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結果報告の方法について(令和四年夏場所改訂版)

2022-04-30 10:00:00 | ルールについて

 結果報告の方法について載せておきます。念のためご確認ください。


__________

<基本ルール>

 書式などが厳密に決まっているわけではありませんが、

(1)しこ名(だれの報告か)

(2)日付(何日目か、あるいはカレンダー上の日付)

(3)勝敗(勝ったか負けたか)

(4)簡単なコメント

の四点をはっきりわかるように書いてください。また、以下の四点についてもお気をつけください。

(5)締め切り 取組日から1週間以内

(6)取組日 十両以上は毎日、幕下以下は場所中7回

(7)報告方法 メールが原則。相談されればSNSなどで対応するかも

(8)休場届 出場が無理なのがあらかじめわかっている場合は、休場届を出してもらえるとありがたいです。

 __________

<補足>

(1)しこ名

 もしも、しこ名の記入が抜けていても、メールアドレスから報告者の判断がつく場合は、記録はつけられます。ただ、いつもと違うメールアドレスから届いたときに「こいつだれだよ?」となることがあるので、しこ名の記入を習慣づけてもらえると助かります。

 

(2)日付

 初心者のかたが間違いやすいところです。「カレンダー上の日付」と「何日目」かは一対一で紐づけされています。たとえば、令和四年五月場所なら、

  初日=5月8日
  二日目=5月9日
  三日目=5月10日
  四日目=5月11日……

という感じです。幕下以下の方は十五日間のうち七日間しか土俵に上がらないわけですが、土俵に上がらない日も「何日目」というのはカウントされます。上記の例でいえば、5月11日の報告はその場所何回目の取組であろうと、ぜんぶ四日目ということになります。

 むかし、土俵に上がった日だけをカウントして「何日目」と報告してきた人がいましたが、そうではありません。星取表が「や○や●や○……」となっていた場合、「や」の日もカウントされるので、負けた日は二日目ではなく四日目です。「何日目」という形式で報告してもらうのが理想ではありますが、もし自信がなければ「カレンダー上の日付」で報告してもかまいません。

 

(3)勝敗

 原則としては「寝床からでて一日の活動を開始するとき」のまらの状態を報告していただきます。ですから、「目が覚めた時には大きかったんだけど、なかなか布団から出られないでいるうちにしぼんでしまった」というのは「負け」として報告してください。ぎゃくに「未明にトイレや水分補給などのためにいちど起きたあと、いちど寝なおして、もういちど起きたら大きかった」や「うつらうつらして浅い眠りのまま朝を迎え、布団からでる直前、大きい状態で布団からでた」などは「勝ち」と報告してください。

 微妙なところとしては、「一度目に起きたときに負けていたので、そのまま二度寝して勝負をかける」や「目が覚めたときに小さかったので、布団のなかで大きくなるのを待って、大きくなったタイミングを見計らって布団からでる」などは本来は好ましくないのですが、「トイレに起きた」「うつらうつらして眠りが浅かった」などと明確な線引きをするのがむずかしいため、グレーゾーンでぎりぎりセーフということになっています。ただ、こういう取り口は「まらずもうブログ」の記事などで卑怯者扱いを受けることもあります。(あまりに頻発して目にあまる場合は、将来的にルール改訂があるかもしれません。)このへん、あいまいな規定のために判断がむずかしい部分もありますが、まらずもう精神にのっとって、正々堂々と判断していただければと思います。


 なお、むかし「微妙な相撲内容で、勝ち負けの判断がつかない。そちらで判定してくれ」と言われたことがあります。自分で勝ち負けの判定を下すのがまらずもうの基本です。こっちに判定を丸投げされた場合、よほどのことがなければ「負け」としています。(運営側のフリーハンドになる部分も残しておきたいので、絶対に「負け」と決めているわけではありませんが、「勝ち負けすら決められないのかよ」と心証はだいぶ悪いです)

 

(4)コメント

 コメントがないと記事が書けません。書くことが思いつかなかったら、朝食のメニューでも、朝のニュースの占いコーナーの結果でもなんでもいいので、とにかくコメントをつけてください。

 

(5)締め切り

 いちおう締め切りは1週間以内となっていますが、できるだけ毎日こまめに報告いただいたほうがありがたいです。というか、翌日以降に報告されたものについては、星取表だけつけてブログに記事をアップしない可能性が高くなります。1通のメールで複数日分をまとめて報告することもルール上は可能ですが、その場合、記事にするのはいちばんおもしろかった一日分だけ、ということが多いです。


 また、優勝・三賞などの表彰者については1週間よりも短い締め切りが設定されています。たとえば、三賞については千秋楽までの報告分で、横綱・大関・十両昇進については千秋楽から二日以内(千秋楽直後の火曜日まで)の報告分だけで判定します。(優勝者については複雑なルールがあるので、省略します) それより遅れて報告が届いた分については選考上無視されます。かりに遅れて報告した部分をプラスしたら優勝ラインや昇進ラインに到達する場合でも、さいしょの判定は覆りません。

 

(6)取組日

 十両以上の場合、場所中十五日間毎日報告いただきます。

 幕下以下の場合、十五日間のうち七日だけ報告していただくことになります。報告する日は初日から七日連続でもいいですし、飛び飛びでもかまいません。自分の都合のいい日を自由に選んで報告してください。ただし、報告できるのは1日に1取組だけです。昼寝をしたからといって1日2勝とかにはなりません。
 
 むかし、うっかり八番目を報告してきた序ノ口力士がいました。大相撲には八番相撲というルールもあることはありますが、まらずもうでは採用していません。さいしょから七番目までを星取表につけ、八番目の相撲については参考記録としてブログに記事をのせるという対応をとります。いいとこどりではなく、さいごの八番目を切り捨てます。お気をつけください。


(7)報告方法

 基本的にはメールでの報告をお願いしています。どうしてもメールが嫌な場合、ご相談いただければSNS等で対応できるかもしれません。

 メールで報告を受信したあと、こちらから「受け取りました」との返信メールはしません。ブログの星取表に結果が追加されていれば「メールが届いているんだな」と思ってください。もし、報告から数日たっても結果が星取表に追加されていない場合はご連絡ください。

 

(8)休場届

 休場または不戦敗扱いになるパターンは以下の通りです。

・休場届が提出されてる場合

・(十両以上)締め切り日までに報告がない場合

・(幕下以下)締め切り日を過ぎていない日数では皆勤が不可能になった場合

 不戦敗扱いなのか休場扱いなのかは審判部で判断します。「不戦敗です」と届けた場合でも「休場」と記録することもありますし、「休場します」という連絡で「不戦敗」と記録することもあります。判断基準は公開しません。

 


― 休場届についての記述が追加されたんですね。

(玉椿) 「出してもらえると、場合によっては救済措置があるかもしれんし、ないかもしれん」

― なんですか、それ?

(玉椿) 「むかし大相撲に公傷制度ってのがあったんだ。大相撲では廃止されちまったけど、まらずもうではそれが残ってる。公傷として認められる条件はきつめだけど、休場届が出てると認定されやすくなる」

― へえ。

(玉椿) 「あらかじめ休むって連絡があるほうがこっちも手間が省けるので、できれば連絡してほしいね」

 

― 休場と不戦敗ってのはなにが違うんですか?

(玉椿) 「1敗って記録されても、1休って記録されても、番付編成上の扱いは変わらんよ。ただの気持ちの問題だ」

― 連勝とか連敗とかの記録はどうなるんですか?

(玉椿) 「休場になった時点で連続記録はぜんぶ途切れるね」

― 不戦敗の場合は?

(玉椿) 「連続出場記録は途切れるね。連敗記録は……どうだっけ?」

― はっきりしてくださいよ。

(玉椿) 「いちおう連敗記録は継続ってことになるだろうけど、審判部のほうで不戦敗じゃなくて休場って記録すると思うわ」

― 連敗記録がかかってるから不戦敗にしてくれって報告があっても休場にするんですか?

(玉椿) 「もともと不戦敗届ってのは認めてない。不戦敗にしますって報告されたら、いったん休場届として受理して、こっちのほうで不戦敗か休場かを総合的に判断するよ」

― 先場所の千秋楽の琴金舟さんは「不戦敗」って報告してきましたよ。あれはどうなんですか?

(玉椿) 「だからあれはただの休場届だ。休場届をうけて審判部で不戦敗って判断した、って扱いになってる」

― ものの言い方が官僚的ですね。

(玉椿) 「ルールの運用は官僚的・機械的にやったほうがいいんだよ。まらずもうなんて実生活の利害が関わってないんだし、へたに情実を入れちゃうとかえっておもしろさが損なわれると思うぜ」

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