戦に備えて、本日を過ごします」と気を緩めることなく支度部屋へ引き上げていった。戦いはまだ終わらない。

 

○池男王子(7-8)

 本来の勢いを取り戻した王子に怖いものはない。酒を飲んでマンキツで寝るという悪条件をものともせず、元気いっぱいの快勝。「女子と一緒だったから」と説明するが、もともとの実力があればこそ。ファンからは「復調がもうすこし早ければ」と惜しむ声もあるが、7勝8敗となんとか帳尻はあわせたか。

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