まらずもうオープン戦：10日目（4月17日）

●小摩羅親方（7－3）

昨日までの小太郎の勢いとは一転、本日の小太郎は元気が無い。少し勃ったかと思うと直ぐに萎える。また少しすると微妙に勃つが、また萎えるの繰り返しで戦況は一進一退。
本体の摩羅の川には仕事もあり、あまり長時間粘る訳にもいかず、中途半端な小太郎の状態のまま意を決して起床。
「微妙な感じだけど、まぁ、黒星かな」と負けを認めてオープン戦3敗目。「また明日から気持ちを切り替えて頑張ります」と、言葉少なめに仕度部屋へと引き上げていった。

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●玉椿（3－7）

　所得制限つき30万円給付から国民一律10万円給付に政府の方針が変更になったことをうけて、「わし、4月の収入がたぶん2万円くらいだから、30万円もらえる側だったんだよ。なんとなく損した気分になるよね。いや、冷静に考えたら損してるわけじゃないんだろうけどさ」とちょっと残念そう。まらもがっかりしているのか、元気のない目覚めで7敗目。10万円の使い道をきかれると「10万円ねえ。6月に税金とか払ったらぜんぶなくなるよ」と苦笑い。

 

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―　今週絶好調だった小摩羅親方に土がつきました。

（玉椿）　「あー、制限時間に追われてタイミングが合わせられなかったんだね。引退して間が空いちゃうと、このあたりの勝負勘がにぶるんだね」

ー　でも、仕事があると自分のタイミングで起きるのは難しいんじゃないですか？　勝負勘でどうにかなるんですか？

（玉椿）　「んー、おもいきって起床を2時間くらい早めるとか、勃起から逆算して就寝時間を決めるとか、なにかやりようはあるよ。絶好調の力士だと夢の内容をコントロールして立合いのタイミングを操作したりもするしね」

ー　ええっ、そんなことできるんですか？

（玉椿）　「ゾーンに入った状態だとそういう工夫がおもしろいくらいに決まるんだけど、いちど調子が合わなくなると、もうまったく合わなくなる。まらずもうはつくづくメンタルが大事な競技だよ」

ー　なるほど、ではあすあさの小摩羅親方の相撲に注目ですね・

（玉椿）　「大事な相撲になるね」

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